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【シティS3、CL愛知2023使用】黒馬単【デッキ紹介】

こんばんは。
内弁慶a.k.a7110です。

幸運な事に
シティリーグ、CL愛知と出場機会を得られたため、
何握ろうか考えた結果今回のデッキを思いつき、
組んでみたところ
想像より楽しげな事になりそうだったので
煮詰めてみようと思い久々にnote執筆開始です。

シティ終わった時のツイートにて
使用レシピ画像とALT機能(画像に説明載せれる)で
300字程度の簡易解説を書かせてもらったところ、
たくさんふぁぼを頂けて自己承認欲求がとても満たされました。ありがとうございます。感謝。


で、翌週にCLを控え


このデッキをもう少しチューニングすれば
より良いものにできるのではないか?という事で
自分なりに60枚の採用・不採用理由や
各対面の基本プランなどなど
文字起こししていこうという次第です。


※書く日がバラバラだったりその時の気分だったりで口語文語が入り交じっています。略称もガンガン使います。予めご了承ください。



0.環境理解☞デッキコンセプト決定まで

2023CL愛知環境についての筆者の理解は以下の感じです。

いつメン

ロスギラ>一撃ルギア>ミュウ(ターボ>Fエネ)な順番でたくさん居て、その他はそれなりにわちゃわちゃ居るんだろうな〜ぐらいのざっくりした理解。

この3系統全部に有利を取れるデッキが作れたら、
まあみんなそれ握ってますよねという話で…​…​…​
基本的にこの3系統で握るデッキを決めて、
デッキコンセプトの遂行から
各対面へのプランを突き詰めるのが
順当に勝ち上がるために必要な努力要素かなと思いました。





さかまいて炎

筆者は基本PTCGOでポケカを遊んでいるのですが
PTCGOはまだDEFレギュ環境であり、
現行の日本スタンレギュの練習を行おうと思うと
新ポケが居ないことや、
Dレギュの強力なトレーナーズが使える中で
なるべく採用を絞った(EFG環境に合わせた)構築でPTCGOに潜るという事がなかなか苦痛であると感じました。特に、ネストボールの代わりにクイックボールを採用せざるを得ない所に紙とのギャップがあり、むず痒い感じでした。

そんなこんなで恐らく練習に十分な時間を費やすことが出来ず、強いて言うならそこまで構築が変わらないミュウVMAXをできる限りの構築で回し続けるのが唯一できることかなと思っておりました。


と思っていた矢先に
友人とリモートで練習する機会をもらったため、
雪道ミュウで挑んだ所


Oh!バンさん迫真のVガードエネCatch…​…​硬い硬いね

Vガード付きバンギラスVの実質HP260が
あまりにもデカい壁であることを理解しました。
フュージョンエネ型であれば多少抗えるものの、
ダブルターボ型の場合は2タブベルトテクノバスターを2ターン続けて行う必要があり、これはだいぶ要求重めの認識です。
かといって現環境のフュージョンエネ型があんまりしっくり来ず…​…
この久々の紙ポケカ、とても勉強になりました。


よし、一撃ルギア組もう(単純)と思い
各地の自主大会やシティの入賞レシピを色々見ていました。
色々見ていく中で気付いた事は、
あくの塔の存在により、
雪道の解決札がスタジアム多投で済まされがちなんだな〜ということでした。
DEFレギュでは、
クイックボールのおかげでバケッチャであったり、
ビッグパラソル(のついでに雪道)を剥がせるロストスイーパーがぼちぼち採用されていた印象でしたが、眺めた限りではそうしたスタジアム解決札はほとんど見かけませんでした。


そういえば、自分で雪道ターボミュウ使ってるけど
このデッキの強いところって
・自分で貼った雪道を自分で剥せるような構築
→相手が貼った雪道を解決しやすい
・自分のジャッジマンで自分が止まるという事がそんなにない
ダブルターボ手貼りだけでVほぼ1枚分の打点が出せちゃう
などなど
挙げたらキリが無いな〜〜などと考えていました。



そういえば昔
ハピナスやアイアントを使ってた時って
シャドーミスト連呼されると手貼りできなくて詰むから、基本エネピン刺ししてたレシピをよく見かけたな〜
クワガノンもシャドーミストのためにきとうし積んでたな、まあ今はそんな技の効果を打ち消せる手段が無いんだけど…​…​












エクストラだと
きとうしとポケモンレンジャーがいるよ




え、
無いの?


