見出し画像

炊飯器を買った話。

皆様こんにちは。この大変な時期、いかがお過ごしでしょうか。

ちょっと最初に本旨とはズレるのですが…
今、家電を買うならエアコン。暑くて巣ごもれなくなったにも関わらず、工事待ちが多くてなんて事にならないようにお気を付けて下さい。熱中症のリスク回避は大切です。命を守る家電を優先して下さい。

さて、呼びかけは終わりまして、

我が家ではドンッ!


三菱の炊飯器ちゃん(NJ-VV103)がとにかく不機嫌。画像の様な状況でしか炊けない。8年目。1日2回ご飯を炊く生活。妻の独身時代にこの炊飯器が来た時のこと、あぁ、今でも忘れない…。

ということで、10万円給付も全消費する方針の我が家では炊飯器の買い換え検討に入りました。

で、カタログを集め、口コミを閲覧し、自身の生活を鑑みて2週間ほど経ったでしょうか。辿り着いたのがこの一台。

ジャーン。

NJ-SWA06。三菱製から三菱製へのリレーという結論になりました。
ではどのように決定していったのか。

ご説明、致しましょう。

今回、炊飯器を選ぶにあたってかなり苦労したのが、擬音語です。
しゃっきり感、もちもち感、ふっくら、むっくら。
直感的に何を言っているのか繋がりにくいというか…。この、解るようで解らない感じにどれだけイライラしたことか。

加えて、旨み、甘み、かため、やわらかめ、などの何か個人差がありそうな表現。おいしい米を食べたい。しかし、白状するとそれを食べ分けるほどの舌をもっているとも言い切れない。

そもそも、食べ比べもできない。

で、レビューに頼ろうとアレコレ漁ってみるも購入価格のギャップなのか、星3つ以下が散見される。しかも、なんか語気強め。

米の道を行く。それは、迷い。
ここに、完全な迷宮がそこにはありました。(ジャジャーン)

このような場合に有効なのは、選択肢の整理と己を見つめ直すこと。
冷静に考えると、各メーカーから問われている質問は大きくわけてこの3つのようでした。(順不同で決定していくのがいいかも)

1.何合炊きが良いのか
2.加熱方式はどこまで必要か
3.どんな内釜が良いのか
(4.デザイン)

それについての我が家の答えが以下です。

1.何合炊きが良いのか
『炊飯器に至っては大は小を兼ねません』。どこかにあった言葉。私の炊飯器選びはここから始まりました。水面と内蓋の空間が空きすぎると、上手にお米を炊けないらしいのです。5合炊きで1日に2回、1合半を炊いていた我が家は、ちょっとした衝撃を受けました。
それなら、3合炊き規格が良いよね。お値段も一回り小さいですし…。

2.加熱方式はどこまで必要か
マイコン、IH、圧力IH。炊飯器はおおよそこの3種類に分類されます。内釜の底を加熱するマイコン、内釜全体から加熱するIH、内釜全体かつ
蒸気を逃さず高温で加熱する圧力IH。私が見ている限り、保証が長いのが圧力IH。家電メーカーで働いている偏見と、ちょっとした口コミの傾向からいくと、圧力を加えた5合炊き以上は大火力と高圧力ゆえに部品が耐えられなくなるケースが多いのではないかと考えました。
きっと、美味しい理由があるはずだけど、長く安心して使いたいのでIHでの採用を決断。

3.どんな内釜がいいか
土鍋、鉄器コート、炭釜などなど。各メーカーはこの解りやすいブランディングで差を付けるべしと色々お名前を付けているようです。ユーザーとしてはどれも良いものに見えてなかなか結論を出せませんでした。でも、上記の2つの軸ありきで見ると選択肢は狭まっていたので、本炭釜まで頑張ろう決断しました。

(4.デザイン)
これがある意味一番苦労しました。いくら機能面を説明して妻を説得してみても、「実物見ないと解らん」。「ネット購入して部屋に合わなかったら絶対に文句を言うと思う」。などと。
脳みそを使った後は足で調べてこいと。

このご時世に斥候に放たれた私は、ヤマダ、ベスト、ケーズの炊飯器コーナーで敗北を喫し、最後の望みのコジマでついにNJ-SWA06 黒銀蒔(くろぎんまき)に出会ったのです。因みにもう一色は白和三盆(しろわさんぼん)。

うるせー色相だなと、そのカタログの妙な艶感さえなけりゃ実物確認なんかせずに黒で決まりなのにと、そいういう気持でした。

が、いいじゃない。サイズ感も、色も、いいじゃない。

見て決めるの、やっぱり大事だ。

早速、最後の一言を頂きに妻をお迎えに上がると、
「これにしよう」
やっと同意。夫婦の買い物だから、当然です。よね?

かくして、彼はここに収まる事になりました。

海苔と急須が何かを語りかけてきます。そうね、あんなに力を合わせて炊飯してたのにね。でも、家電にも別れはあるのよ。

NJ-VV103は、最後、妻が洗っていました。あなたのそういう所、いいと思うな。

私はといえば、朝から炊き比べたツイートを書き書き。

どっちがどっちでしょう。
解らなくならないように、茶碗を換えています(笑)

上が新しい炊飯器で炊いたご飯です。乾いた感じとまとまってしまう感じについて大きな差を感じました。それは食べ進んでいって時間が経つほど、顕著な差になっていきました。

どうです?抽象的でしょ。
「コレ買っときゃいい」がない炊飯器選び。
比べる事が難しいから、納得するまでしっかり悩んで決めました。

ご検討の際は、参考にしてみて下さいね!!

最後に、象印さんやタイガーさんには良い商品がたくさんありました。3つのIHで舞わせる様な炎舞炊き。4合炊きという提案。5合炊きに内蓋をして炊く一合料亭炊き。おひつとしても使える土鍋釜。

私は専業メーカーの発想と開発が大好きです。今回、縁はなかったですが、今後とも楽しい商品選びの為に良い製品を生産し続けて頂きたいです。

それでは皆様、もう少ししたらおうちエンタメを掲載していきますので、宜しくお願いします。

#炊飯器
#家電
#おうちエンタメ
#小説も書いていきます

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?