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2020年映画ベスト10

今年もあと少しなんだが、アチシも、いち映画ファン、2020年ベスト10やりますヨ。
親のカタキを取るが如くやりメェース。

今回も恒例の1位から発表する嫌がらせ仕様のベスト10です、恒例です慣れて下さい。
それではそれでは。

1位・アングスト・不安

とてつもなく昔の作品なんだが、令和の時代でもドッシリ不気味。
小さい頃に親からアレな人が居た時に言われた『しっ!目を見たらダメ!』、あの時のコワコワビクビクしながらチラ見してた、あな気持ちが味わえる作品。
今でも十分通用するグワングワンなカメラワーク、最後の落とし方、全てが抜きん出ていた『アングスト』に今年1位を。
コチラは上半期から動く事なく1位でした。

2位・バクラウ・地図から消された村

制作年数を優先でランク付けするなら1位だったな。
詳しくはnoteにあるんで良かったら読め映画腐れマラ野郎めっ!
観る人によって、田舎舐めんなよ系、社会風刺系、アクションバイオレンス系、モンド系、はてまたSF系だの色んなジャンルに観え面白い作品だった。多面的な要素を入れ込んで作るちゃんこ鍋スタイルの映画でした、味はもちろんデリシャシでした、ゴッツァンデェェス。
観終わったフォロヨーさんの感想がひとしきり楽しかったなぁ。

3位・Archive

J2!!!!
『未体験ゾーンの映画達』で公開されますコチラ。
コチラもある意味、多面性のある作品なのかもしれないカモな。
亡き妻から作った人工知能ロボJ1、J2、J3、の三姉妹(私はそう呼ぶ)と男の物語。
雪深い山梨の山奥(ロケ地はルクセンブルグ)で繰り広げられる美しくて切ない物語だったね。
『エクスマキナ』にはシックリ来なかったが、コチラにはハマりました、、、それは三姉妹のJ2の可愛さにあるワケで、この3位の位置もJ2の功績によるものです(キッパリ)

4位・羅小黒戦記・ぼくが選ぶ未来

可愛いは正義・カッコイイも正義。
詳しくはnoteのコラムに。
アニメ=日本じゃなくなる日はすでに来てるのを痛感する作品だった。
色々ごたく並べてるが単純にシャオヘイがメンコイからの4位よ。

5位・Killer Therapy

ホラー映画版『Joker』
コレは上手かった。かなり話題になった13日の金曜日のファンフィルム『Never Hike Alone』絡みの人が作った『Joker』、どー考えてもコッチの方が面白いだろうよ。
主人公が覚醒した瞬間の『ウォー!』感は2020年イチバンだったぞ。
詳しくはnoteにあるん。

6位・The Mortuary Collection

オムニバスの括りならダントツの1位だった、末恐ろしさプンプンの監督の作品。
ちな、コチラも詳しくはnoteにある。
どのEPもまるで別の監督が撮ったような、、、違うジャンルの監督が撮ったような器用っぷり。
とにかくエレベーターの回想シーンが素晴らしい!

7位・Possessor

クローネンバーグ監督の息子が撮った久しぶりの作品です。
こちらも詳しくはnoteに。
みんなが死ぬほど欲しがっているクローネンバーグ監督のあのセンスをやはり受け継いでいると痛感した作品だったな。
『アンチヴァイラル』と同じく今回も父親が使った女優を使っているトコロの背徳感がタマランな。
もしかしたら父親よりも違う方向で変態的なのかもしれない。
いやぁ、しかしこんな嫌なセックスシーンは大したもんだ。
ちょっと暴力(血)に逃げた部分がチラッとみえてしまったのが残念でしょうがない。

8位・THE BEACH HOUSE

世界の終わりは磯臭い。
今年、結構多かった『世界オワタ系』。
登場人物約4人、ほぼ舞台は浜辺の家、この小規模でじわじわと始まる終末の不気味さと、『人類は終了するんだな、、、』の絶望感が牡蠣1個分抜きん出ていた。
これも詳しくはnoteにあります。

9位・Yummy

上半期10位だった作品です。
予定では2020年のゾンビ映画枠に『Peninsula』が鳴り物入りで入るハズだったんですが・・・。
ベルギー発のブラックゾンコメです、これはかなり面白いぞ!
美容整形専門病院って設定、大盤振る舞いのゴア描写はYum-yum!Yum-yum!

10位・Artik

今年の期待枠はコチラで。
狂い咲いた後のヒマワリと死体遺棄現場、斬新なカット割りとカッコイイ音楽のキメキメな絵面に殺られた作品。
ハッキリ言うと内容的にはそんなに抜きん出てはいないのですが、とにかく映像と音楽が、ここ最近でイチバンの格好良さで、久しぶりに『いいモノ見つけた!』と小躍りです。
これが最初の長編デビューしたTom Botchii Skowronski監督、スクスク育ったら面白いモノを観せてくれる期待を込めて10位に捻じ込みました。
コチラも詳しくはnoteにあるん。



2020年はこんな感じですな。
毎年のように『ヨソはヨソ、ウチはウチ。』なスタンスでランキングしております。
『側』なランキングで食い難いと思いますが、少しでもランキングした作品に興味持ってくれたらコレサイワイです。

はてなブログからnoteに引越ししてから始めての1年間のベストでござい。
2020年のさらに細かい総括は年を越してからネチネチしたいと思うん。

今年はコロナ騒ぎでただでさえ気持ちがウツウツとした2020年でしたが、とりあえず映画が面白いから大丈夫でしたし、2021年もきっと映画は面白いでしょう。

今年も映画の絡みで仲良くして頂いた方々、感想を読んでくださった方々、2020年お世話になりました。

2021年も仲良くして頂けたら嬉しいです。

それでは良いお年を!

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