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YouTuberに憧れるのはこどもだけではない

わたしが「YouTuber」の動画を見始めたのは、2年半程前のことだ。

兄はそのずっと前から、東海オンエアの虜だった。
会社帰りに歩きスマホをしながら動画を消費している兄を見て、わたしは、鼻で笑っていたかもしれない。

「YouTuber」に興味を持っていなかったし、世間の「こどもに大人気のYouTuber」という言葉だって信じきっていた。

そんなわたしは、今の仕事に関わるまでYouTuberとの接点はなかったのだが、昔からエンタメを軸に生きていることに変わりはない。

バラエティ番組の制作会社でクイズを企画したり、映画制作の会社で美術スタッフとして動いていたり。

YouTuberと関わる今の仕事のきっかけになったのも、新聞社で芸能ニュースを書いていた経験が買われたからだった。

そして、LogTubeに関わることになり、YouTuberの動画を見始める。

根っからのエンタメ好きだった女は、あっという間にYouTuberに夢中になった。

朝メイクをするときも、
通勤電車の暇な時間も、
寝る前の手持ち無沙汰なときも、
YouTuberと時間を過ごす。
YouTuber中心の生活になった。

月に100本観たこともあった映画も、大好きなバラエティ番組も小説も、それらの存在を忘れるくらいYouTubeに没頭している。

私をここまで駆り立てるYouTubeにはどんな魅力があるのだろうか。
思いつく限り、羅列していく。

ひとつは、毎日観ることができること

いつ見ても好きなチャンネルの新しい動画が配信されている。
今日は面白いテレビ番組やってないな〜、
電車通勤暇だな〜
そんなこと言っている時間がなくなる。YouTubeに人生が奪われるくらい見たい動画でいっぱいいっぱいになっていくのだ。

ふたつめは、親友ができること

大人になって親友を作るのはなかなか難しい。人間関係をイチから構築するには社会人には時間が足りないからだ。

でもYouTuberとなら親友になれる。毎日動画で顔を合わせていくうちに、自然と絆ができていくような感覚が生まれるのだ。いつも画面を見れば親友が話しかけてくる。

このストレス社会、動画を見るだけでほっとひと息つける存在がいるだけで、心が救われるはずだ。

みっつめは、情報強者になれること

ほぼ毎日動画投稿しているYouTuberにとって、ネタ集めは重要である。
流行る兆しが見えたものは、その日のうちに動画にして出すことが多い。

流行りそうなコスメ、流行りそうな料理、流行りそうなゲーム。
それぞれのジャンルの新商品がすぐさま紹介される。流行に敏感にならずにはいられない。

そして最後は、「あなたがドンピシャで欲しいコンテンツが存在している」ということ

月間ユーザー数が19億人を超えるYouTubeには、毎日数多の動画作品が世界中から投稿される。
翻訳機能で海外の動画を観ることも可能になった今、「趣味に合う動画がない」なんてことはあり得なくなってきているのではないだろうか。

自信を持って「あなたが好きになる動画はある」と断言したい。

ただ、ひとつ問題がある。

「あなたが好きになる動画」はたしかに存在しているが、
この大海原からその小さな貝殻を見つけ出すことは、困難を極める、ということだ。

ひとりひとりに合う動画があるはずなのに、
見つけることができずにYouTubeを諦めるひとたち。

あのひとはきっとファンになるのに、
発見されることなく埋もれていく動画やチャンネル。

この2つを繋げたい。というのが、LogTubeのはじまりだった

好きな動画を見つけやすく、面白い動画が発見されやすくなるその日まで
YouTuberや動画の情報を伝え続ける。

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