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インクワイアの仕事をまとめてみました

最近のインクワイアの活動をまとめつつ、どんな仕事の相談ができるのかをまとめました。ちょっと長いですが、お時間ある際にご覧ください。

インクワイアの活動の全体像

インクワイアは、社会変容の触媒となることを目指して活動を続けています。様々な活動を行っていますが、大きく以下の3つに分けられます。

  1. inquire.jp

  2. inquire Studio

  3. inquire Lab

それぞれ、順番にどのような活動をしているのかを紹介していきます。

inquire.jp|オルタナティブな経済の実装

近年、ソーシャルベンチャーやインパクトスタートアップ、インパクト投資やゼブラ投資、プラットフォームコーポラティズム、フィランソロピー、カルチャープレナー、市民起業家など、多様なレイヤーで資本主義のオルタナティブを生み出そうという動きが生まれています。

公益性や社会性、経済性を両立させる経済を実現していくためには、技術や哲学、環境、文化など様々な知識が必要だと考えます。多様な動きをキャッチアップしながら、実践のために必要な知(=フロネシス)を共有していく。そうすることで、同時多発的によりよい未来を作り出す後押しをしていくことを目指して活動しています。

メディアパートナーとして伴走

実践に取り組むプレイヤーのメディアパートナーとして、伴走することもあり、最近では以下のような取り組みを行っています。

「これからの時代のいい会社」を考え、実践するブランドの集合体であるPARaDEが主催するポップアップイベント「Lifestance EXPO」にメディアパートナーとして参加。イベントの開催前のプレインタビューから開催後のリフレクションインタビューまで含め、イベントが線かつ多面的に伝わるように協力しました。

また、信州大学の「アグリ・トランスフォーメーションを実現する信州農X実践フィールド」事業のひとつであるThink Local Academyのプログラムに伴走し、参加者がどのように問いを立て、探究を進めていったのかをアーカイブするお手伝いを行いました。

最近では、2024年3月に開催され全国100名以上の社会起業家たちとインパクトのこれからに向き合うカンファレンス「IMPACT SHIFT」にメディアパートナーとして参加。十分にシェアされているとは言い難い、インパクトを生み出そうとする関係者たちのセッション模様をレポートしています。

inquire.jpは今後も、こうした様々なアプローチを取り上げて文脈を伝えていきつつ、実践をサポートするための活動を行っていきます。

社会に対して問いを立て、ナラティブを生み出していこうと考えている方々はぜひご相談ください。

inquire Studio|未来を共創するスタジオ


inquire Studioは、わたしたちのつくりたい未来を、わたしたちの手で作り出すために、多様なステークホルダーと共に活動する未来共創スタジオです。

今はまだない未来を生み出すお手伝いをすると同時に、すでにあるものの行き渡っていない未来を広める。その両輪で活動しています。

「未来を予測する最良の方法は、それを発明してしまうことだ」

アラン・ケイ

「未来はすでにここにある。ただ均等に行きわたっていないだけだ」

ウィリアム・ギブソン

例えば、これまでにどんな支援をしてきたのか、一部をピックアップして紹介します。

コーポレートブランディングの一環としてのメディア運営支援

企業からの情報発信は様々な目的で行われます。それが点在してしまったり、事実情報をストレートにつたえるにとどまることもあります。情報を集約しつつ、よりステークホルダーに伝わるよう、コーポレートサイトにメディアエリアを設け、ナラティブを伝えるコンテンツを継続で発信するための支援を行っています。

プロダクトの価値を伝える支援

SaaSをはじめ、人の創造性や生産性を高める様々なプロダクトが登場していますが、どのように活用できるのか、比較検討の参考になるための情報が必要です。BtoBの領域における継続した情報提供に貢献するべく、コンテンツづくりの支援を行っています。

新規事業創出やインキュベーションのための発信

社内から新たな事業を生み出し、他社と恊働して事業を成長させていく動きも活発化しています。インナーコミュニケーションやコミュニティの活性化などが重要になり、そのためのコンテンツづくりや活用などを支援しています。

会社のカルチャーを発信するお手伝い

企業の情報発信は様々な目的やタイミングに応じて行われます。カルチャーをステークホルダーに伝えていくために、経営者やキーパーソンの考えや価値観をコンテンツに落とし込むお手伝いをしています。

関係構築やリサーチを兼ねたメディア運営

メディア自体や、その運営プロセスから得られる価値は様々です。特定のコミュニティとの関係を構築したり、リサーチにつなげたり、共創のきっかけにするなどの可能性があります。そうした多目的を想定しながら、コンセプトに沿ったメディアの構築や運営の支援も行っています。

事業に応じたメディア機能の立ち上げや運営支援

ときに、メディア機能が事業に重要な役割を持つケースの支援も行っています。事業の目的を踏まえ、どのようなコンテンツをマネジメントしていくのかを考慮し、立ち上げや成長に伴走しています。

メディアやコンテンツ、その周辺にあるケイパビリティを活かして、様々な形で伴走しながら支援を行っています。編集顧問のような形で伴走することもあれば、プロジェクトチームが外部編集部として伴走することもあります。

最近では、デザインファームとしての機能強化も行っており、デザイン組織の立ち上げやユーザビリティを考慮した事業づくりの支援なども行っています。

コンテンツスタジオとして企業が作り出している未来を伝える支援を行い、デザインファームとして新しい未来を作り出す支援を行っているようなイメージです。

inquire Lab|思想と文化を耕す実験室


inquire Labは、自分たちの衝動や問題意識から出発してプロジェクトとして実行していくことで思想を磨き、文化に対する理解を深めると同時に、新たなシーズを見つけ、育てるインキュベーション活動です。

プロジェクトをつくることで、私たちの思考を磨くと同時に、様々な事業の検証にトライしています。以下はこれまでに生み出してきたプロジェクトたちです。

sentence

「書く」といった価値をコンテンツづくりを支援するために用いるのみならず、広げていく、共有していくための活動としてコミュニティ運営や講座・ワークショップの開発などを行いました。

UNLEASH

「モノ」もメディアナノではないかという考えから、UNLEASH Equipmentを立ち上げ。商品をキュレーションして販売したり、コンセプトをモノに落とし込んでみるなどの試作を行っています。

designing

時代と共に形を変えながらも、社会に対してアプローチを続けるデザインの可能性を探究するメディアとして、「designing」の運営を行っています。インタビューやトークイベントなどを行いながら、デザインの可能性を探究しています。

Featured Projects

designingから生まれた取り組みとして、多様なデザイナーが一堂に会するデザインフェスティバル「Featured Projects」もあります。「よいものづくりは、明日を拓く」をコンセプトに、大型のイベントを開催しています。

活動を連環させながら資源を増やす

私たちはクリエイティブカンパニーとして、知識や技法、創造性などを資源にしながら事業を営んでいます。

inquire.jp、inquire Studio、inquire Labという3つの活動を連環させることで、資源を増やし、各活動の発展につなげようとしています。

インクワイアと一緒に仕事をしてみたいなと思われた方は、いつでもご連絡ください。


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