ということでデッキコンセプトが決まりました。

1.デッキコンセプト

シャドーミストをひたすら言うゲーム①
シャドーミストをひたすら言うゲーム②

こくばバドレックスVの技
「シャドーミスト」の圧倒的ロック能力により

環境2デッキを完全にシャットアウトします。

やりたい事が決まったので、
こくばバドレックスVを使ったデッキレシピを考えることとなりました。

今回やりたいことの最小要求札は

 

進化する前から始めないと遅いけどね
フュージョンエネ型はどうしようね
  • こくばバドレックスV

  • 超エネルギー

  • 頂への雪道

  • うねりの扇

以上の4枚です。

この事から、自然と超エネルギーが入る

  • サーナイトex

  • ロスト系統(ざっくり)

上記2つの軸で考えようとしたところ、 
ロストならそもそもこんな小細工メタ要素を入れずに普通に戦った方が良さそうと思い…​…​…​…​
サーナイトexはこくばと組み合わさった型もぼちぼち見かけるので、まずはリファイン系統にメタ要素を加えよう…​…​と思った時、ミュウツーV-UNIONも顔を覗かせていました。
ロスト相手に16点ばら撒きまくりたいよな、わかると思い、全部入れました。

全然回りませんでした。


というのも、
一撃ルギア相手に今回のコンセプトを達成するためには、先2 or後1で

  • 頂への雪道を場に出す

  • こくばバドレックスがバトル場に出る

  • 超エネルギーを手貼りする

を必ず実現する必要がありました。
そのため採用枚数を黒馬に傾くように作ろうとしており、雪道もサイド落ち考慮で2枚は必要、という所で2進化ライン、V-UNIONまでぶち込んでいては初速が遅遅でどうにも…​…​


そんな時、
ちょっと前にも初動でルギアをシャットアウトするデッキが流行っていた事を思い出します。

スタートポケモンが確約されるデッキ、大好きです

そうか、思い切って良いんだった
黒馬のみで構築しても、良いんだった
っていうか黒馬の上、なんかドローできるんだけど
ん?本当に黒馬だけで完結してないか?


というわけで黒馬4-4から始める事にしました。


とりあえずロストに抗う手段は必要そうであることは明白だったので、何か無いかなと思ってたら、
「アストラルビット」とかいう技、50点を2箇所におけるやんということで、輝くフーディンを絡めることで効率良くキュワワーを殲滅できるかも?と思いささっと考えてみました。

おとぼけスピット2発でこくばの下って飛んでしまうんですね。このプランの場合は複数回アストラルビットを宣言したいわけですが、スピット連打に押し負けてしまうためあまり効果的で無さそうかもなーという脳内エアプで結論が出ました。
結局のところ、さっさとV-UNION降臨してサイコプロージョン祭にする方が良さそうなので黒馬をどんどんVMAXしてガンガン山を掘ろうと思いました。そうなると黒馬の場持ちを良くするために回復ギミックが良さそうだなとなり、輝くアマージョを採用するに至りました。

あとはとにかく必要パーツに先2までに触れるようにするべく博士やペパーを多投してルギアとターボミュウに必ず勝てるように組みつつ〜〜〜ドン

2/18 自主大会2-4でした

わかってはいたけどロスギラがまあ厳しい。
この日はロスギラと2回戦い、2戦とも相手に下振れてもらってた感のあるゲーム運びだったのにも関わらずしっかり負けてしまいました。
またマリガンで相手の手札が増えがちなため相手のロストが溜まるのも早く、2ターン目にミラージュゲートでドラピオンが完成した場合、もうお手上げ状態でした。

