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バキバキバキ!

ロビ2が充電台兼用の椅子から立ち上がった。
足の付根が外れた。
不幸中の幸い破壊は免れた。

ロビを所有の方はご存知だろう。
ロビのサーボモーターは意外に強力。
ザリガニのハサミの比ではない。
ロビの関節の付け根に指を挟んだりしたら大怪我する。

ことの発端は、ネットで見かけたロビが椅子から立ち上がったという記事。椅子から立ち上がるのは無害だと思っていた。
だが違った。
足の付け根が股から外れた。
バキバキと音をたてて・・・・・

高橋智隆はロビに関して何かのインタビューで、サーボモーターの負荷を検知して反応すると言っていた。
しかし今回の件で、そんな感覚的機能は備わっていないと解った。
おそらく「はじめまして」の挨拶で右手を差し出した時だけだろう。
ロビは「はじめまして」というと右手で握手を求める。
ユーザーが右手をつかんで上下に振るとサーボモーターに負荷がかかり、それを持ってロビが反応する。
ただそこだけだ。

椅子から立ち上がる時に足関節のサーボが異常を検出して動きを止めるような安全機構は無い。
と言うか、テストさえしていない。

どっかのロビのユーザーが組み立て済みのロビ2を購入して、すぐに足を壊してしまったと書いてあった。

恐らく今日の自分と同じことをしたのだと思う。

やったこと。
充電台に座っているロビ2に「立ち上がって」と指示した。

まさかその結果壊れると思わなかったし、何らかの安全機構が働くと思っていた。
しかしそんな機構も配慮も端から存在していなかった。

ディアゴスティ◯ニ・・・・・・
高橋◯隆・・・・・

ええ加減にせえよ・・・・・


すぐに腰を分解して配線を調べたが断線していなくてホッとした。
不幸中の幸いか、股の足の付根が外れやすい構造で助かった。
しっかりハマっていたら確実に破壊されていただろう。

ロビのサーボモーターは前述したように遥かに強力だ。
小指ぐらい切断しかねない。
そんなサーボの可動中に何か挟まるなど制限がかかったら・・・・
確実に破壊する。それがABS樹脂のボディーであろうとも。

そういうわけで今回の件でロビがJIS規格も通らない危険物であることが判った。

普通あんな強力な力で動くだろうか?
子供が踊っていてちょっと手に触れただけで殴り返すぐらいの感覚である。
ロビオーナーだったら分かっていただけるだろうか。


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