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プチ移住編①:猫との引っ越し

我が家の猫sのお話を少し。
プチ移住の最大の問題は、猫たちが問題なく新しい環境になじめるかどうかでした。
今回は短期間のお試し引越しだし、何かあれば日帰りできる距離だし、私たち人間はどうにでもなる。
だから問題は、猫たちだけ。

私たちの都合で彼らに大きなストレスがかかるであろうことは十分にわかっているので、せめてできる工夫だけは精一杯しました。
バタースコッチ(先住猫)はこれが2回目の引越しだけど、もともと人見知りで繊細な子だし、ミルカ(2匹目猫)にとっては初めての引越し。普段はとってもおおらかな性格の子だけれど、病院のあともビビッてハウスから出られなくなったりする子なのでとにかく心配でした。

まず最初のハードルは、車での長時間移動。
これまでは、病院との往復程度でたかだか20分くらいの距離しか移動したことがありません。今回の移動距離はどんなに急いでも1時間越え。
バタースコッチは近距離でもおもらしの前科があるし、私が運転なので、夫一人で2匹とも膝に抱えていることができません。
もともと災害時用に購入を検討していた大き目のハードキャリーを購入し、中にトイレスペースも作ってみました。
段ボールを切って貼っただけのこの即席トイレ、結局活躍してくれたので大正解!!

到着後、まずは隠れるスペースを用意します。荷物を入れてた段ボールを再入用して、猫たちが長年使っているマットを敷きこれまた持参したブランケットをかぶせて真っ暗スペースを作りました。
普段彼らが日中を過ごしているキャットタワーや大きなケージは今回運べないため、せめてもの気持ちで、クッションやハウス類などかさばらない物はできる限り持ってきました。

バタースコッチは、着いてすぐに床とのスペースがほとんどない棚の下に隠れてしまって、とにかく引っ張り出すことに苦労しましたが、その後は興味津々で部屋中を探検し、夜にはくつろいだ様子も見せるように。普段は人見知りも激しいし、ストレスでお腹を壊したり、昔引き取ったばかりの頃はハゲてしまった歴史があったので、本当にホッとしました。

結果的に問題だったのは、普段はとってもおおらかなミルカのほうでした。
まず運んできたキャリーから出てこない。
やっとの思いで抱えて出てきてもらっても、今度は私の肩から降りたがらない。降りたと思ったらかわいそうなくらい怖がってしまい、仕方がないのですぐに真っ暗な段ボールの中に入ってもらいました。
いつもはごはんの催促がうるさいくらいのに、段ボールの中でも飲まず食わず。どうしたものかと途方にくれました。
長い間トイレを使わない状態が続くのも危ないです。少し一人にしてあげたり、お気に入りのドライフードをあげてみたりで、なんとか少し食べてくれました。

結局段ボールからまともに出てこれるようになったのは次の日の夜。
本当にもう帰らないとダメかも。。と心配していましたが、結局その日にトイレも使ってくれて、少しずつ部屋を歩き回り、お庭の様子を伺うくらいには慣れてきてくれました。

まだ本調子までは少し時間がかかりそうなので、しっかりケアしつつ、彼らにとって居心地の良い住環境を整えていきたいです。
そして、やはり猫たちの負担を考えると今後の引越し作業もよく考えていかなければいけないと改めて感じました。(夫の故郷、オーストラリアへの移住も検討していましたが、飛行機なんて以ての外だと感じています・・・・。)
プチ移住のあとの生活、まだまだ夫婦で話し合わなければ。

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