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「夏への扉」JobsにだまされたWozの物語

夏への扉 - Wikipedia

ご存知(?)、ハインライン「夏への扉」です。
「タイムトラベル」「50年代アメリカ」「核戦争後の世界」「猫小説」「男にとって都合よすぎる彼女」など、様々なツッコミどころがあるが、私が特別好きな部分は、主人公ダンが発明家だというあたりだ。

発明家 - Wikipedia

ダンの発明は、女中ロボットと自動製図機(CAD?)だ。

白物家電製品とかOA機器を発明し、製品化することが、50年代アメリカ社会では、頻繁に行われていて、ハインラインも作品に取り入れたのだ。

私は「夏への扉」における、発明家ダンと共同経営者マイルズとの関係を思うと、Apple創業者のWozniakとJobsとの関係を連想してしまう。

Appleの歴史 - Wikipedia

マニアックな天才技術者だけでは経営は回らないし、かといって、経営者だけでも開発はできない。技術者と経営者との相克はどこにでもあるだろう。

「夏への扉」では、会社を乗っ取られたダンは、冷凍睡眠で、未来へと送られてしまうのだ。

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