見出し画像

【#Where It Starts】ヲタ芸を世界へ!パフォーマンス集団ゼロ打ちの初単独公演

レンタルスペースの予約プラットフォーム、インスタベースを運営する株式会社Rebaseでは「Get Together 和をひろげる」をミッションに掲げ、たくさんのことのはじまりに満ち溢れた世界を目指しています。

「#Where It Starts」は場所を通じて、和をひろげてきたゲストのストーリーを紐解く企画です。

第4回目となる今回は初となるワンマンライブ『Restart ~絶対にNGしてはいけないゼロ打ち~』を行った”ヲタ芸”を世界へと広めるべく活動するパフォーマンスグループゼロから打ち師始めます。(ゼロ打ち)のメンバーのCliffordさんといかちゅんさんにワンマンライブの裏側や当日の思いをお伺いしました。

ゼロから打ち師はじめます。
ゼロから打ち師始めます。(ゼロ打ち)は、サイリウム(ペンライト)を持って踊る”ヲタ芸”を世界へと広めるべく活動するパフォーマンスグループである。サイリウムが光らない”NG集”をはじめとするショート動画を中心に若手層への知名度をあげ、現在総フォロワー数は驚異の900万人越え。動画クリエイターとして継続的に活動するのみならず、生のパフォーマンスを少しでも知ってほしいという願いから、無料での公開ライブを含む種々のイベント出演・主催も積極的に行っている。2024年には北米最大級のアニメフェス『Anime Expo 2024』のメインステージにも登場。ヲタ芸文化を牽引するグループとして、ネットの内外問わず、精力的にヲタ芸の魅力を発信し続けている。

公式HPより引用

会場は新宿の中心に位置する新宿マルイ本館8Fにあるシアターマーキュリー新宿です。

—どのような活動をされているかを教えてください

(Cliffordさん)ヲタ芸を世界に広めるために活動しています。お客さんの前でパフォーマンスをしたり、実際にヲタ芸を体験してもらうような活動を行なっています。

(いかちゅんさん)ワークショップは定期的に行っていて、形式によるんですけど、大体定員10名から15名とかくらいでやっています。マンツーマンでやる場合もあれば、先生が何人かいて 結構大勢でやることもあります。結構いろんな形でやっているのですが、いろんなことを吸収して帰ってほしいので、講師一人あたり最大10名くらいでやることが多いです。

—ゼロ打ちさんが活動を始めたきっかけを教えてください

(Cliffordさん)6年前に僕がこのチームを創設しました。元々は別のチームで活動をしていて、そのチームから抜けて新しく再スタートする形で作ったのが今のチームです。そこから活動していく中でヲタ芸という唯一の共通点をきっかけにメンバーが集まっていき、今一緒に活動しているパフォーマー5人と裏方2人の計7人で今のゼロ打ちという形になりました。

元々はそれぞれのメンバーがそれぞれの場所で活動していて、メインで作品を出す場所がSNSが多かったので、場所は違えどお互いを見る機会が多くてそこからメンバー同士がつながっていきました。みんなヲタ芸が好きで自分の好きな作品を作って、それを通じてヲタ芸というものをどんどん広めていきたいなという思いは最初から同じだったと思います。

—ワンマンライブ当日はどのような気持ちで望まれましたか?

(Cliffordさん)僕はとにかく楽しみでしょうがなかったですね。チーム6年目でようやくワンマンライブができて、チケットも完売して、お客さんがいっぱい僕たちのことを見に来てくれてるっていう、もうその事実がめちゃめちゃ嬉しくて、やっと楽しめる!という気持ちでステージに立ってました。

(いかちゅんさん)私はとにかく楽しもうという気持ちプラス「ゼロ打ちってすごいんだな」と思ってもらいたいという思いで本番に挑みました。私が結構心配性というか、 お客さんが見に来てくれてる以上、レベルの高いものを提供しないとっていうのは結構考えちゃうタイプなので、当日は1番緊張していたかもしれないです。(笑)

—当日のセットリストはどのように決めましたか?

(いかちゅんさん)まず必ずやりたい曲をあげた上で、こういう順番でやると盛り上がるよねというのをメンバーで話し合って決めていきました。今回はこれまでに出演してきたイベントと違って、私たちを見に足を運んでくださる方のみだったので、お客さんが感情を動かされるような流れにしたら、思い出にも残りやすいし、また見たいと思ってもらえるかなと思って、起承転結をはっきりさせることを意識しました。

1番最初にやった曲には、 ゼロ打ちのメンバーがまだ少人数だった時に、世界大会で優勝した時の演目を使ったり、ダンスの大会にエントリーした時の作品であるYOASOBIさんの怪物など思い入れのある曲を終盤に入れて、終始お客さんが飽きずに楽しんでくれるような構成にしました。

(Cliffordさん)来てくれた方たちにどうやったら感動を与えられるかなというのも考えていました。裏テーマでゼロ打ちをもっと知ってもらいたいというのもあったので、懐かしい曲も入れつつ、最近ゼロ打ちを知ってくれた方にも僕たちの歴史に触れてもらえるようなセトリもできたんじゃないかなと思っています。

—楽曲の中で、どの曲が一番盛り上がった感覚がありましたか?

