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2021年映画ベスト10

はい、今回もイッチョマエに映画ファン面してお送りいたします、2021年映画ベスト10。

今年も恒例の1位から発表するワケだが、もうこの仕様に慣れてくれたかな?

それでは1位から発表して行くぅ!
 

1位ダーク・アンド・ウィケッド

1位は、これしかない。
今年の初めに観てから、怖いかどうか?自分での怖さのキャパをオーバーして脳内がバグって『怖いんだろかこれは?』状態になった作品。
ようやく公開されてチマタの人々が『怖い、怖い』と言い始めてから『やっぱり怖いんだ!!』を再確認したというね。
2021年・・・いやもしかしたら向こう5年くらいこの怖さを上回る作品は現れないかもしれん。
ゴア描写よりも、雰囲気で震え上がらせたいブライアン・ベルティノ監督の意地がようやく実を結んだこの作品に1位を。
詳しく書いた感想はNOTEにあるよ。 


2位・Come Play with Me(Juega Conmigo)

天才アドリアン・ガルシア・ボグリアーノ監督の新しい作品です。
今までのボグリアーノ監督作品とは違って直球のホラー映画です。
屋敷にお手伝いとして働きにきたヒロインと、屋敷の子供達が体験する霊体験。
超正統派のホラー映画、派手なゴア描写、エグいエロ描写など一切なく『怖がらせる』に徹した作品・・・やはり天才キッチリと『怖い』かった。
『今回はマイク・フラナガン風だよ』って感じ。
ボグリアーノ監督の引き出しって底無しを痛感した末恐ろしい作品だったな。
そんなんで2位は余裕でコチラ。


3位・BENNY LOVES YOU

イワズモガナァな3位です、もうベニー!ベニー!!目に入れても痛くないほど可愛いベニーが殺り散らかすのを愛でる幸せ。
ベニーの可愛さを差し引いたとしても、ホラー映画ファン、映画ファンにはわかるであろうパロディの数々、カワイイけれどしっかり残酷。
最高のエンタメホラー映画でした。
詳しく書いた感想はNOTEにあるよ。


4位・ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結

最高、やっぱり人をゴミクズのように殺るのがジェームズ・ガンだよな。 
金と豪華キャストで作った楽しい残虐アクションエンタメ映画にして、映画監督のぶん殴り方、売られた喧嘩の買い方を見せてくれた作品だった、最高of最高。


5位・V/H/S/94

どんなにハッチャケてるアーティストのCDアルバムでも、箸休め的に大人しめのバラードとかいれるじゃんか?映画のオムニバスもそうなんだが、このは『V/H/S/94』は全EP攻めてる、おテンションがどれも高っ!!
衰退していた『V/H/S/』シリーズを蘇らせた功績を買いまくって5位。
とにかくティモ・ジャヤントのEPがクソヤベェ!!
年があけたら感想を書きたいと思っています(思ってるんだが・・・)


6位・整形水

2021年の上半期はこの作品を推していたね。
韓国の大人の観るアニメ・韓国の毒をもって毒を描くアニメよ、今年は韓国のアニメも攻めてきたわ!
次々とわんこ蕎麦状態で出される展開にハラハラしたし、オチの善悪を観てる側に判断させる手口は流石だったし、単純に人体がトロトロになるとか最高じゃん?
詳しく書いた感想はNOTEにあるよ。


7位・No Man of God

ネズミ達の沈黙。
テッド・バンディとFBIの精神分析官との対話をテッド・バンディの死刑が執行されるまで淡々と描いたやつ。
バンディの残酷な描写は無いが、面会室での二人の会話で構成されているがこれがエグいくらい引き込まれる。テッド役のルーク・カービーがヤバい!
テッド・バンディを演じたルーク・カービーが尋常じゃない再現度よ、テッド・バンディのインタビューを見た事がある方は再現度に腰抜かすと思うよ、ため息まで似てる!
不謹慎だが何故に殺人鬼に惹かれてしまうのか?冒頭のイライジャ・ウッド演じる捜査官とテッド・バンディの最初の対話で上手に描かれているからコレ系が好きな方には是非とも観てトキめいて欲しい。


