Project Wolf Hunting
国際指名手配犯の身柄をフィリピンから韓国に渡す為に用意したわざわざタンカー船。タンカーに乗るのはフィリピンから受け渡された渡す囚人達御一行、警官数名、船員達、そして医師と数名の一般人。フィリピンから韓国まで約3日程度の任務だった・・
順調に進むタンカー船、囚人の中に凶悪犯パク・ジョンドゥが護送されている緊張感も徐々に薄れてきた警官達。
そんな警官達の隙を突いて凶悪犯パク・ジョンドゥは船内で脱走、他の囚人達と徒党を組んで警官達を襲い始める!
警官達VSパク・ジョンドゥと囚人達と思いきや、さらに恐ろしい奴が船内で永い眠りから目覚めた事を彼等は知る由もなかった・・・。
船上のタンカー船の中、超サイコパス狂犬パク・ジョンドゥ、警官、蘇りし最強人間兵器の血で血を洗いまくりの壮絶生き残りバトルが始まる!最後に生き残るヤツは誰ニダ!!
地獄絵図、ものスンゴイ地獄絵図!!
内容的には、この長い尺・2時間 2分で、『Terrifier 2』の2時間 18分に迫る勢いなんだが、2時間 2分では足りないぐらいだったりする。
そんなんで、いきなり言うが続編あるなコレ(実際、続編あるよENDだった)。
ヤバいヤツらを乗せたタンカー船を舞台に繰り広げられるスプラッター物と思いきや、まさかの『バケモンにはバケモンをぶつけんだよ!』展開や、少年漫画バリの熱いバトル展開になったりと、もう内容が参鶏湯ばりにミチミチに詰め込んでるこの『Project Wolf Hunting』。
今年一番の血糊の量です。そして、まごうことなきTHE⭐︎韓国エンターテイメント作品。
アホほどドラマを作ってる国・韓国とあってモブなキャラでさえそれなりにドラマや見せ場が盛り込まれてる所もイイと思っていたら、生き残り候補があっさり脱落したりするので、まったく気が抜けない展開だったりする、ましてラストバトルの組み合わせを予想できたヤツは居ないんじゃないだろか?
タンカー船を地獄絵図にする蘇りし最強人間兵器なんだが、なんと旧日本軍お手製の最強人間兵器だったりする。まぁ、ナチと旧日本軍は映画に出てくる時は悪さするか、よからぬ物を作ってるワケで・・・。
この最強人間兵器が、とにかくTUEEEEE。
ビュジュアルも粗々しくホチキスがビシビシと打たれてる顔面に、長身に、裸足と厨二心がトクゥン・・・♥とするビュジュアル。
しかも裸足にも関わらず、移動する際には必ず『ドスン、ドスン』と軍隊靴を履いてるかのような効果音付く細かい仕事よ。
その最強人間兵器と殺り合うのが最狂で最強の凶悪犯パク・ジョンドゥとタンクトップの女警官と、あと一人は重要過ぎるので秘密にしておこう。
この凶悪犯パク・ジョンドゥもTUEEEE!ワケなんだが、このパク・ジョンドゥ役の俳優さん、あんた良いの?こんな汚れ役してぇ!
経歴を見るともう韓国ドラマのイケメン役を演るような俳優さんで、この全身モンモンだらけ、尻出す、放尿する、人を殺しまくる、徹底的に悪役、キチガイ、もうスゴイんだが。
頑張ったおかげが真の主人公(秘密だが)よりも強烈な印象だったな、良かった、褒美をくれてやる。
ちな女警官なんだが、出た時からタンクトップで、さもホラー映画のヒロイン面なんだが、まったく愛想も糞もない(役柄)ので、乳が見えてもビタイチもご褒美感がないというね。(残念なお知らせです)
でな、お楽しみのゴア描写だが、冒頭にも言ったが『今年一番の血糊の量です。』だ。とにかく血が舞わないシーンは無いって言っても言いぐらい血糊もツユダクダクダクだが、後半はお肉もマシマシ展開で、もう武器が無い?腕があるじゃないか!(モギモギ)追って来る?足無ければいいじゃん?(モギモギ)な人体破壊のフェスティバルよ。
イケメンの嬉々として顔面を潰すとか大丈夫なんすかね?
同じアジア圏の作品とあって、今年夏に盛り上がった『哭悲THE SADNESS』と比較される未来が見えてますが、『哭悲THE SADNESS』血の量は『Project Wolf Hunting』の方が圧倒的にあったな。
『Project Wolf Hunting』が次の『哭悲THE SADNESS』になるか?って言って期待していたんですが、まったく方向性が違ってコッチはTHE⭐︎韓国エンタースプラッターアクション映画で、コッチも傑作ですわ。
とりあえずアジア圏で血の気多い映画が元気な事は良い事だわよ。
おそらく近いうちに日本に来ると思うんで楽しみにしてたらいいと思うよ!
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