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「普通」の人が「SNSの教科書」を読んでみたら発信の方向性が定まった

noteプロデューサーの徳力さんが、《「普通」の人のためのSNSの教科書》という本を出したというツイートを見かけて、早速ポチッて読んでみました。(読書メモも公開します)

この本は、巷のインフルエンサーのようにバズることを狙ったり、フォロワーがバンバン増えることを目指したりするための指南書ではなく、

ビジネスパーソンが実名を出しながら、組織に所属している状況で、仕事に役立てることを目的としてSNSを活用していくための教科書です。


本の冒頭には、いまではブロガー・noteプロデューサーとして有名な徳力さんが、実は、なかなかうまくいかず思い悩み、ゲーム廃人寸前だった頃のことも書かれていて、

「そんな状況だった頃もあるのか...」と少し勇気をもらい、そこから今の状況に至るまでのストーリーを追体験することで、SNSを通じて「普通」の人に起きうる"小さくて大きな変化"を疑似体験することができました。

そして徳力さんだけの話ではなく、第3章のコラムには「SNSを通じて思いがけない"良いハプニング"が起きた事例」が23名分も掲載されていて、SNSから広がっていく世界をイメージすることもできます。

ここで募集された事例が載ってます。ハプニングの広がり方にもバリエーションがあって、もっと楽しんでSNSの世界に入っていっちゃおうかなという「その気」になっちゃいます。(実に単純w)


実名アカウントの使い方がわからない...

僕は2019年6月に実名・社名を出したTwitterアカウントを作っていました。この実名アカウントの使い方に悩んでいた僕には、この本は、まさにピッタリの内容。(え、これ、僕のために書いてくれたんじゃないのかな感。)

読後、「あ、インフルエンサーみたいにバズることを狙わなくていいんだ」とわかり、フッと肩の力が抜けた感があります。

2009年ごろに作成した匿名のTwitterアカウントもありますが、そちらは完全に趣味のアカウントなので、サッカー日本代表がゴールを決めたときの「ゴォォォォオーーーール!!!!!」だの、半沢直樹を観ながら「倍返しキターー!」だの、思ったことがそのまま放出されているサトラレ型思念直結アカウントでした。

そのアカウントはいつからか触らなくなり、よく使うのはFacebookになってTwitterは放置していましたが、1億円を配る社長がTwitterに降臨しはじめた頃からか、「ん?最近またTwitterが盛り上がってるぽいぞ」という空気感を感じて、2019年6月に実名アカウントをつくりました。

つくったはいいものの、実名アカウントで何を投稿したらいいものか...

巷にはインフルエンサーだけではなく、ビジネスティラノサウルスがそこらじゅうに跋扈しています。そんな中で自分が、ちょろっと何かをつぶやいたところで世界は変わりません。

本当に世界の隅で、一人ぼそっとつぶやいている状況。(たしかFacebookで「Twitterはじめました」的な投稿をしたら、やさしい人々がフォローしてくれてフォロワーが10人ぐらいになった。)

そんな状況で、実名アカウントの用途は、自社で開催するセミナーの情報を「やりますよー」と、たまにツイートするぐらいの業務垢になっていて、基本的にはただ「見る専」のROM垢となりました。

ここ最近のツイート数をTwitterアナリティクスで確認してみました
・2020年4月:4ツイート・11いいね
・2020年5月:3ツイート・10いいね
・2020年6月:7ツイート・33いいね
・2020年7月:26ツイート・39いいね

4月とか5月は全然やる気ないですね。Twitter自体、あんまり見てませんでした。

7月になってから「読んだ記事のブックマーク代わりに使おうかな」と思い始めて、読んだ記事と一言コメントを加えてツイートするようになってツイート数が増えて、その効果もあってか、7月28日にフォロワー数がゾロ目の111人になってました。(やったね100人超え。次は目指せ1111人!)

で、現在8月は、まだ10日しか経過していない時点で、すでに20ツイート。どうやらペースがあがってきていることに気づきました。いや、全然少ないんですけどね... 改めて数えてみたら増えていたことに自身が驚いてます。楽しみ始めてるんだな、どうやら。


実名垢用のSNSの教科書に遭遇

そして、ここで来ました、この本。8月7日に遭遇してポチッて、8月9日に到着。自分の中で盛り上がってきたタイミングで、実にタイムリー!すぐに読了しました。

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『「自分のメモ」として書くだけ。』という帯の言葉で、「あ、自分が最近やりはじめたことだ」と自分の中での合致感。

どうやら方向性はあっているようだと認識できたことで、発信のスタンスが定まった感があります。

扉を開くと、こんな呼びかけが。

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ぼくらの目的は、SNS発信を使って、仕事で成功することだ。

匿名で違うキャラを作るのではなく、実名で、
リアルの延長上のコミュニケーションをしよう。

そう、まさにそう、と脳内で500回うなずいた。

裏表紙には、実名SNSで「こんなことが起きたよ」と。

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普通の人の実名SNSの使い方メモ

というわけで、お恥ずかしながら、読みながら書いた読書メモを公開しておきます。メモは4枚あるけど、2枚だけ。

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まさにこれこそ「自分のメモ」なので、これだけ見てもよくわからないとは思います。自分が思い出すためのトリガーになる部分だけ書いてあるので、ここに書いてないこともたくさん。詳細は買って読んでみてください。

メモにもちょろっと書いてますが、

まずは「気楽な野球の素振り」をするぐらいの感じで、自分のメモをSNSにアウトプットしていくといい。素振りをしないと体も固くなっちゃうしね。

というのが腑に落ちて「あ、そんな感じでいいなら楽しんで続けられそうだなー」という今の感覚です。

上記のメモには無いですが、3章の「ズラす」をテーマに書かれた考え方のあれこれと、4章の炎上に関する内容は、今後の僕のSNS活用レベルをググっと引き上げてくれるものでした。


発信の方向性は、どう定まったのか?

この本は各人のSNSレベルによって、読後に得るものと発信スタンスの変化には差があるかとは思いますが、僕はこんな階層で捉えました。

レベル1:まずは見る専で、空気感をつかむ
レベル2:リアクションとして「いいね」する
レベル3:リツイート(RT)してみる
レベル4:RTに自分の言葉を添えてみる
レベル5:ニュース記事を選んで自分メモを投稿
レベル6:自分がタメになったことメモを投稿
レベル7:読者を想定して、自分の意見を投稿
レベル8:ズラして、コミュニケーション発生
レベル9:狙った場所に届くように投稿

僕は現状レベル3〜4ぐらいをうろついているので、次は5〜6あたりをやってみながら、7以降にもジャブを打っていこうかと思います。

というわけで、最後に、今後のスタンスの軸になりそうなメモを共有して終わりたいと思います。

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ありがとうございましたー。というわけで、よかったらTwitterで仲良くしてください。Twitterには、主にECのこととか、学びになったことのメモを流してます。


あ、そういえば、今回、この本を読んでTwitterのプロフィール欄の冒頭に「Twitterには勉強になったメモを乱投。」と1文を追加しました。

これは、この本の中にある「発信のポイント1:軸を決め、キャッチコピーをつける」という指南を実践した結果です。1文を追加しただけなんですが、たしかに「軸」がハッキリして視界がクリアになった感があります。

というわけで、それではまた!

サポートをいただきましたら、深々と心より御礼申し上げます。