(いかちゅんさん)今振り返ると、群青は涙腺が緩んでいるお客さんが多かったです。私は結構お客さんの方を見てパフォーマンスする方なんですけど、ちゃんと届いてるんだなと思ってすごく嬉しかったです。

(Cliffordさん)僕は盛り上がったのは世界大会で優勝した時の楽曲である1曲目(雷)かなと思います。その前に流れたオープニング曲の反応も思いのほか良かったのでテンションも上がりました。

—今回のワンマンライブについて、ご自身にとってどんなライブになりましたか?

(Cliffordさん)できてよかったです!

(いかちゅんさん)私も1番はできてよかった!

(Cliffordさん)僕としてもライブを通してゼロ打ちを改めて振り返ることができて、自分の中の整理にもなったライブだったと思います。また第2回、第3回とワンマンライブができたらなっていう思いにさせてくれるような、本当に大事な1stワンマンライブになりました。

(いかちゅんさん)私は今いるゼロ打ちのメンバーの中で1番新しいメンバーなので、他のメンバーほど歴史を一緒にくぐり抜けてきたわけではないんですけど、実際にワンマンのステージにパフォーマー5人と裏方2人で立って、やっとスタートしたなという気持ちでした。

今まではヲタ芸を知ってもらう活動にフォーカスを当ててやってたのですが、もちろんこれからもそれはやりつつ、私たちのことをもっと応援してくれたりとか、私たちゼロ打ちを通してヲタ芸を知る人をもっと増やしていけたらいいなと、今回のワンマンを終えて改めて思いました。

—ライブ後はメンバーでどのような話をされましたか?

(Cliffordさん)ライブ後打ち上げをしたんですけど、そこでライブのここおもろかったねとか、ここがエモかったねとか、メンバーそれぞれライブ中に感じたことを振り返りながらワイワイしてました。

今回のライブに触れつつも、ヲタ芸のライブで前例がないくらいの大きい会場でやりたいね、とか次のライブはこういう企画とかもいいんじゃない?みたいな今後どうしようかみたいな話が多かったです。気が早いですけど、次は1年後かなみたいな話はしてました。

(いかちゅんさん)今回のワンマンライブは がっつり私たちが踊り続けたんですけど、次はお客さんも巻き込んで楽しめるような企画も楽しいかもねという話もしました。いつも応援してくれるファンの方たちに直接お礼が言えるような企画ができたら嬉しいなと思っています。

—今後活動を通してやっていきたいことはありますか?

(Cliffordさん)1番は第2回、第3回と自分たちのワンマンライブを大きい会場でやりたいです。ほかにも7月に海外のイベントに2件ほど出演させていただいたんですけど、そういった海外でヲタ芸のパフォーマンスを行う機会も増やして、ヲタ芸人口を増やしていく活動はどんどん行なっていきたいです。

(いかちゅんさん)今定期的にやっているワークショップを続けて世界中にヲタ芸のプレイヤーを増やしていきたいです。私たちとしてはゼロ打ちを見てヲタ芸を始めましたと言ってくれる人がいるのが活動冥利に尽きるというか、やっていて良かったなと思うのでこれからも続けていきたいです。

あとヲタ芸って結構激しい運動をするので靴とか服とかがすぐダメになってしまうんですよね。ヲタ芸だけじゃなくて激しい運動をする方向けに丈夫で可愛い靴とか服とかのアパレルブランドを作れたら、私的にも使いやすいし、他のプレイヤーのあるあるの悩みでもあると思うので、力になれたらいいなと思ったりもしています。

—最後にファンの方たちに向けてメッセージをお願いします。

(いかちゅんさん)今回来ていただいた方は、まず本当にありがとうございました。来れなかった方も日々私たちの活動を見ていただいて本当にありがとうございます。まず、私たちがヲタ芸を続けられてるのは本当に皆様のおかげです。これから私たちも本当に頑張って頑張って、たくさん頑張って強くなっていって、次のワンマンはもっと大きい会場だったり、みんなを楽しませられるようにしていくので、今後とも応援してくれると嬉しいです!

(Cliffordさん)ゼロ打ちの活動を今後とも続けていってその上でヲタ芸というものをもっと皆さんに楽しんでもらいたいと思っています。今度とも僕たちとヲタ芸をよろしくお願いします!

—Cliffordさん、いかちゅんさんありがとうございました!

ヲタ芸を世界に広めるというエネルギーと情熱が会場を包み込み、これからゼロ打ちが見せてくれる新しい景色に大きな期待が膨らむワンマンライブでした。これからもインスタベースはゼロ打ちを応援しています!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?