200815_ほんとうのことは

200815_ほんとうのことは

慧雨陽子
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ほんとうのことは
確実に届く だから
ほんとうをかくさずに
あなたにとってのほんとうを
めにみえるものとして
大切にしてゆくの

だから
この先に待つことを
ただ受けとめてゆく
ただみつけてゆく
それは尊く、賢く、儚く
繊細なひとのこころ

だれでも
この先を知らないばかりに
不安になり
続きが気になるドラマの中の人のように
生きてゆく

そして
ありもしない
まさか、あのような
みえない、ことを
たしかめて
そう、確かめてよ

またはじめようよ
こうして、ひとりから
こうして、わたしから
こうして、ゼロから
こうして

いつだって、誰だって
ゼロからまたはじめればいいんだ

そんな風に、ココロのなかに
吹く風に従って
それが運ぶ方へ
流れてゆく

私はつかまえる
音をつかまえる
世界は音で満ちている

なのだとしたら・・・
そうなのだとしたら
その響きを知らぬまに
死んでゆきたくない

いろんな音を、この身を通して
探しあて
みずからをこの役割においたとき
世の中に一つの音が生まれて
人が聴く、人が歌う、
人が舞う、人が笑う。

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