しかし一撃ルギアとマッチした時、コンセプト通りに勝つことが出来ました。
「ドロー、シャドーミスト10点で。」をひたすら言うゲームができ、コンセプトとしていた勝ち方が決まり心底気持ち良くなれました。
このデッキの事をもう少し信じてみようと思い、
翌日のシティに向けて微調整を行いました。

反省点

  • エネの現物が少ない

  • ボスよりセレナ(手札切れる、準備してるVを先に叩きたい)

  • 先手が多くVIPパスにあんま触りに行かない(初手ペパー言えない)がちかも

  • ツツジ初手に来ないで

的なところが気になったため、少し調整をした結果冒頭のツイートのリストとなりました。


再掲
In:超エネ、セレナ、ネストボール2枚
Out:VIPパス、ボス、ツツジ、アルセウスフォン
yS2SMy-Kqk91K-pUUXyX


調整して臨んだシティは0-1からの5連勝を決めてなんとかベスト16に食い込むことが出来ました。ロスギラに当たらなかった事が救いだったのもありますが、ミライドンやアルギラに展開差で勝つ事が出来、ロスリザとミュウとルギアには想定プランを決めることが出来ました。とはいえミュウ戦はうねりの扇がサイド落ちしていたのでサイド4枚取られてからのシャクヤの50%お祈り、ルギア戦は後1博士で森の封印石に触れてギリギリ、って感じなのでだいぶヒヤヒヤしてました。

その後トナメは一没となりましたが、自分なりに環境を意識して作ったデッキでそれなりの結果を残せた事は素直に嬉しく、翌週のCLに向けても、ある意味腹を括れるなと思えました。
単純に、黒馬の地力の強さを知ることが出来たのも良かったです。


2.採用検討カード

2日間で計13戦し、体感できた課題がいくつかでてきたので、CLに向けてどう改善できるかを検討していきます。

〇逃げ0のポケモン

冥界の扉の都合上、死に出しできる逃げ0のポケモンがいると動きやすそうな印象。
また、万が一ルギアとミュウ相手にスタートしてしまっても入れ替えコストが不要、縛られる心配(突然のスナバァ等)も少ないと見て良さそう。
なんか超エネで打てるいい技持ってそうなのは〜と思い検索したところ、3匹ぐらい居た。

非エクの便利屋

・モトトカゲ
→令和のカプ・コケコ。ドロー技が偉いがなるべく打ちたくない。スピットで落ちちゃうの辛そう。

・ミュウV(フュージョン)(画像略)
→ドラピオンの要求が軽くなるのが良くない…​…​

ガブギラの時お世話になってたコケコ先輩

・オンバーンV
→令和のかいてんひこうコケコ。
1エネ全体2点ばら撒き、偉そう。
キュワワー2体に2点、アストラルビットで回収出来たらだいぶ偉そう。マナフィを強制させ得るのも偉そう。
2-3-3の押し付けができるかもなので、だいぶアリかも。

(2/27追記、コメント感謝)
・レントラー(しゅんぱつりょく)
マリガン減らせる、スピット耐える、黒馬が並べられなさそうな初手であれば引き直しを選べる。
シークファングで冒険家・ハイパーボールを持ってきてV-UNIONの早期召喚や多面VMAXの完成が狙えるのもGOOD。
懸念点は、スタートしなかった場合に逃げゼロ死に出し要員として置けないこと。あとパラダイムトリガー剥いて無さ過ぎて1枚も持ってないこと


〇理想札に辿り着くためのカード

一撃ルギア対面でぜっっっっっっったいに初動のコンボを完成させたい、その他対面では早いところ黒馬を進化して並べたい、と言ったところでサポート以外の山圧縮札は大事そう。

