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エグゼクティブ転職成功への道!

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エグゼクティブ、マネジメント、リーダーとしての転職を成功させたい皆さんのために、経営層・幹部層に特化してエグゼクティブサーチで1000件を超える成功事例を提供してきたノウハウを明…
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#エグゼクティブ

転職先決定で実は最も重要なこと---「3つの動機タイプ」から導き出す“最も輝ける転職先”の見極め方

何のために・どうやって働く?「動機」という条件自分に適した企業、職場、職務はどこなのか——? 働く人にとっては、常日頃から頭をよぎり続ける<永遠の問い>ですが、転職活動を始めると、改めてこの問いに向き合うこととなります。もちろんポジションや年収といったものが大事なことは論を待ちませんが、しかし、これらの条件と同等以上に重要なものがあることに、皆さんはお気づきでしょうか? それは、皆さんの中にある「動機タイプ」です。働くすべての人にとって、自分の動機タイプを知り、活かすこ

経営幹部人材は、こう見抜け

活況を呈する幹部採用市場。その背景には、自社の存亡を大きく左右する、マネジメント人材の強化があります。コロナ禍以前から、グローバル化や社会情勢の急激な変化を受け、あらゆる業界で企業変革が求められ、待った無しの状況でした。それが、コロナ禍を経てもなお衰えることがないばかりか、更に危急度が上がっています。外部採用であれ、内部登用であれ、誰を自社の管理職層にすれば良いのか、誰を経営陣に抜擢すべきなのか、多くの経営陣が頭を悩ませているのではないでしょうか。今回は、今後の事業成長に欠か

盛り上がる転職市場で“なぜか敬遠されてしまう人”の共通点…歓迎される人材になるために不可欠な「3つのオーラ」

ミドル・シニア世代の転職市場は伸びているが…コロナ前からコロナ禍を経て現在に至るまで、この5〜6年、転職市場でもっとも伸び率が高いのがミドル、シニア世代です。 エン・ジャパン調べによれば、2023年の転職者数は2018年比で208%と2倍以上に増加していますが、その中でも50代は2018年比400%と、6年で4倍にまで増加しています。 一方では、企業各社が40代、50代のエグゼクティブを中途採用し積極的に活用したいと思いつつも、現実にはなかなか受け入れがたい理由が存在し

幹部クラスの求人で問われる「経営的視点」とは?

「経営的視点」とは具体的に何を指す?幹部求人の募集要件で「経営的視点をお持ちの方」という記載を目にしたことがあると思います。エグゼクティブの皆さんの中には、面接結果のフィードバックで「あいにく経営的視点を感じることができませんでした」という不採用理由を受領したことのある人もいるのではないでしょうか。 エグゼクティブの転職で言われる「経営的視点」とは、具体的には何を指しているのでしょう? 今回はこの点について私が日々の現場で直面してきた数々の事例から、代表的な3つの例を紹介

オーナー企業への幹部転職 成功・入社後活躍のための鉄則は?

メディアでも注目されている若手起業家が率いるスタートアップ企業。老舗で伝統商品を扱う何代目かの社長が率いるファミリー会社。大手で言えば、柳井さん率いるファーストリティリング、永守さん率いるニデック(旧・日本電産)、三木谷さん率いる楽天に星野さん率いる星野リゾートなどなど。 もちろんこうした有名企業・注目企業でなくとも、その会社の代表者が会社の支配株主である「オーナー企業」は多く存在しています。日本企業の約72%はオーナー企業だと言われています。 エグゼクティブ(管理職)

自信満々なエグゼクティブが転職面接で〈即NG判定〉を受け続ける理由

「別に辞める理由はなかったのですが、良い条件のスカウトがあったので移りました」 延べ数万人の職務経歴書・履歴書をみてきた経験から、転職を繰り返し、あえてそのすべての理由に「ヘッドハントされて」と記載する人には、自意識が強すぎる傾向を感じています。自己PRのつもりで記載しているのに、実はまったくの逆効果。企業側、とくに経営者や人事責任者は「自意識過剰だな」とネガティブに評価するでしょう。 なぜ上記のような理由を語るエグゼクティブはNG判定を受けるのか。以下の記事をぜひご覧く

転職活動で損をしている人が多いのが、埋蔵されたままのあなたの「人脈力資産」

エグゼクティブの転職を支援していて、僕が「もったいないな」「もっと有効活用すればいいのに」と感じるのは、転職希望者が持つ「人脈力資産」です。 企業が、転職を希望するエグゼクティブのどこに魅力を感じるかというと、「専門力資産(経験・知識・スキル)」「人間力資産(資質・人間性・タイプ)」、そして「人脈力資産」の3つです。とくに、コロナ禍を経て「人脈力資産」の重みは一段と増したように感じます。 「専門力資産」は当然、多くの人が自覚的であり(ただし、しっかりすり合わせができている

いまの業務内容、職場や人間関係、待遇に不満がない人が「転職」を考えたほうがいい〈5つのサイン〉

少し前のデータですが、エグゼクティブの転職意向について独自に調査したところ、58.7%が「転職を考えている」ということがわかりました。 経営者JP総研「エグゼクティブの転職に関する意識調査」2018  その後のエグゼクティブ転職市場の活況をみるに、現在ではさらにポイントが上がっている可能性があります。 6割のエグゼクティブが転職を考えていますが、では実際には、どのような状況ならば転職を考えるべきといえるのでしょうか。転職はそもそも、慎重に進めるべき「大事(おおごと)」で