本末転倒になりそうなカメラの話③
絵を描くのにできれば直に肉眼で見て描きたいのですが、写真等の画像を活用することが多くなるので高精細の撮影ができるカメラを、手に入れようとしてからのお話。
まずはSONYのRX1Rというフルサイズセンサーのコンデジを中古で手に入れましたが…画面周辺で水平垂直が歪みます(例えば水平線が凸面のようなカーブに)
次にファインダーとズームレンズがついてお手頃価格ということでNikon Z50を入手。
センサーはAPS-Cというフルサイズよりひと回り小さい規格ですが、イイ感じで写ります。
多機能過ぎて参考書を買い込んでお勉強。
この頃から…カメラ操作を覚えるのに時間取られるなぁ…思い出したのですが、2023年は前立腺がんの治療もあり、日々夢中で約一年が経っていました。
Z50購入から1年が経とうとした頃…
「やはりフルサイズセンサーでズームレンズ等交換できるヤツ」
「Nikon に対してCanonの写り方にも興味あるなぁ…」
などと考えて、ネット上の情報をつらつらと眺めていたら…ありましたよ( ゚д゚ )
Canon EOS RP !
フルサイズセンサー搭載のボディにズームレンズがついて新品15万円台で売っているではありませんか( ゚д゚ )!
他のフルサイズセンサー搭載機の価格を見ると「正気とは思えないくらい」安いです!
カメラ系Youtuberの評価も「写りが良く、フルサイズ入門に最適…」というものが多かったですね。
なんでもう一台買ってしまったか…より詳しく考えたことを申しますと
・Canonの色の出方はNikonより彩度が高いのではないか?
・Canon EOS Kiss というAPS-C機の宣伝がかなり女性を意識しているような気がして、かなり直感的な操作感ではないか?
・フルサイズセンサーのカメラは光の少ない暗い場面に強いというイメージ
…というようなことでした。
本記事のヘッダーになっている画像は月夜の空を写したものですが、暗い場面でもかなりニュアンスが拾えているのかな、と思いました。
ここで、初めて知ったのは「RAW現像」(笑)
昨年Z50を買った時点では、カメラの画像の保存形式はjpegだと思い込んでいました(苦笑)
jpegは圧縮されたファイルですので、撮影後の画像調整も限られた範囲になってしまいますが、非圧縮のRAW形式だとかなり大幅な調整が可能とのこと。
NikonとCanonでメーカーが違っても、シャッタースピードや絞りの調整などはほぼ同じようなやり方ですね。
Canonの操作感で感心したのは、モードを切り替えると液晶画面にビジュアル表示されて、タッチパネルで直感的にいけるのが分かりやすい点。
面白いのはズームの調整のひねる方向が逆だったりします。
昔、旧日本陸・海軍で航空機のスロットルレバーの操作方向が逆だったという話を思い出しました(・´з`・)
ボディの質感はNikonはカッチリでやや角ばっていて…Canonは全体に角が丸められてシャッターもややソフトな動作感。
Nikonは男性的、Canonは女性的な印象です(あくまで個人の感想)
などとメーカー、機種による違いもありますが、触っていると大事なのは「とにかく様々な場面で撮ってみる」
とにかく持ち歩き、寸暇を見つけては撮影しています。
画像保存の設定はRAW+jpegにして…jpegはすぐスマホに取り込む用、後で画像調整するのはRAWというやり方。
しかし…RAW画像の調整も何気に時間を取られたりして、結局絵を描く時間が削られているのではないか?!
もう、本末転倒になりかねない状況なわけです。
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