見出し画像

誰が売っても同じ時代!?うちの商品は最高!と信じて疑わない自惚れコンサルはマジきもい

昨日に商品はどれでも同じではない!ということを書きましたが、そう言いながらも、コモディティ商品やFC(フランチャイズ)で展開されている商品・サービスは、基本的にすべて同じ商品です。むしろ同じでなければいけません。それはそういうビジネスなのです。それは、一人のカリスマ社長がお客を多数集めて、部下・社員にお客の相手をさせるビジネスも一緒かもしれません。

そういったビジネスを展開する人たちは、商品は同じ、サービス内容は同一、後は機械的に提供していれば自然とお客様が回っていく、と主張します。中には、お客なんて商品がよければ勝手に寄り付いて来るからあとは放っておけばよいなどと発言をする、まさしくお客を馬鹿にした経営者・コンサルがチラホラ存在するのも事実。

どこからそんな自信が湧いてくるのか疑問しかありません。

お客を舐めると必ずしっぺ返しがあることを知らないのでしょう。

そもそもとして、この成熟化した時代において、値段が安かろうが高かろうが商品・サービスのクォリティがある程度の水準にあることは最低条件です。その中で、モノのレベルだけで飛びぬけていると思える方が不思議で、「商品力が優れている」というのは自分を買いかぶり過ぎ。やっぱり直接販売する人間(スタッフ)の人間力は問われてきます。単純に売っている人が素敵だと買う方も気持ちがいいものです。

もしくは、スタッフがバカなことをやってマイナスを作らないくらいまでに仕組化するか。しかし、大体そこまで作り込むのは難しく、おおよその仕組みの中で、後はスタッフの人間性を駆使して販売していく、それが現代ビジネスの限界であり、また面白みが残っている部分ではないでしょうか。

しかし、そういうことにも思いを馳せられない自惚れ勘違い経営者は、おおよその仕組みを作って素人・新人を何のトレーニングすることもなく、お客対応をさせてきます。私自身、経営者などが(自称)立派だと思われる会社では、働くスタッフも優秀かと思っていたら本当にグダグダだったことも幾度とあり、担当替えさせたりその会社を切ったことも何度もありました。現場での顧客対応は新人の仕事のように考えている経営者も多いですが、それこそベテランを当てるかベテランに指揮させるかしないと、どんどん会社の信用度を失うことになります。顧客対応こそ最重要項目なのです。

前回記事と併せて言うと、商品はどれでも同じではありませんし、誰が売っても同じではありません。そのことをよく考えてみましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?