見出し画像

[決算] インドフード・サクセス・マクムール 2022年


出典

Indofood Annual Report 2022
  URL : https://www.indofood.com/uploads/annual/ISM_AR_2022.pdf


企業概要

インドネシアの食品メーカー。

国民食ともいわれる「Indomie」「Pop Mie」などの即席めんをはじめとする各種加工食品(菓子、調味料、乳児向け食品など)の製造・販売、製粉、食用油精製、砂糖精製などの食品加工、プランテーション経営から流通まで担う、総合食品メーカー。

即席めんなどの加工食品を扱う部門は、2009年にインドフードCBPサクセス・マクムールとして別会社に分離されジャカルタ証券取引所に上場している。なお分離後もインドフード・サクセス・マクムールがCBPの株式の80%以上を保有している。


財務情報

売上・利益の推移

縦軸は10億ルピア。だいぶ円安が進んでしまった今ですら、1円は100ルピア以上の価値があるので、10億ルピアといっても1,000万円に届きません。2022年は110兆ルピア以上を売り上げていますが、円換算だと1兆円くらいです。日本企業で年間1兆円を売り上げる食品メーカーは、山崎製パンや明治ホールディングス。ちなみに日本の食品メーカーで売上首位は2.65兆円のJT。

売上、粗利益、EBITDA、純利益の推移

利益率は山パンや明治HDより良いです。山パンも明治も営業利益率は10%に届きません。

粗利益率、対売上EBITDA比率の推移


資産の状況

縦軸は10億ルピアです(売上グラフと同じ)。180兆ルピア(1.8兆円弱)の資産を使い、年間1兆円を売り上げています。


参考記事


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?