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テストがない国 フィンランド


受験シーズンですね。

受験だけでなく、

日本では、小学校でも中学校でもテスト

もちろん高校もテスト。

テストが次々ありますし、

学校の授業はテストの為の授業

といった感じがします。



テストがない国がフィンランド。

世界でもトップレベルの学力を誇っているそうです。

テストがないということは

どんな授業をしているのか?


フィンランドの学校の様子です。


とにかく子供たちがリラックスしていることが

ポイントのようです。

子ども達がリラックスできる環境。

自分から学ぶ姿勢も見られます。


どうしたらそんな学校が成り立つのか?

「フィンランドの教育はなぜ世界一なのか?」岩瀬美加子著(新潮新書)

読んでみました。

小学校から大学まで無償とは知っていたものの、

その学校生活のお話には驚きました!


フィンランドの教育の良さはシンプルさにある。

入学式や始業式、終業式、運動会などの学校行事がない。

授業時間は少なく、学力テストも受験も塾も偏差値もない。

統一テストは高校卒業時だけだ。(中省略)

親にとってもストレスが少ない。

小中学校では教科書やノート、教材等も無償で支給される。

学級費やその他諸費用はない。給食も保育園から高校まで無料である。

(中省略)

教科書や教材は学校に置いて行くので

小さな子供が毎日思いカバンを背に

通学することもない。持ち物すべてに

名前を書く必要がない。

学校と保護者の間の連絡には情報交換にはメールシステムが使われ、

学校からの手紙やプリントがほとんどない。

(本書より)

学校からのプリントがないこと、

とにかく日本の学校はプリントが山のようにきますから

ママ達はなにかと忙しくなります。

お金がかからないというのも

精神的にも余裕がでます。


フィンランドで大切なのは

「どこの学校や大学をでたとかよりも

何を学んだか、さらにどう生き、

何をしていくか。」


大事なことは

人としての在り方なのですね。


同じ人間として

同じ地球に住んでいながら

これほどまでに違うって

なぜ?って思います。


フィンランドの教育の素晴らしい点はまだまだあります。

「人生観の知識」という科目が1年生からあるそうです。

世界とはどのようなものか?

私達は何をしることができるか?

幸福のためにはどう生きたらいいか?

に関わる内容とか。


とにかく、受け身で学ぶのではなくて

フィンランドでは「自分で考えてみる」ことが

優先されているようです。

日本に住む子供達はどうしたらいいか

私達大人が考えることはとても大切です。

その他にも

いじめの予防のアイデアや

性教育、兵役について

日本との違いがたくさんあります。


フィンランドって遠いようですが、

私には直ぐ近くです。

飛行機がこれだけとんでいる時代では

気持ちの問題ですから。

隣の国を学んで

自分達の今に活かせたらといいですね。



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