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『Everdell』をソロで遊んでみた

こんにちは!
 
今回はアメリカのAmazonで注文していた『Everdell』が届きましたのでその感想をご紹介いたします!

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【基本情報】
タイトル名: Everdell(邦題: エバーデール)
販売: Starling Games
発売年: 2020年
プレイ人数: 1〜4人
プレイ時間: 40〜80分
 
【はじめに】
このEverdell、輸入注文した矢先に2020年はじめにアークライトさんから完全日本語版『エバーデール』が発売予定であるとのお知らせがあり、待っておけば良かった…と思いもしましたが実際やってみて輸入版で良かったと思っています。
フォントやゲーム全体の雰囲気が良いので英語ができる方は英語をおすすめします。
ただし、日本語でプレイできた方がプレイしやすく、また子供も楽しめる作品ですので、大勢でプレイする方や日本語でokという方は日本語版をおすすめいたします!
日本語版を購入して???な部分がありましたらどうぞTwitterなどで自分に気軽にコメントください。

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【どんなゲーム?】
このEverdellは、ジャンルとしてはワーカープレイスメントにあたります。公式HPでは以下のように書いてありました。
  Everdell is a streamlined worker placement game that features a detailed world realized through stunning artwork.
 (Everdell official HPより)
マーケティング風に訳しますと、
「Everdellは最新のワーカープレイスメントゲームです。息を呑むような美麗なアートワークで隅々まで彩らせた世界をどうぞご堪能ください。」
となります。一言で言えば、Everdellはワーカーを置いて集めた資源を使ってカードで町づくりをするゲームとなります。

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プレイヤーは冬からラウンドをはじめ、次の冬までの冬→春→夏→秋という各ラウンドで行動します。
ワーカーとなる動物コマを置き、資源を集め、自分の町となるカード置き場にカードを置いていき、ワーカーやカードが置けなくなったら次の季節へと移ります。これを季節ごとに繰り返して町を完成させていきます。季節が変わるごとにワーカーが増えたりカードの効果で資源が集まってゆくのでラウンドを重ねるごとにできることが増えてゆきます。
自分の町に置けるカードは15枚まで、そしてその他にも町カードとは別扱いのイベントカードの存在や、カードによるコンボなどもありますので、ワーカーをどこに置くか、どのカードを町に置くかなど結構考えながらプレイするゲームです。これがすごく楽しい。 

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【良い点と悪い点】
ここから先は、ざっくりと良い点と悪い点の紹介となります。予め断っておきますとかなり個人的な嗜好が入っておりますのであしからず。ソロモードがあるだけで自分にとってはもう満点つけたいですがちょっと気になった点もあったのでまとめてみました。
良い点
・美麗なアートワーク、可愛いコンポーネントからなる世界観
まず何と言っても可愛い!アートワークとコンポーネントが本当に良い出来で、ボードと組み立て式のエバーツリーを広げて小枝や松やになどの資源をバラバラ置いてカードを並べたときの世界観は、本当に小さい谷がテーブルの上にできあがっているかのようで感動しました。
・ワーカープレイスメントとシティビルディングが融合したゲーム性
動物コマを置いていく悩ましいワーカープレイスメント系の楽しさはもちろんのこと、自分だけの町をカードで作っていく過程が楽しい!他にもイベントの中には特別イベントといった毎回プレイするたびにランダムで変わるイベントがあり、それの達成を狙うには該当のカードを置く必要があるので毎回プレイに変化がでるのも好印象です。リプレイ性も高い!
・コンボと駆け引きが楽しめるカード(建物と動物)
町を作る上で必須となるカードには建物カードと動物カードがあり、これがよくできています。
建物カードは資源を必要とするのですが、動物カードは資源かその動物の職業にあっている建物がすでに町にある場合はノーコストで置けます。
例えば町に「大学」の建物があれば、「教授」の動物カードを資源ゼロで町に置ける感じです。じゃあ建物先に作った方がいいじゃん!と自分も思いましたが、中々そう簡単にいかないのでその駆け引きやコンボが決まったときの喜びが半端ないです。
・物語を感じるフレーバーテキスト
動物カードには下の部分にフレーバーテキストが書かれていて、このフレーバーが世界観にあっていて本当好きでした。
動物カードだけにしかフレーバーがないのが残念ですが、世界観に物語性を加えてくれているので好印象です。

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悪い点
・出によってプレイが左右される運要素が絡むカードバランス
カードの出によってプレイしやすくもなりちょっとうまく行かなかったりというところがEverdellにもあります。
ワーカーが置ける場所に森カードという資源が集めやすい特別なカードがあり、プレイ人数に応じてランダムに最初に置くのですがこのカードの内容によってプレイしやすさが大きく変わります。また誰でも使える共有のカード置き場に並ぶカードもデッキから引く運に左右されるため、人数が少ないとカードのめぐりが悪く思うようなまちづくりができないかも?と思った次第です。ただし、ゲームが極端に悪いものになるわけではないので、少し気になったくらいです。
・ちょっと壊れそうで気になってしまう組み立て式エバーツリー
コンポーネントのツリーがやはり目を引くのですが、組み立てる際にコンポーネントを壊したり傷つけたりしそうで怖いです。数回遊んだ現在何にも問題ないのでおそらく大丈夫だと思いますが、組み立てる際にボードを擦ったりするので使い続けていくとだんだん状態悪くなりそうでちょっときになる。
・意外と広いスペースが必要
Everdellは中央にツリーや資源やカードを置く場所が必要なのに加え、プレイヤー1人1人が 15枚のカードを置ける場所を用意しないといけません。
ルールブックには3x5で並べることが奨励されていますが、意外とこれが場所を必要とします。
かといってじゃあどうすればという感じなのでこの部分は仕方がない部分ではありますがちょっと気になった点です。

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【評価】
いろいろと書いてきましたが、ワーカープレイスメント系を多くやったことがなかったため個人的にすごくお気に入りの作品です!!
何よりもまず世界観が本当に引き込まれますし、常に考えながらプレイして最後のラウンドは結構一気に町が埋められるので気持ちよさもあります。
プレイ時間も45分くらいでできるため遊びやすい点も好印象でした。
ワーカープレイスメント系が好きな方、可愛いボードゲームがほしい方などかなりおすすめできる作品です。

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個人的には英語で注文しましたが、ルールブックやカードなど比較的簡単な英語ですんなりルールやプレイしながらわからない箇所はるるぶの後ろにある各カードの効果まとめで見返せるのも助かりました。
 
来年には日本語版もでるEverdell、皆さんいかがでしょうか?
お読み頂きありがとうございました!

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