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私たちは受講者に何を提供しているのか【マーケティング】

「自社の商品が思うように売れない」

そんな風に感じたときに、
まず行うべきは、プロモーションの見直しではなく、
商品の見直しです。

自社商品を見直す手段として
コトラーというおっさんが考えた
プロダクト3層モデルというものがあります。

このモデルでは、まず、
「その商品が提供している中核価値は何か」
ということを考えます。

例えば、新幹線という乗り物の中核価値は
「速く目的地に行けること」
と定義できます。

「車内で仕事ができること」
「寝れること」
なども価値ですが、
それだけだったらオフィスやホテルのほうが快適ですよね。

中核価値は、
「お客様がそれにお金を払う一番の理由」
と言い換えることもできるでしょう。

そして思うように商品が売れない時は、
中核価値が曖昧だったり、
中核価値と提供商品にズレが出てきていたり
するのです。

たとえば、新幹線が廃れる
イメージをしてみましょう。

その時、どんなことが起きているでしょうか。

例えば、リニアモーターカーが
同じルートで開通して
新幹線より速く目的地に着けるように
なってしまった。

そんな事が考えられそうですね。

「速く目的地に行けること」

という中核価値に対して、
相対的に弱くなってしまったのです。

さて、ではここで質問です。

(1)あなたの商品・サービスの中核価値は?

(2)それは本当に顧客が求めてる?

(3)それは競合より強い?

どうでしょう。

お時間ある方は
じっくり考えてみてください。

これをじっくり考え、
商品をブラッシュアップ
するだけで、

あなたの商品は必ず
大ヒットすることでしょう。

以下、そうした講師やスクール業など教育サービスを提供されている方に対してのメモです。

教育サービスの中核価値は、

「顧客の自己実現」

と言い換えることができるでしょう。

具体的には

・試験対策の講座なら「合格」
・キャリア支援の講座なら「キャリアアップ」
・健康支援の講座なら「健康」
・独立支援の講座なら「独立」

が中核価値です。

あなたの講座は
これらのどれに当てはまりますか?

ここでポイントとなるのは、
中核価値に至る過程である

「スキルアップ」「知識のアップ」

は、手段であって目的ではないということです。

「知識が増えて満足!」
「スキルアップできて嬉しい!」

だけで卒業してしまうと、
最初は良くても、時間が経つにつれ
「あんな講座、受けても無意味だった」
と不満に変わってしまうのです。

怖いですよね~。。。

あなたの商品をヒットさせたいのなら、
中核価値を保証することです。

「合格」
「キャリアアップ」
「健康」
「独立」
を保証する。

これができれば、
あなたの講座は大ヒットします。

なぜなら、
このことに気づき、
実際に保証している講師やスクールは
少ないからです。

え?
保証できない?
受講生の頑張り次第だから?

ノンノン。

それでは中核価値を満たした商品とは言えません。

それは新幹線の例でいえば、
「速く目的地に行けること」
を保証していないのと同じです。

「あなたの頑張り次第で速く着かないこともあります」
「速く着かなくても返金はしません」
と言っているのと同じ。

ありえないですよね。

そう考えれば、
中核価値を保証するのは、
極めて普通の商品のあり方なのです。

この考え方を実際に講座に反映し、

「合格しなかったら、全額返金します」
「転職できなければ、全額返金します」

と中核価値の保証をするのが、今
教育業界のトレンドとなりつつあります。

そして、いち早くトレンドを取り入れ、
大ヒットしているスクールが多数出てきています。

こうした成果保証講座の作り方について、
解説するセミナーを開催します。

8月25日14時から(1時間講座)
成果保証講座の作りかた


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