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「値引き」と「ポイント還元」の違い
昨日、「値引き」と「ポイント還元」の違いについてのアンケートを取りました。
7割の方が「値引き」がお得との回答でした。
答えは…
「値引き」が圧倒的にお得です!!
値引きと回答した7割の方おめでとうございます!
特にコメントで回答してくださった方、素晴らしいです!
数字を交えて回答してくれましたが、御名答です。
改めて、詳細に解説致します。
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まず50%の「値引き」について考えていきましょう。
50%の値引きはそのまま、例えば1万円の商品でしたら、1万円×50%で5000円の値引きです。
5,000円/10,000円で正真正銘の50%値引きです。
実際に支払う金額が“5,000円”というのがミソです。
これは簡単ですね。
次に、ポイント還元で考えていきます。
50%のポイント還元なので、1万円の商品でしたら、5000ポイントが還元されます。
しかし、実際に支払うのは“10,000円”です。
コレが値引きとの最大の違いです。
ポイント還元は1万円の商品は1万円支払わなくてはいけないのです。
その後に5,000円の商品とタダで交換できるということです。
つまり
「15,000円の商品を10,000円で買った」
と同じ意味ということです。
15,000-10,000=5,000円の値引きと考えられるので
5,000/15,000=33.33…%
何ということでしょう!!
50%還元といいながら、実態は約33%の値引きということだったのです。
ここまで違いが明確になると、ポイント還元はいかに損かという事が実感できると思います。
この制度を考えた人は天才です。
数字のマジシャンです!
恐らく、かなり数字に強い理系の方だと思います(ちなみに家電量販店ではヨドバシカメラが初めて導入したといわれています)。
また、ポイントには有効期限が定められていることが大半で、利息がつかないので、「ポイント消失」や「利息がつかない」など数々のデメリットもあります。
ポイント還元というと、あとでタダで商品がもらえるからラッキーと思っている方が多いと思いますが、実はラッキーではないのです。
現金値引きとポイント還元だと、たいてい現金値引きのほうが割引率が悪いのはこういうカラクリがあるからです。
まずお目にかかることはないですが、値引きとポイント還元が同じ数字でしたら、迷わず値引きと答えましょう!
今回は、簿記とはあまり関係はありませんが、数字に強くなるというのは「微分積分」「解析幾何学」などの高等数学は必要ありません。
数字に強くなるというのはこういうことです。
数字に強くなれば、実生活でトクします!
小学校で習う、算数(四則演算)ができれば十分です。
文系の方でも今からでも十分数字に強くなる事ができます!
あとは、毎回言っていますが
「やるかやらないか」
数字に対して意識“する”か“しないか”の違いです。
あなたはどちらを選びますか?
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