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FXトレーダーはどういう人が向いているか

 以前、何人かにFXを教えていたことがあるのですが、同じように努力しても、どうしてもうまくできない人とそうでない人がいます。また、知り合いのFXで稼いでいる人も共通点というか傾向性のようなものがあります。人間はやはりその適性に合わせて仕事を選択する事が、本人にとっても幸せなことです。
 そこで今回はどういう人がFXトレーダーに向いているのか、独断と偏見で、私なりの考察を行いたいと思います。ちなみに、今回はデイトレとかスイング程度の短期売買をする人を「FXトレーダー」としています。あんまり超長期的な売買になると、また別のものになると思いますので。

1、FXトレーダーに向いてない人

・ポジディブシンキングの人
 言い換えれば、自信過剰な人は向いていないです。根拠なく楽観的で、自信家で、自分は特別だとか思っている人ですね。このような人種は営業マンとか社長とかによくいますが、FXトレーダーで少ないですね。少なくとも私は見たことないです。

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・脳汁が出ちゃう人
 トレードで脳汁(ドーパミン)が出てしまう人は向いていないです。ギャンブル脳というヤツです。「ひりひりした鉄火場」「狂気の沙汰ほど面白い」とか、カイジとかアカギでありますよね。あれがギャンブルの醍醐味とおっしゃる人もいるかもしれませんが、継続して勝つには不要ですね。
 ただ、ロットが大きくなると、どうしても「ひりひり」感がでちゃいますが、そういうロットのトレードは良くないです。また、脳汁のためにトレードするような人もおりますが、そういう人はもっと違う楽しみを持たれた方が良いと思います。

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・ADHD気味の人
 どうも行動力があっておっちょこちょい気味の人は向いていないですね。世間ではADHDとかと言うそうですが、その特徴は不注意・多動性・衝動性とのことです。逆にそういう人ほどFXに手を出しやすい傾向があるように思いますが、これは偏見でしょうか。そういう人は、大体負けているようですね。

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・感情的な人
 何をもって感情的とするかは難しいですが、私なりに定義するとするならば「感情が噴出する」「感情で行動する」の2点でしょうか。感情が表に出やすい人は、感情量が人より多いのでしょう。それはそれで素晴らしい事なのですが、別の仕事をやった方が良いと思います。やはり私も大負けしたときは、マウスを投げる、机を殴る、とかしがちですが、エントリーと利確とロスカットだけは、感情の影響を受けないように工夫しております。

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・一攫千金の人、借金ある人
 「FXで大金を手に入れてやろう!」みたいに意気込んでる人、借金の返済のためにとか思っている人は、同じ理由で難しいと思います。結局、お金をお金と思っている人ですね。あくまで数字の羅列として見れる人じゃないと、額が大きくなると普段と違った判断をする傾向があるように思います。

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・変わるための努力ができない人
 勝ち方は日々変わっていくものです。聖杯があると思って、聖杯探しに固執する、もしくは聖杯だと思って同じ事をずっとやっている人が、勝ち続けるのは難しいですね。私もそうですが、多くのFXトレーダーはより良い期待値の方法を日々仮説→トライ&エラーで模索しています。その意味で、毎日トレードの記録を付ける事は必須だと思いますし、そのための努力を惜しむ人は無理でしょうね。

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2,向いている人

・ネガティブな人
 ポジションをとる際、ポジティブな人は取れそうな利益幅とか、ポジションを取った理由しか見えていない場合が多いのに対して、ネガティブな人は逆に動く根拠、不利な条件、逆に動く根拠を考えます。そのうえでリスクを抑える動きをする。このマイナス要素を考えられるかが、すごく大切だと思います。生き残った者が勝つ世界ですからね。

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・脳汁出ない人
 上にもドーパミンが噴出してしまう人は向いていないと書きましたが、要するにトレード自体に楽しみを見出さない人が向いています。何年も継続的に淡々とした作業のようにできる人が良いと思います。工場の作業みたいに。工場の作業にドーパミンは出ませんよね。あんな風に淡々と自分の作ったルール通りにやれるのが理想です。

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・アスペルガー気味の人
 「ビューティフルマインド」という映画がありますが、ナッシュ均衡で有名なジョン・ナッシュの映画ですね。彼は映画を見てみると、典型的なアスペルガーですね。コミュ力がない、人の気持ちが分からない、ある物事への知識・執着が凄い、パターン認識が得意。FXトレーダーにとても向いていると思います。勝ち続けている人はそんな人が多いような気がします。

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・感情の起伏が少ない人
 なんの本だったか忘れましたが、優秀な成績を残すトレーダーの特徴で「一日が終わった時、勝ったか負けたか表情では分からない人」という事例が掲載されていましたが、株ですが、BNF氏もそんな感じではないでしょうか。FXトレーダーは静かな人が多いように思いますね。

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・お金を数字として見ている人
 言い換えれば、ゲームとしてトレードしているような感じです。そういう人は、金額が大きくなっても数字の羅列、ゲームのスコアが増えているだけですので、ドーパミンも出ず、感情もぶれず少額と同じ判断ができます。なかなか難しいですが…

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・努力して変わっていける人
 上にも書きましたが、日々期待値の模索ですし、仮定→検証の連続ですので、相場に合わせてトレードを変えていく必要があり、それができない人は難しいですね。そういう意味では向上心や努力も必要でしょうね。聖杯を手に入れれば楽ちんな仕事ではないと思います。

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以上、いろいろ述べて参りましたが、どうでしょうか?

ただ、もし自分が向いていない条件に当てはまっていても大丈夫です。今は様々な金融商品がありますし、トレーダーというより、もっと超長期的な判断で売買するやり方もあると思いますので。なんでしたら、ポジション事前開示している、私のメルマガに乗ってもらっても良いかと思います。


※注意事項※
私のメルマガは半分専業である著者のポジションを完全無料で事前開示、結果報告します。私のトレードはスイング気味でポジションを1~3日持つことが多いので、その辺はご了承ください。
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この記事と私のメルマガの情報によって生じたいかなる損益の責任も持ちませんのでよろしくお願いします。

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