建築主のための省エネ基準その2
設計している住宅が省エネ基準に適合しているか否かの判定は、一次エネルギー消費量計算結果で判定します。
設計一次エネルギー消費量の合計が、基準一次エネルギー消費量の合計より大きければ、判定結果が未達成となり、省エネ基準に適合していないことになります。
不適合の場合は、建築主のための省エネ基準その1で示した評価結果の概要に省エネ性能確保のための措置を記入します。記入した措置を講じれば、判定結果が達成となり、省エネ基準に適合するというわけですね。
具体的な措置を講じた後の、省エネ基準に適合している一次エネルギー消費量計算結果も当然必要になりますね。下の例では、照明仕様を「設置しない」から「すべての機器においてLEDを使用している」に変更しています。
設計一次エネルギー消費量の合計が、基準一次エネルギー消費量の合計より小さくなり、判定結果が達成になっていることが確認できます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?