今回ロックするにあたって初手で欲しい札は、
うねりの扇(ミュウ対面、地味にアルセウスも)
・頂への雪道
(ルギア対面)
であり、
これらに触れるのがペパー(というか森の封印石)である。次に可能性が高くて博士の研究。さらに次点でセレナのドローやジャッジマンに頼る事となる。
仮に後手の場合、初手トップドロー込み8枚でこの辺りのカードに触れないとルギア対面は負ける。
極力対面考察をせずに済むように構築を考えたのに、運良くマッチできたとして負けてしまってはここまで突き詰めた意味がなくなってしまう。

・トレッキングシューズ(画像略)
単デッキのお供になりつつある。
トレッキングシューズなら解決札そのものを拾い得るし、他対面でも初動準備の展開の速さに一役買う。そんでよく考えたらV-UNIONも落とし得る。
なぜ最初に入れれなかったのか…​…​

思えばこの日じゃんけん6-1だった
無理矢理捻り出したシリーズ

・ガッツのつるはし
ジャッジマンホイッスル、再録せえへん?
ここまで枠を削るとデッキの最大値が下がると思う。

・ツールボックス
道具版ポケギア。しかも全部回収。
ドロサポ使っても森の封印石に触れなかった場合に、もうワンチャンス生まれうる。理想ロックを行う札が少なくて済むおかげで、封印石1枚で解決する事から入れる意味はあるかもしれない。でもそれなら先にポケギアを入れそう。あと封印石そのものを増やすだろう。

〇エネルギー管理札

ゲームが続いていく中で、中盤に冥界の扉が言えない事や終盤にエネがもう無いことがちょいちょいあった。現状クララが入っているが、中盤や終盤は手札干渉か裏呼びをしたい事が多く、有効に使えた場面はなかった記憶。

・エネルギー回収(画像略)
クララでポケモンを拾う効果が欲しい時が思ったよりなかったので、エネルギー回収でよさそう。ペパーでも拾えるようになるし。ペパー強。

・超エネルギー現物(画像略)
とりあえず最初の11枚は少なすぎた。
こくばにとってエネルギーはドローソースになるので、枚数入れ得の認識。ただ初ターンはドローにならないのでかさばるとちょっと困る。
JCS優勝したときの黒馬が14枚ぐらいあった気がするので、それぐらい欲しい気持ちはある。けど難しい。うーん…​…​

・エネルギーリサイクル(画像略)
調子に乗って冥界の扉をし過ぎると山札切れを起こすため、山回復札が欲しいと思うことがあった。が、ちょっと考えた結果ジャッジマンで手札戻す事を意識すれば解決しそうな気もした。

・ダブルターボエネルギー(画像略)
アストラルビットが打ちやすくなるのと、逃げエネとして使うことで超エネルギーを節約できる。その点は優秀なので考慮しても良いかもしれない。

〇回復札

できればド派手な奴。終盤に打ちたい。
ギラティナに一発殴られて後はロストマイン待ち〜みたいな黒馬をどうにか蘇生できたらだいぶ偉そう。たぶん。エクの黒馬のアセロラってそりゃ強いですよね〜〜〜。

回復札ってマイナーになりがちですよね〜〜
って事でここは画像を端折らないことにしました

・モミ
ド派手に回復できる人がこの人しかいなかった…​…
ロストマインで先にばらまかれたりすると大変なことになるが、全体回復札を残しておければケアできる。

・クワッドストーン
そういやこんなんあったね枠。
4枠も割けないし途中博士で捨ててそう。

・コック
サポ権使う割には回復量が足りない印象。

おうえんタオルとかすごいキズぐすりが
恋しくなる回復量

・きんきゅうゼリー
仮に黒馬が280食らったとして、発動しなくて草。

・ピクニックバスケット
オンバーンの技とアンチシナジーだが、スピット+ロストマインを耐えうる回復量は良い感じな気がする。と思ったらオンバーンは耐えられなかった。でもペパーで触れる30回復。ペパー偉。

