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[雑記] 夏の暴落を思い出す

noteがオススメしてくる記事をざーっと見ていたら、24年8月初旬の株価暴落について言及している記事があって。そこにこんなことが書いてありました。

しかし、投資歴20年以上の私にとって、「そんなこともあったかな?」と感じる程度の記憶しか残っていない。

おお・・・強いな。

私、まだ20年には到達していないけど、十数年の投資歴はあります。いちおう。でも、8月の株価暴落の時のことはものすごーくよく覚えているし、その時「きゃあ~」とか言ってたし。とても「そんなこともあったかな?」なんて達観した感じにはなれそうもなく。まだまだ、シュギョーが足りません。

しかし、こうも思うのです。これ、シュギョーしてどうにかなるもんなのかね?と。性格の問題だからどうにもならないんじゃないかと。どんなにシュギョーとやらをしてみたところで、株価が暴落すればいくつになっても「きゃあ~」とか言うし、円が暴落すれば「もう終わりだあ」とか言う。たぶん私はそういう人。ちきんはーと(臆病)。

でも、投資家としては、ちきんはーとというのは欠点ではなく素質だと思うのです、最近は。現に、私はリーマンショックやらコロナショックやらで討ち死にしないで、しぶとく生き残っていますから。ちきんはーとは、大勝利は掴めなくても負けることはない。生存に有利に働く。

もちろん、投資家以外の生き方では、ちきんはーとは不利に働くことが多いでしょうね。こどもの頃は、怒鳴ったり暴力振るう教師にビビり(令和の時代には体罰する教師なんて、もういないでしょうかね?)、長じてからは、横暴で鬼畜な上司や顧客の皮をかぶったモンスターにビビり。なんというか、みじめで生きるのやめたくなりますよ。ま、なんとか討ち死にしないで投資家ぶるところまで到達したわけですが。

投資家ぶるためにも種銭が必要なので、庶民はいちどはサラリーマンのマネゴトをせざるを得ず。ちきんはーとを抱えてそこを乗り越えられるかが、投資家としての最初の試練というわけでしょうねえ(ちょっと違う😅?)。


で、話は戻り、先の著者氏は8月の暴落の際に、3回に分けて資金を投じたそう。そこは私も同じ。3回じゃなくて、7回くらいに分けたけど😆😆😆。「ちょっとやりすぎじゃない?」というくらい、手間を惜しまず軍資金を分散させてしまうのもちきんはーとの特徴。
取った行動はだいたい同じなれど、片や平静に淡々と(想像だけど)。片や「きゃあ~」と泣きながら。
物事に対する反応、感じ方は、ホント、人それぞれなのだなあ、と思いますよ。


しかし、著者氏はFP(フィナンシャルプランナー)の資格をお持ちとのこと。3回に分けて資金を投じた、というのはきっと専門家の定石、ベストアンサーなのでしょう。

私、ファンダメンタルズ(決算書の読み方、経済指標の読み方)は本読むのと実際の決算書や経済統計の実地で必死で勉強したけど、テクニカルはからっきしで。実地で身につけた感覚だけでやっているんですが、結果的にフィナンシャルプランナー大先生と同じ行動を取っているのだから、まあ、私の、野生の勘?も捨てたもんじゃないですね。


以上、本日の雑感でした。


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