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#5 借金という獣が全てを食い尽くす

年間50冊以上のお金に関する本を読み漁り、40代で1400万円の資産を作った私が、「資産0円」から作り上げていった過程などを通じて、みなさまにも、その方法を、ささやかながらお伝えできたらと思います。

ちなみに、#5となっていますが、#100まで順番に読んで行ったら最後には「お金」の知識がついて、気がつけば、経済的自由に近づいているという設定になっています。長いお付き合いになるかもしれませんが、よろしくお願いしますm(__)m
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今回は非常に大切な話です。

私が子供の頃ファミコンの「ドラゴンクエストⅢ」というロールプレイングゲームが大流行しました。(世代が出すぎやな(-_-;))

私はお年玉や、テストの点が良かったらもらえる小遣いを貯めて、やっとの思いでドラクエを買った時は天にも上る気持ちで、早く学校から帰って遊びたい!と思っていたのを今でも鮮明に覚えています。

そこには当然、クレジットカードやローンなどという概念は全くなく

「貯めれば買える」
「貯めなければ買えない」

というだけの、今思えば非常にシンプルで健全な買い方ですよね?
そこにはクレジットカードのように、先に買って後から払うなどということは絶対にありませんでした。

それが何故か大人になると猫も杓子もクレジットカードやローンで買い物をするようになります。

そうなるとお金の大切さを忘れてしまいます。
仮にローンをして4000万円の家を買うとします。現在のサラリーマンの時給を2000円と仮定すると20000時間分の価値があります。

週に40時間働くとすれば約10年タダ働きしているのと同じです。

お金とは時間です。
あなたの大切な生命を取り崩して生み出している時間です。

しかし、買うときには舞い上がっているので、そんなことには気づきません。

あたかも空からお金が降ってくるかのように借金して買います。

投資の世界で有名な72の法則をご存知でしょうか?

資産を2倍にするためにどれだけの年数がかかるかを計算するものです
仮に利回り6%としたら
72/6=12年です。
1,000万円を年利6%で12年投資し続けたら2,000万円になります。

人間が発明した「複利」という素晴らしいアイデアです。
もしあなたが投資家なら複利は素晴らしいお友達です。

ところが借金をして利息を取られると反対のことが、起こります。

今度は時間を敵に回してしまうことになります。
なけなしのお金をかっさらう敵になってしまいます。

借金はそれほど恐ろしい獣です。
今すぐ殺さなければ借金という獣は全てを食い尽くすまで成長していきます。

資産を作りたいなら何が何でも大きな借金をしてはいけません。それは最悪の過ちです。

この世には借金をしてまで買わなければならないものなど、ありません。

家は屋根があって便利な場所にあれば賃貸で十分です。
車はタイヤが4本ついて安全に走れば中古で十分です。
それ以上のモノを買うのはただの見栄です。
見栄の産業に騙されて、本当に必要で価値のあるものを失わないようにしましょう。

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