・おいしいみずセット
1回限りのアマージョ。ウッウのツーパンを耐えうるが、やっぱりオンバーンは耐えない。

〇道具(2/27追記、コメント感謝)

せっかくペパーを多投しているので、封印石以外の道具も採用を検討すべき。

・葉隠れポンチョ
ペパーで入れ替え札とセットで持ってくる事で受け回しターンを延ばせる可能性が大いに生まれる。
お願いだからワザの効果も受けないで欲しい。
シャドーミスト連呼時にも、裏を進化せざるを得ない時に保険として付けられる。

・げんきのハチマキ
・おはらいグローブ
前述のレントラー採用時に、レントラースタートからの初ターンペパーでこの辺りを持ってくることで、ロスト相手に後1からサイドを進められる可能性が生まれる。レントラーを採用せずとも、シャドーミストのダメージクロックを上げることができたり、3エネダイガイストにげんきのハチマキでウッウを倒す事ができる(この場合、盤面のエネが全てバトル場に行くのでちょっと不安要素はあるが)。

3.最終的なデッキレシピ

そんなこんなでCLに持ち込むことにしたのがコレ

森の封印石以外全部ノンキラにできました
dFkkvf-GhCfl2-FVfk5k

〇新採用カードとその理由

・オンバーンV
逃げ0が1匹いるだけでだいぶプレイングが楽になることを認識できた。マナフィ呼んでくるところがV-UNIONとのシナジーだったがV-UNIONが抜けてしまったのでちょっとアレ。

・トレッキングシューズ
前節で書いた通り、盤面準備を早めるために投入。

・バトルVIPパス
ネスト2枠から無理矢理枠をこじ開けるために採用。
諸説ではあるが、ペパーで触れるのでやっぱ1枚は入れ得だと思う。先行取りたいけど。

・ヒスイのヘビーボール
このデッキは盤面の黒馬の数が文字通りデッキとしての馬力となる(?)。そのため黒馬がサイド落ちすると余りにも辛いことが多かった。特に2枚落ちした時は目も当てられない。保険オブ保険。

・あなぬけのヒモ
V-UNION不採用としたため、裏取れたら勝ちみたいな時に欲しそうと思った。後レジエレキが-100点で誤魔化してくる時が多々あったので。

・エネルギー回収
クララと交換。

・モミ
・ピクニックバスケット
回復枠。後述するがV-UNIONの代わりに採用。

・ペパー4枚目、封印石3枚目
初動により重きを置いた。封印石の現物を増やすことでドロサポから触れる可能性を少しでも増やしたかった。

・セレナ2枚目
ドラピオンやギラティナを先殴りできる可能性を少しでも上げたくなった。ボスよりは、最初の展開に貢献できる分良いかなと言ったところ。

・こだわりベルト
せっかくペパーを多投しているので、何か道具を入れたかった。
ペパーで水晶とセットで持ってくることで、そのターンの打点の伸びを、盤面から想定できるラインより1つ上乗せできる。ベルトの枠が超エネでも良いようにも思えるのだが、意識外の打点、序盤からの打点に寄与できる所を評価したい。

・うねりの扇2枚目
後述するがシャクヤを抜いたため、2投せざるを得なくなった。アルセウス対面で案外使う場面がある。

〇不採用カードとその理由

・ミュウツーV-UNION
デッキの回転を重視した事と、思い返すとV-UNION降臨させるのがやはり普通に難しく、13戦やって召喚したの3回ぐらいだった気がしたので抜いた。ダメカンばら撒きの代わりに回復手段を投じることで対ロストへの抗い方を変えた感じ。

・かがやくアマージョ
初動事故要素をなるべく減らしたかったため。ピクニックバスケットの方がペパーと相性が良い(?)

