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人生長く感じるのは

こんにちは。
夏という時期は暑さに耐えられませんね。私は冬派です。服装的にも冬の方が好きです。

塾では夏期講習が行われており、私のアルバイト先の塾では講習会の期間は講師の挨拶が行われます。
毎日誰がどの時間に挨拶するか、今日は誰がやらなくていい日なのかなど話しています。私はおそらく塾では1,2を競うほど出勤しているので挨拶のネタが無くなりがちです。

講師の後輩にはかなり生徒のタメになる話をする方がいますが、私は話すのは好きですが話が上手くないという特徴があるので、後輩たちが非常に凄く思えます。

挨拶のネタが無いことをいいことに、この間はかなりとんでもない話をしました。

挨拶の第一声、私は
「皆さんは今までの人生で絶望したことはありますか?」
と言いました。

いや、中高生を相手に何を言っているんだという事が話している最中の私の中にありました。しかし、言ってしまいました。後悔は少しだけしています。

話の内容はあまり濃いものではなく主に高3生用ですが、
受験というものは人生において多くの人の場合は初めて対峙するとんでもなく大きい壁だという事。
人生には3度ほど絶望するときが来るという事。
どれも乗り越えることが出来る事。
この三点でした。

私は受験を経験してきませんでした。俗にいう指定校推薦という方式に逃げました。そんな私が塾で教鞭を執るという事実自体不可解なものですが、数学力だけは物足りたので働かせてもらえているのです。

指定校推薦者が受験生を相手に受験という壁は乗り越えられるという事を言うなど烏滸がましいですね。一応面子を立てるためにそれっぽいことを挨拶で言う必要があると個人的に感じていたのでこのように話しましたが、私にとって人生における絶望とは生徒と比較するとかなり違うものという捉え方になるのでしょう。

この話は、私と親友が深夜のカラオケボックスの喫煙所でよくわからない25歳の方に1時間ほど説教を受けたときに言われたものでした。
「俺は富大に進んだが、受験勉強で一回絶望した。でも乗り越えたら全然大したことなくて、でも1年の時単位を取れな過ぎて4単位だったからまた絶望した。」
笑えばいいのか分かりませんでしたが、とりあえずとんでもない人だなと思いました。大学をストレート4年で卒業したことはすごいと思いましたが。

絶望した時、必ず夜に色々考えます。死にたいと考えても、何とかその考えを頭から消し去ってやります。どこかで考えていても目を逸らし続けないといけないのです。

ジャネーの法則によると、私の人生における体感時間は半分を過ぎたようです。
人生ももう半分か。

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