マガジンのカバー画像

エグゼクティブ転職成功への道!

23
エグゼクティブ、マネジメント、リーダーとしての転職を成功させたい皆さんのために、経営層・幹部層に特化してエグゼクティブサーチで1000件を超える成功事例を提供してきたノウハウを明…
運営しているクリエイター

#採用

転職先決定で実は最も重要なこと---「3つの動機タイプ」から導き出す“最も輝ける転職先”の見極め方

何のために・どうやって働く?「動機」という条件自分に適した企業、職場、職務はどこなのか——? 働く人にとっては、常日頃から頭をよぎり続ける<永遠の問い>ですが、転職活動を始めると、改めてこの問いに向き合うこととなります。もちろんポジションや年収といったものが大事なことは論を待ちませんが、しかし、これらの条件と同等以上に重要なものがあることに、皆さんはお気づきでしょうか? それは、皆さんの中にある「動機タイプ」です。働くすべての人にとって、自分の動機タイプを知り、活かすこ

盛り上がる転職市場で“なぜか敬遠されてしまう人”の共通点…歓迎される人材になるために不可欠な「3つのオーラ」

ミドル・シニア世代の転職市場は伸びているが…コロナ前からコロナ禍を経て現在に至るまで、この5〜6年、転職市場でもっとも伸び率が高いのがミドル、シニア世代です。 エン・ジャパン調べによれば、2023年の転職者数は2018年比で208%と2倍以上に増加していますが、その中でも50代は2018年比400%と、6年で4倍にまで増加しています。 一方では、企業各社が40代、50代のエグゼクティブを中途採用し積極的に活用したいと思いつつも、現実にはなかなか受け入れがたい理由が存在し

幹部クラスの求人で問われる「経営的視点」とは?

「経営的視点」とは具体的に何を指す?幹部求人の募集要件で「経営的視点をお持ちの方」という記載を目にしたことがあると思います。エグゼクティブの皆さんの中には、面接結果のフィードバックで「あいにく経営的視点を感じることができませんでした」という不採用理由を受領したことのある人もいるのではないでしょうか。 エグゼクティブの転職で言われる「経営的視点」とは、具体的には何を指しているのでしょう? 今回はこの点について私が日々の現場で直面してきた数々の事例から、代表的な3つの例を紹介

面接官の「最後に何か質問はありませんか?」に対する、応募者の「特にありません!」…その締めくくりが不合格もやむなしに?!

最後に「質問ナシ」は、それだけでマイナスポイントと心得よ皆さんは、面接の最後に「何か質問はありませんか?」と面接官から聞かれたら、どう対応されますか? 「もう十分、自分の説明はできたと思うし、特にないかな」「余計な質問をしてしまって、逆に印象を悪くしてもなぁ」「緊張した、早く終わりたい」…色々な思いが渦巻いていることと思います。 エグゼクティブの皆さんですと「わざわざここで質問しても、レベルが低いとか幼稚だとか思われるんじゃないか」などと思う方もいらっしゃり、結構な割合

ミドルの転職最大の壁 「嫁ブロック」をどう考える?

40、50代のミドル、シニア世代の皆さんにとってキャリアプランとは家族やパートナーも含めたライフプランと切っても切り離せません。だからこそ、転職における意思決定においてのご家族やパートナーの意見や同意は切っても切り離せないもの。ところが、これがときにはあなた自身の意思決定を迷わせたり覆したりすることが多くあります。世にいう「嫁ブロック」。そこには非常に良い側面と、望ましくない側面とが混在しているのが事実です。ミドルやシニアが転職の最終意思決定で遭遇しがちな「嫁ブロック」は従

面接で思わず本音がポロリ…転職で失敗しないために自ら行うべき「ダークサイドチェック」

面接を「化かし合い」と捉える危険性面接ではどうしても企業と応募者がお互い、様子の探り合い、本音の探り合いとなる部分があります。「面接は化かし合いだ」とまで言う人もいますが、本来、どちらの立場であっても、極力普段通りの姿や本音を出すことが、結果としては望ましいです。 それは、ご縁があった際には、採用面接の合格や入社はゴールではなく、そのあとに日常が待っているからです。本音を隠して、いざ一緒になってみたら、実際の姿は違ったというのは不幸ですよね。 仮面を被って「結婚」(入社

40~50代の幹部クラス採用で「採用ミス」を回避する6つのチェックポイント

ここ最近、非常に増えているのが、短期(数ヵ月~1年以内)での再転職に踏み切る、「40~50代の幹部クラス転職者」です。中には短期転職を、一度のみならず複数回繰り返している人も急増しています。 短期転職の理由は様々ですが、転職者側から見た理由は、大きくは以下の3つに大別されます。 転職者側も企業側も、選考プロセスの中でお互いに確認・チェックをしていたはずですが、こうした転職者側の事情による短期離職が非常に多くなっており、当社にもそうした方からの再転職相談が殺到しています。

社長面接、一発内定。嬉しいはずのオファーが一転…「こんなはずでは」を避けるには?