・ジャッジマン減らした
本当は減らしたくないが、枠の捻出。

・シャクヤ
V-UNIONが抜けたため。

・ハイパーボール減らした
V-UNIONが抜けたため。とはいえ黒馬の上に確定で繋がるグッズがこれしかなく、1枚は正直心許ない。冒険家の発見で誤魔化している感じはある。

4.各対面のプラン

まず、基本的にジャンケンに勝ったら先攻を取る。
ルギアにロックを決める時、先2と後1ではドロー1枚分の差があったり、先2であれば裏の黒馬が進化して冥界の扉で解決札を探しに行ける可能性が生まれる。裏目としては、後1でジャッジマンを打たれることで手札がバグる危険があると言えばある。
そうとしても、ロックを決める対面以外では基本的にさっさと多面VMAXを作りたいので、先攻を取っていきたい。

〇ルギアVSTAR

先2or後1で絶対に雪道シャドーミストを決める。
が9割ではある。以下は残りの1割について。
万が一相手が雪道解決札を持っていた場合、返しでバンギラスを取れるように準備をしておきたい。最も雪道があるのでしこしこ手貼りするだけではある。黒馬を進化させずに4面並べてエネを散らしながら構えておき、相手が動いた時に残り3匹を全員VMAXして、先にバンギを取る。返しで2体目のバンギが出てくるが、盤面に超エネ8枚で2体に4-4とかで付けれていれば、Vガードをうねりの扇で飛ばしたりベルトを付けたりで返すことができる。
相手がイベルタルまで採用していなければ、恐らく黒馬VMAXをワンパンできるポケモンが他にいないのでもう1ターン殴って勝てる見込み。
なおこのプランを通すためには、オンバーンが場に出てるとちょっと困る。

雪道解決札がバケッチャの場合、ぶっちゃけこんな悠長な時間はもらえないと思うのでまあ厳しい。
さぎょういんやロストスイーパーの場合は基本的に素引きしかできないはずなので、少し余裕が生まれて欲しい。とはいえ、まあスタジアムしか入ってないことをお祈りする。

解決札が無いのに投了がもらえない可能性もある。
基本は山切れを狙う。またジャッジマンで山札は回復してしまうが、逆に言えば山札の枚数×ジャッジマンの枚数分ダメカンを載せられること、基本入れ替えがない為受け回しが出来ないこと、運悪く初手でVガードを貼られてもうねりの扇でフォローできることから、ちゃんとやる事やれれば時間内に終わってくれないかなと思っている。
シティではラッキーエネルギーを貼って貰えてこっちがラッキーだった。

〇ミュウVMAX

ダブルターボ(雪道)型の場合は、うねりの扇を引くまでひたすらシャドーミストを連呼。これによって盤面には初ターン手貼りした分1枚のみになるはずなので、うねりの扇を使ったタイミングからは相手が殴る手段が無くなるはず。例外としてロストミュウのウッウがいるが、これはもうマケデイイデス。
オドリドリがいるとシャドーミストの打点が入らなくなるのでちょっとどうしようという感じだが、これもこっちがひたすら手貼りを続けて盤面をエネだくにし、向こうのミュウVMAXを2回取れるように立ち回れば多分大丈夫。あとミュウ側が黒馬を見たら、初ターンに死ぬ気でダブルターボエネを探すはずなので先に山が切れると思っている。

問題はフュージョンエネ型である。
カミツレの存在により、山札からのエネ加速が行えてしまうため、完全ロックが決まらない。
どうしてもここに殺意を向けるならはかいのさけびイベルタルの投入も考慮か?いやー…​…​
一応、相手のフュージョンエネの総数を減らすことでロックできるかもしれない。
相手が後1でメロディアスエコーを決めに来てくれた場合、こくばが2面残っていれば、返しに全力で冥界の扉から初ターンの手貼りと合わせて3,4エネ黒馬でメロエッタを倒せるかもしれない。が、以降テンポを取られて負けるビジョンが見える。

