朝のルーティン

なんか重いな、と思って目覚める時
腹が温いな、と感じて目覚める時
物凄い速さで踏まれて目覚める時

たいていそこには猫がいます。

うちの猫は扉をジャンプで開けるような芸当は持ち合わせていないので、母がわざと開けたタイミングで入ってきているのでしょう。

髪の毛を食いちぎられそうになっても、素肌に爪が食い込むフミフミをされても、鼻をザラザラ舐められても、猫に起こされる朝がしあわせです。たとえ少々痛くても、寝たフリを続けてしまう。だってかわいいんだもーん。

ゴロゴロしている飼い主が起き上がると、一緒にサッと歩き出して「んに゛ゃぁあん!(まだ食べてませんにゃ!)」「ニャプルルルゥ(くれくれくれ〜〜い)」と朝ごはんを強請るきみたち。いやいや、絶対もらってるよね?もしかして朝ごはんは前半後半で計2回あると思っているのかな。そうかそうか〜。それは仕方ないね〜。

(にこにこ)ぱかっ(ジャラジャラ)

猫たちがガツガツ食べている隙に、自分の朝ごはんを作る。ハムとブロッコリーを炒め、玉子焼きを作って、適当にトマトを切って、そうしていると食べ終わったきじがカウンターにやってきた。じっと見つめて、私の隙を伺う。
この子は野良猫を卒業しても狩りがやめられない。仕方ない、オスの本能だから。しょうがないよね、うん。
私はきゅうりの端っこをぽーーーんと投げた。
目をキランとさせ、君は追いかけていく。猫のくせに、野菜が好きなきみ。べジタリニャン!
人間が投げた野菜を食べる弟猫を冷めた目で見るちーちゃんの構図、何回見たか分からないな。

シャクシャクと美味しそうに食べて、定位置に戻ってきた。
きじが素早くふわふわの手を伸ばしてくる度に、パッパと水を顔にかけています。ごめんなー飼い主も食への執着が強いもんで、君が私のご飯を食べたら、ブチ切れてしまうかもしれないからなー。


やっとのことで完成した朝ごはん、味薄かった!

こんな感じで相手しながらだとまともに作れないんだけど、それも楽しいです。
いつも邪魔してくれてありがとうね。

忙しい朝は流れていきます。また明日も起こしに来てくれるかな、ふふ


今回も最後まで読んでくれてありがとう^ᴗ.ᴗ^
「猫と暮らす」をもっと増やしたいな♩
おやすみなさい



味の薄い朝ごはん

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