2022年8月が終わり(記録終)

最後まで記録せずにバタバタと過ごしてしまってた。
結果は大団円というか、4ヶ月以上経った今それなりに元気です。これから先何かがあるとすれば数年〜数十年単位になりそう。なので、一旦産婦人科の通院記録は終わりです。

前の記事に、退院後の自宅安静2週間が過ぎた4月末まで書いた。それから数日して5月初めに経過観察の診察があり、経過はめちゃくちゃ良好とのこと。出血があったのも「治りかけてるところが肉芽みたいになって、動いてるうちに擦れて出血したのだと思う、これからもあるかもしれないけど全く問題ない」。
次の診察は1ヶ月後になり、5月は遊んだり引っ越し先決めたり働いたり銭湯行ったり、動きに動き回った。ほんとうに新しい人生が始まった感じ。

不動産屋さん苦手なので雇用主に付き添ってもらった。
丁寧な友達のシェアハウスに上がらせてもらった。室内に調理場を拵えていた。振舞われた手作りカルボナーラ。


6月初めの診察のことを友達にメッセージしていたので、それを貼付する。最後の診察になった。

昨日入院していた病院の通院が終わりました。術後の経過、生活に問題なく、井上は元気モリモリなので治療完了です。看護師さんもずっと見守っていてくれたので、「なんか寂しいですね」と言いながら卒業証書のように会計伝票を渡してくれました(笑)
あとはホルモン補充のゲル、もしくはシールをもらいにもう一度大きい方の病院に行きますが、そのうち近所の産婦人科に数ヶ月に一度通うくらいになっていくと思います。

執刀医に、「井上はたまたま子どもを産む気がなかったけど、みんなはあるものなんですか、本能的に?」と訊いたら、「本能…でなく、ほとんどが「そういうもの」と思って産まはるんじゃないかなあ。友達がみんな産んでるから、とか、社会ってそういうものだから、とか」と返事をもらいました。
みんなと同じがいい、という人達がマジョリティですが、「そういう人達もいるんだな」と思うようになっていかなきゃな、と思いました。居心地のいいカタチは十人十色だから、意見されたくないしこちらからする権利もない。

そうか、もう執刀医に会わないし心配ないのかと思うとしっかりしなくちゃと張り詰めてた糸が切れそうで、泣いてしまいそうで、井上はこういう時ひとりでいる選択をしたのだと感じました。誰に言いたい?誰に会いたい?とても難しいです。
でも、幸い先述のお茶を趣味にしかけている友達をつかまえられたので、一緒におそばを食べました。おいしいものを食べることは大事です。食う、寝る、あそぶ。

落ち着くこと、繰り返しの日常ができない性質なので、小忙しいですがお付き合いください(笑)ぽちぽちと「パンツ」も最初から書き始めました。
友達へ送ったメッセージから

その後、ひと月ずつ。

6月は引っ越しでてんやわんや。家具等備え付けのところからの引っ越しだったので引っ越し業者は頼まず、優しい人達に車を出してもらってたくさんの服を運んだ。一生頭が上がらないなぁと言いながら、次に引っ越すときも頼みそう。

社会的信用がないフリーター
内見できないまま入居したら照明がなかった。


7月は動き回りすぎて発熱。生まれつきの体力や免疫力も多分低いんだと思う。個人差。
急に腹痛や吐き気で起きたりすることがなくなったからか、うたた寝ができるようになってきた。鎮痛剤を飲まないと死にそうな数日間がないので、電気ケトルや炊飯器、インスタントの買い置きがほぼない。調子に乗ってたらエアコン風邪をこじらせてすごくしんどかったので、それ以来またこんにゃく畑を常備している。
たまに微熱が出るので、解熱薬と冷えピタも以前と変わらず常備。

発熱外来に行けないのが辛い。


8月は、第七波?の影響を職場がモロに受けたので少し力を抜いて過ごした。

しんどかったこともふんわりとしか覚えてない。都合のいい脳みそ。


ちなみに性交渉は手術後3ヶ月経過したらできる。もちろん妊娠はしないけど膣はある。
これから先も続けていくのはホルモン剤のシールだけ。加齢や生活習慣の問題はみんなと同じように出てくるだろうけど、生理痛、PMS、PMDDとは永久にサヨナラ。

引っ越したときにマットレス付の安いベッドを買ったけど、シーツが白い。白いシーツが汚れるより先に毛玉ができてきた。急に寝込まないから汚れても明日洗えばいいし、しんどいけど何か食べなきゃいけない日もないから食器も少なくていい。しんどいのは二日酔いの夜くらいだ。

ということで、子宮と卵巣の話はこれでおしまい。精神的なことは、「実家に帰らない」「他人に理解されない前提でいる」などの対策をしてフタすることに決めた。抗不安薬を少しずつ減らしていって、いずれは心療内科も卒業できたらいいなと思っている。薬を飲まなくても寝られる日が出てきたので、これもまた無理な話ではなさそう。

誰のためでもなく、まずは自分のために。次に愛するパートナーのために選択できる「普通」が、1日でも早くきますように。

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