一応、相手の盤面にエネが無い状態であれば、カミツレだけでは殴るためのエネ要求が間に合わないのでシャドーミストを言い続ければ殴られることは無い(ミュウ側が基本エネを採用していなければ)。
雪道を貼りながらシャドーミストをすることで相手がカミツレに触れないようにし、そうして時間を稼いでいる間に黒馬をムキムキにできればワンチャンスある。
とはいえ、先に相手が殴り始めた場合は厳しめのマッチではある。そういう意味では後攻を取れた方が優位に進めやすいマッチかも。

〇ロストギラティナ

一番シェアが高いと思うが、不利。
ギラティナ側がスターレクイエムとロストインパクト+小突きorミラゲドラピオン起動でいとも簡単に3-3される。
抗う手段として回復札を挟む事になるが、あんまり間に合わなさそうな感じは否めない。
超理想のプランは、
「オンバーンのばくおんぱ+アストラルビット(もしくはアストラルビット2回)でキュワワー2面取りの後、ギラティナ2体を倒す」
という感じになる。この超理想展開で4回殴っている間に相手が3-3で取れないようにうまく立ち回るしかない。
現実は入れ替えカートとかですぐに破綻するように思える。あと雪道貼ってくるのも辛い。

〇ロストバレット

輝くゲッコウガが採用されており、相手対面に合わせて弱点を付けるポケモンVにミラージュゲートを使いながら前のめりにサイドを取りきるタイプのロストの認識。空の封印石もよく飛んでくることから、2-4のプランが取られうる。超キツい。
とにかく毎ターンサイドを取って、取られた返しで手札干渉しつつ取り返せるような盤面作りを心掛けたい。

〇ロストリザードン

ウッウとヤミラミで殴りつつ〆にリザードンで効率良くサイドを取りに来る、非エク主軸のロストの認識。
ミュウツーV-UNIONがいれば、サイコプロージョンによるサイド総取りを狙うことで、リザードンを起動させずにゲームエンドを狙える。
今回はミュウツーを解雇したため、VMAXの高耐久で受け回しつつ、回復を挟んでサイドレースを優位に進めたい。幸い小物が多いので、盤面のエネ管理はしやすいはず。

〇アルセウスと愉快な仲間達

アルセウスが軸となってトリニティノヴァで攻撃と盤面準備を進めてくるデッキタイプ。今だと主流はギラティナに空ピカが添えられるイメージ。
ミュウの速さに負けないためにドラピオンが入りがちで、アルセウスがエネ加速を行うのでだいぶ辛めなマッチである。うねりの扇で初動のテンポをずらしていきたい。
また、雪道を貼ってくる対面であるが初動でスターバースを言ってくるので雪道をこっちから貼りたい。ように思えるが、うねりの扇とシャドーミストで相手が2ターン目に殴れなくなる可能性もあり、この隙に冥界の扉を連呼したいため、むしろ雪道を貼らない方が良い(シティはこれで1敗した)。
シャドーミストは雪道を剥がさせないだけでなく、雪道を貼らせないこともできる超優秀技であった。

基本的にドラピオン以外は黒馬をワンパンできないはずなので、多面VMAXで押し切りたい。ドラピオンも即起動できず、アルセウスの技宣言後に起動するためそこをセレナで先取りしたい。

〇レジエレキミライドン

ミライドンの特性でガンガン展開しつつ、エレキジェネレーターによる突然の加速で殴り始めも比較的早い…​…​ようで、エレキジェネレーターの当たりにだいぶ左右される印象。
ミライドンの打点が伸びまくるが、だいたいどんだけあがっても310で止まる印象。多面VMAXで押し切りたい。

〇サーナイトex

中速デッキだが、盤面が完成すると豊富なドローシステムとエネ加速により手が負えなくなる印象。
これも多面VMAXで押し切りたいが、中盤以降ザシアンVがワンパンしてくる危険が高く、空の封印石込で2-4で取られることも考えられる。さっさとこっちも盤面を作って雪道でサーナイトexの特性を止めていきたい。