8位・Ghost Mansion

韓国発マンションを舞台にした怖い話しのオムニバス作品。
漫画家が曰く付きのマンションの管理人から聞き出した不気味な話しのオムニバス作品、今年のオムニバス枠です。
怖いし、どの作品も上手いし怖い!!
背後から出るパターンが多くて私の心臓が殺されたわ。
キモさに逃げたカビマンが唯一の憩いだった、後はもれなく(尿は漏れたが)怖ぇ!
後ろから出るパターン多めで気を抜いてると真正面から来たりして、観終わったら白髪なっていたぐらい神経が消耗する作りよ、さすがクソほどドラマを製造してる国だけあってどのEPも脚本がシッカリしていて、マンションという個々の部屋の住民の事情がそれぞれで、どのEPも色が違って良かったが、最初のボイスレコーダーでピシッと作品全体をまとめるとか韓国のチカラ技を感じたねぇ。
そんなんで、今年のオムニバス枠はコチラ。


9位・A Dark Foe

令和の『羊たちの沈黙』。
連続殺人鬼にママが殺されたあげく、妹まで連れ去られた強めな過去を持つFBI捜査官が、暗所恐怖症とトラウマを患いながら妹を探す片手間にヤバい組織、ヤバい殺人鬼を追うという、もう設定が正月の帰省中の高速道路並みの大渋滞なんだが。そんなんで尺が1時間54分というね。
皮剥ぎ魔、変態売春組織に、ステロイド剤で巨大化した娘だの、悲惨な死体各種。
それよりも暗所恐怖症でヒイヒイしながらウンコまみれや、串刺しや、女に騙されたりダチョウ倶楽部ばりに酷い目に合う主人公捜査官が楽しいかよ!
1時間54分の尺でもまったく飽きないどころか、こんな闇鍋展開なのに最後をスゴイ爽やかに終わらせたのが魔法のようで、いやホントきれいに終わらせた手腕はスゴイよ。
この作品がデビュー作の女性監督、マリア・がブリエラ・カーデナス監督に期待を込めて9位に!


10位・機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ

これから続く3部作のツカミにしたら大成功だった、映像が綺麗すぎる、バトルシーンも美しいぃ、音楽も澤野弘之でノリノリだし、ララァの歌のアレンジとかしっかり作品に対して敬意を示してる仕込みが憎い!最後に[Alexandros] で満腹だ。
そして魔性の女ギギの脚のエロさを堪能する至福の95分。
昨年の『羅小黒戦記』で、日本のアニメも・・・とか講釈垂れていましたが、撤回だよね(あっさり)。
これから先の悲劇的な展開が頭にあっても、ハサウェイとギギのイチャコラが眼福でした。市街戦でテロリスト仲間と女・ギギの間で苦悩するハサウェイの気持ちがもうなんていうかもう刺さりまくってヤバかったし、クェスとギギがダブるシーンに観てるコッチも『うぐぅ・・・』となったね。
今年ほどアニメ映画を観た年はなかったが、トータルして感情に波風立ったのがこの作品だったので、あえて来年再来年に公開される2話、3話に期待して10位で。


 
はいこんな感じの2021年映画ベスト10でした。
3185文字も書いたわ、お手てが痛いわ。読んでる方も疲れるだろうから、最後はサクッと短く、短く。

毎年のように『ウチはウチ!ヨソはヨソ!』なベスト10ですな。
こんなベスト10、きっとツッコミ辛いんだろなっと思うんだが、そんなことは知らないノダ。

今年もコリョナが続いておって、公開が遅れたり、かと思えば気が付いたら公開されて、なんならサブスクにあったりとかで、2020年の作品か?2021年の作品か?かなり混乱して脳疲労しんどい。

2022年、コリョナと共存していく覚悟で迎える2022年。

すでにホラー映画ではコロナを上手く設定に盛り込んだ作品がポツポツ出始めています、マイナスの未来よりプラス未来を見ている2022年の映画もきっと面白い作品がブリブリひり出されることでしょうよ。

今年も映画絡みで仲良くして頂いた方々。このウンコNOTEを読んでくださった方、Twitterのフォロワーさん、イカのおすしども、本当にお世話になりました。

2022年も仲良くして頂けたら嬉しいです。

それではイカのお寿司どもよ、良いお年を!

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