中堅メーカーで経理財務部長を務めているAさん(52歳)。応募先企業の一次面接で、初回から社長が登場したことに少し驚きましたが、1時間半程に及んだ面接の最後に飛び出した社長の一言に、「え?もう内定? やった!」と舞い上がり、その場で「はい、よろしくお願いします!」と即答しました。 社長一発面接で即内定という、一見すると、ラッキーなスピード決定。もちろん喜んでいいケースも多いでしょう。独立系オーナー企業やベンチャー企業では初回から社長が面接に出てくるケースは珍しくありません。

「働きがい」を獲得する転職。企業選びでおさえるべき〈5つのポイント〉とは?

転職先を選択する際、「最近の会社の評判」「事業やサービス・商品のレビュー」「年収をはじめとする雇用条件」などのいわゆる“スペック”を重視しがちですが、「働きがいを持って働ける職場かどうか」を軽視してしまうと、早期に再転職を余儀なくされるリスクが高まります。 では、転職活動においては、いったいどのようなポイントをチェックすればよいのでしょうか。 組織活性化企業として昔から今に至るまで、必ず名前の挙がる企業が僕の古巣でもあるリクルート。 そのリクルートの創業期から現在に至るま

自信満々なエグゼクティブが転職面接で〈即NG判定〉を受け続ける理由

「別に辞める理由はなかったのですが、良い条件のスカウトがあったので移りました」 延べ数万人の職務経歴書・履歴書をみてきた経験から、転職を繰り返し、あえてそのすべての理由に「ヘッドハントされて」と記載する人には、自意識が強すぎる傾向を感じています。自己PRのつもりで記載しているのに、実はまったくの逆効果。企業側、とくに経営者や人事責任者は「自意識過剰だな」とネガティブに評価するでしょう。 なぜ上記のような理由を語るエグゼクティブはNG判定を受けるのか。以下の記事をぜひご覧く

NIKKEI STYLE連載、今回は「社長面接の突破法」についてです。

40、50代のミドルシニアの転職では、人事の判断だけで採用が決定されることはほぼなく、基本的には社長面接を突破する必要があります。特に幹部職、幹部上級職での採用に臨む際には、初回から社長が面接に出てくることも珍しくありません。 そして、何よりも心してかかるべきなのは、社長がミドルやシニアを面接する際の見方は、若手中堅の面接とは異なるところが多いということです。今回はそこを明らかにしてみました。 #COMEMO #NIKKEI

多くのマネジメント人材が、考えずに作成した職務経歴書を提出して、自分の魅力を半減以下に貶めている

転職活動の成功とは、次に挙げる3ステップをクリアすることです。 (1)応募先企業がどのような人を採用したいと考えているかをつかみ(採用ニーズの正確な把握) (2)その採用ニーズに自分が合致していることを伝え(接合点の提示) (3)応募先企業があなたを雇うことに十分なメリットを感じる(再現性の提示) 「あなたが相手企業に感じている魅力」「その職務につくあなたのメリット(経験したいこと、学びたいことなど)」「あなたの優れていること」などは、大事な部分ですが、まずこの3ステップ

いまの業務内容、職場や人間関係、待遇に不満がない人が「転職」を考えたほうがいい〈5つのサイン〉

少し前のデータですが、エグゼクティブの転職意向について独自に調査したところ、58.7%が「転職を考えている」ということがわかりました。 経営者JP総研「エグゼクティブの転職に関する意識調査」2018 その後のエグゼクティブ転職市場の活況をみるに、現在ではさらにポイントが上がっている可能性があります。 6割のエグゼクティブが転職を考えていますが、では実際には、どのような状況ならば転職を考えるべきといえるのでしょうか。転職はそもそも、慎重に進めるべき「大事(おおごと)」で

採用される確率を上げるために、「バーチャル面接官」になって自分自身を面接してみよう

マネジメントの皆さんは自社採用の面接官を務められている方も多くいらっしゃることと思います。 そんな皆さんが、転職する側に回りますと、なぜか忘れてしまいがちなのが「面接官の視点」。 転職活動においてご自身が採用される確率を上げるための手立てとして、「採用する側からの見え方、感じ方、判断の仕方」をシミュレーションしてみることをお薦めしたいと思います。 自分自身を採用する「面接官」になってみて自らをバーチャル面接してみることで、転職活動で気がつかなかったあなたの強みや弱み、意