〇ヒスイゾロアークVSTAR

ロストを見てエンペルトを入れ、その都合で水エネとメロンが入ってくる印象。もし基本エネの採用が無ければシャドーミスト連発…​…​と思いきや、相手はエネ無しで30点を刻めるため余裕で負ける。そして何より相手は黒馬をワンパンしうる火力を出せるので不利認識。
最強のメタカードとしてピクニックバスケットが逆に刺さりうる。

〇その他

ざっくり言うと
こくばVMAXをワンパンしてくる相手は不利、
非エクで安定して2パンしてくる相手も不利、
その他は五分、やや有利になるかも?と言ったところです。

5.まとめ

ただの感想文です。

ほんのひょっとした気付きから作り始めたデッキでしたが、自分の中であれやこれや考えて色々組み替えて見るのはなかなか楽しく良い経験だったなと思いました。

ナイトウなので〇〇ナイトで埋めつくしています
スリーブはサーナイトでした
去年はメタナイトのスリーブでした

「経験値はデッキに貯まっていくんじゃない
自分に貯まっていくんだぞ」

というライ太の言葉が身に沁みます。
デッキコンセプトの章で紹介したななやまさんのプテラ単やウオノラゴン単をはじめ、イシヘンジン単とかパッチラゴン単などなど…​…​いわゆる単デッキと呼ばれるデッキが好きな節があるんですが、今までは色んな人が先に産み出した物を自分なりに触れて遊んでいただけでした。

遊んでいただけ。
そう思っていたんですが、その経験が無ければ今回のデッキを作る事はまず不可能でした。
不利対面も多いので特別に強いデッキであるとか、Tier1のプロトタイプだとかそういうものではないですが、自分の中で愛着の湧くデッキタイプを1つ掘り下げられた事を嬉しく思っています。

でもまだまだ到底掘り下げ足りないと思います。
ここまでこのnoteを読んでくれた稀有な方に、1回でも良いのでシャドーミストを連呼する悦びを味わって貰いつつ、よりブラッシュアップをしてもらえたらこの上ない喜びです。
それこそ、ルギアとミュウがいる内に!


6.で、CLどうだったん

ルギアとミュウ、どこ行った?

─────ルギアとミュウ、どこ行った?

悪タイプ踏んで終わったーーーー等とほざいてはいますが、そりゃまぁ環境TOPに悪弱点が居るので…​…​
より広い選択肢が見れるような構築で勝ちを進めた先に、ようやくメタ対象のデッキに当たれるのかな〜という所はありましたね。。完敗でした。。。
とはいえモミの採用のおかげで初戦の勝ちを拾えたので、CL前にあれやこれや考えたことは無駄じゃなかったな〜と。

一応サイドイベントの戦績も。

①フュージョンミュウ〇
相手が序盤あまり展開できず動けてないところにうねりの扇からシャドーミスト連呼でドローゴーを貰っている間に黒馬3面完成させて勝ち。尚この日初めてシャドーミストを宣言した。

②ヒスイゾロアークVSTAR×
最強メタカードピクニックバスケットにより相手の盤面のダメカンを0にすることに成功。成功したが、サイドからエネを拾えなかったために、エネが足りず逃げられない黒馬をバトル場に縛られLO負けしてしまった。下手くそ!

③アルギラピカ×
うねりの扇が2落ちしテンポを崩せ無いどころか、こっちの盤面が全然展開できないままベルトトリニティノヴァで黒馬が落ちドラピオンが完成し終わり。

とまあ戦績だけ見ると散々ではありました。
でも久しぶりのCL、とっても楽しかったです。
また懲りずに応募して、
運良く行けたら良いな〜と思います。


ここまで読んでいただきありがとうございました!
何かあれば内弁慶(@inside_benkei)まで!
それでは!


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