見出し画像

前立腺がん治療初日

初診時のPSA値1354と異常な高値だったため…各種検査が続き、生検の退院翌日から治療という「なるはや」スケジュール。
今週、病院3日目です( ꒪Д꒪)

治療初回の流れ

診察前に採血と採尿。
…なんですが、早めに病院に着いたものの検査受付前にトイレに入ってしまい、採尿不能(;´Д`)
先に採血してもらって、急いで自販機でいろはす天然水を買い、飲み干す。
30分ほど経って採尿完了✅

そして診察待ちへ。
担当医の話では、PSA値は1300超えているが(今日の検査でもPSA値1338)遠隔転移は見つからない。
非常にラッキーだね…だって(今後見つかる可能性はある)
生検の結果は話題に上らなかったので、まだ結果は出ていないのでしょう。

ひとまず治療はホルモン療法で始めるとのことで、注射薬のゴナックスと飲み薬のビカルタミドを処方されました。
いわゆるCAB(=Combined Androgen Blockade 複合アンドロゲン遮断)というやつ。

ゴナックスの説明書とビカルタミド錠剤

ゴナックス

ゴナックス=下垂体に働きかけ、精巣で男性ホルモンを分泌させるホルモンの分泌を抑制する。
皮下注射で初回は腹部2箇所に注射、2回目からは1箇所で同じ箇所にならないようローテーションで位置をずらしていくそうな。
5週間ごとに通院で注射。
今回120㎎×2を投与。薬価:23,823円/120㎎
副作用で痛みが出た場合に使う痛み止め、痒みが出た時の痒み止めも処方。

ビカルタミド

ビカルタミド=抗アンドロゲン薬=副腎からの男性ホルモンが前立腺のがん細胞にとりつくのを阻害する。
錠剤で毎朝一錠。薬価:約140円/錠

今回の支払い

今日病院での最後の支払いは17,570円
これには診察、血液と尿の検査、ゴナックス注射が含まれますが、おそらく大部分はゴナックスの価格でしょう。

この後、薬局でビカルタミド+ロキソプロフェン(痛みどめ)+リンデロンVG軟膏(かゆみ止め)が2,330円
合計で19,900円の支払いでした。
今後、毎月2万円ほどの支出が続きそうです。

おそらく、この治療で来月の診療時にはPSA値は大幅に下がって(がん細胞が大幅に減って)いるでしょう。
それでもホルモンバランスを極端に変えるやり方ですから…なんというか自分の人間の質が変わってしまうのだろうという予想はしています。
ネット上でアメリカ人はホルモン療法を嫌う人が多いという情報を見ましたが、そういう変化を良しとしない国民性なのでしょう。

いずれにせよ「やってみなければわからない」…副作用も何年生きられるかも

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?