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大規模修繕工事

今回は修繕工事がこの夏にスタートしたばかりではありますが、埼玉県ふじみ野市のマンションの大規模修繕工事のスタート時の模様です。

足場を組んでの工事スタートの模様をお伝えできればと思います。

工事はイノーヴグループのイノーヴ・コンストラクションが担います。
経験豊富な一級建築施工管理技士の資格者もおりますので現在では様々なマンションの工事を請け負わせていただくようになりました。

工事スタートに当たって一番重要なのは足場を組むことです。足場をどれだけ丁寧に組むかによって工事の安全性(入居者様・現場作業員)・作業のやりやすさなど全てに関わってきます。足場が出来上がってしまえば当たり前の様に見えるのですが、足場の安定性には徹底したこだわりが必要です。夏〜秋にかけては大型台風も昨今では直撃していますし、ゲリラ豪雨も頻繁に起こるようになりました。災害クラスも想定して足場を組み立てなければなりません。イノーヴ・コンストラクションはまずはその基本となる足場の設置を丁寧に丁寧に行うよう徹底しています。

足場も建造物の1つでありますから、足場設置の良し悪しが大規模修繕工事の仕上がりに直結することになります。強いていえば足場を丁寧に確実に設置できる工事会社を選ぶべきとも言えます。

朝顔とは?

高所作業を安全に行うために、作業者の墜落防止措置は重要です。
万が一落下したものが入居者様や下の通行者に当たってしまうと大変なことになります。そこで高所作業の足場には、作業床の端に幅木と呼ばれる板の設置が義務付けられています。しかしながら幅木だけでは安全が保たれないため通称「朝顔」と呼ばれる防護板の設置を行います。
この防護板は20度以上の角度をつけますがそれが朝顔の花に似ていることからつけられました。足場と同様に、万が一の事故を防ぐためにこの防護板の設置の良し悪しも重要なのです。綺麗に横に安定して取り付けられた朝顔によって強度もしっかりと保たれます。


足場の内部

今後改めて工事の詳細もあげさせていただきます。
工事は8月からスタートし、何度もゲリラ豪雨に見舞われましたが現在も引き続き安全第一に工事が進められています。

大規模修繕工事の役員検査

イノーヴ・コンストラクションでは大規模修繕工事を実施している現場に、工事終盤に代表取締役をはじめ役員が検査に入ります。工事内容が適切になされているかなど、実際に足場に登って細かく見て回ります。そこでの指摘で最終的に手直しもなされたりと、より良い仕上がりを目指しています。




役員検査以外にもイノーヴ社員で内勤のスタッフも定期的に管理物件を見学しています。工事を担う社員以外にも現場を知ってもらう機会を設けています
※こちらの写真は数年前に屋上防水工事をした物件

大規模修繕工事は長期間に渡りますので、入居者様にご協力いただく部分も多くあります。できるだけ工事開始前にどのような工事を行うのかなど、丁寧に分かりやすく説明をさせていただいております。工事開始後も工事資格者が常駐していますし、管理員や清掃員にもどのような工事が行われているのかも常に共有していますので、何かあればすぐにお伺いできる体制をとらせていただいております。
工事開始後は工事内容によっては洗濯物を干しずらいお部屋も出てきますので、その情報もお伝えするように洗濯物情報など物件の工事掲示板に必要な情報は全て掲載させていただいております。

またイノーヴではsmartM2(スマートエムツー)といったシステムを独自で開発運用しています。こちらを導入していただいている物件は、オンライン上でも工事の細かな情報も閲覧することができます。

スマートエムツーはオンライン理事会や各種書面の電子閲覧、総会の議決権行使もオンラインでできる独自の管理サービスです。また、物件ごとに駐車場やサービスルームの予約などもオンライン上で簡潔にできるようになっています。

今回のふじみ野市のマンションでは弊社が緑のカーテンで育てたゴーヤを入居者の皆様にお裾分けさせていただきました。

今後、工事を検討されてらっしゃる管理組合様などお問い合わせも受け付けております。東京・埼玉を中心に170棟以上の工事実績がございます。是非、お気軽にお問い合わせください。