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❼コーチングスキルの基本

コーチングのセッションでは、対象を深く理解するためのスキルが求められます。コーチングの基礎となる3つのスキルについて見ていきましょう。

傾聴

傾聴は、相手と真摯に向き合いじっくりと話を聴くスキルです。決して相手を否定したり決めつけたりせず、理解と共感を示しながら、話が尽きるまで聴きます。

自分の言葉で感情や思考を話し、その話をコーチが傾聴することで、今までにない気付きを得られる可能性があります。そのためにも、コーチは安心感を与えられるような雰囲気作りをする必要があります。


質問

コーチングでの質問は、相手の気付きを引き出すために行います。質問者であるコーチの興味関心や情報収集目的よるものではなく、あくまでも相手側の内面にある本音や課題を引き出し、本人に認識してもらうためのものです。

質問の際には、威圧感を与えないために「なぜ(Why)」ではなく「何を(What)」を使うようにします。

【質問例】

・何があなたにそのような選択をさせたと思う?

・ダメだと思った理由は何だと思う?

・自分では何が問題だと感じている?

フィードバック

コーチングにおけるフィードバックは一般的な評価とは意味合いが異なり、コーチ自身の感想をそのまま伝えることを意味しています。コーチングを受けた相手は、客観的視点を得られることで新たな課題に気付くことができます。コーチ側の意見を押し付けるのではなく、あくまでもアイ(I)メッセージ「私は●●のように思う」というような形で伝えるようにしましょう。

https://mynavi-agent.jp/dainishinsotsu/canvas/2020/11/post-413.html

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