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【2022/9/21(水)】南米の名前の話

(担当:システムエンジニア)

日本では苗字と名前ですが、南米(コロンビア、ベネズエラ)では、名前、ミドルネーム、父方の姓、母方の姓と日本人の2倍の長さになります。

友人のベネズエラ人がとある銀行で口座を作った際は印字可能文字数以上の名前はボールペンで手書きされていました。
また、南米では名前の意味を父親に聞くと「母親に聞け」といわれ、母親に聞くと「父親に聞け」と言われるらしいです。
そして名前の流行は数年続くことがあり、アジア人未踏の街に行った際、20人くらいの子供に囲まれ、その子達の名前を確認したところ約7割の子供が「ホセ・フアン」でした。

女性の名前では「マリア・フェルナンダ」という名前が流行して、同学年ほぼ全員「マリア・フェルナンダ」という世代もあったらしいです。友人にも「マリア・フェルナンダ」がおり、あだ名は「マファ」でした。

家族でも同じ名前が使われることが多々あり、子供の名前が父親と同じ場合や、祖父までの3世代が同じ名前の場合もあります。
ミドルネームが違う場合は父親や祖父をファーストネームで呼び、子供をミドルネームで呼ぶのが主流ですが、ミドルネームまで同じ場合は年配の方の語尾に「on(オン)」、若い方の語尾に「ito(イト)」を付けることによって呼び分けます。
パブロが3世代続いた場合、パブロン、パブロ、パブリートとなります。