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だめだ、もう言ってしまおう

金曜日は人々を寛容にすると信じてる
だから書いてしまおう
どうか許していただきたい

kがカッコ良すぎる
鼻血が出そう
残暑厳しい朝
出社直後は汗が止まらないし
人にあまり会いたくない時間帯

目が良くないのに裸眼族の私
廊下の奥の方の出入り口から
ヒョイっと上半身だけ出す人がいる
歩いてたのに、何かを見つけてこちらを覗き込む
オーバーリアクションの海外映画かよ
トイレで化粧を直そうと向かってる時に
会いたくなかったけど
進行方向だったので仕方あるまい

「なんで?フロア変わったんじゃないの?」
「忘れ物があったから取りにきた。
美人がいたから、思わず立ち止まったわ」
「はいはい、どうもどうも」
フロアも違うし、今日は一目でも会う想定はしてない
カジュアルwith カジュアル
そんなに嬉しそうにジロジロ見ないでほしい
汗だくだし、眉毛も消えてるかもしれないのに

かっこいいにもほどがある
不必要に頭が良すぎるのに
社会的な活用を全くしないで
筋トレばかり
知らないことってあるのかってぐらい
色んなこと知ってるしのに
小難しく知ったかぶりしないで
いつもわかりやすい
有効活用しないのが「もったいない母さん」的に謎
贅沢 無駄 どっちだろ

LINEの2年のやりとりの三分の二は不注意で消してしまったけど
どの言葉も本当に美しかった
美しすぎて 消えてよかった
残った文を見直すと、あまりに美しくて涙が出てしまう
私にとってだけれど
もう本当にどうしようもなく美しくて
そこまで思うのはきっと私ぐらいしかいなくて
そして、私を女神だと言う人もkぐらいしかいなくて

甘い甘いチョコレート期間は
終わった感じで
また何かに夢中になってて、
既読スルーしてくるkで、
「元気なの?」って生存確認したら
「ごめんごめん、元気!」ってきて
ムッとしてみたり、いつもっぽくて嬉しかったり

悲しいかな私の唯一神なのかもな
kにしか最上の美しさを感じない
いつから私はこんなに美しさに執着するようになったのだろう
美しすぎて、
でも手を伸ばすと消えてしまう
なんとかこの美しさを記録したいと思うのだけど
やっぱり文字にしても、どんどん消えていく
「違う、そんな陳腐ではない」と自分に憤る
言葉は無力だ

kの言葉が好き
極限まで濾過された言葉は
何度読んでも美しい
無意識に濾過できる思考が美しい
余計な言葉が一切ない
kに指一本でも触れられたら
私はたちまち液体になるだろう

困ったな

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