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やってみてよかった情報52「ザクザクマッチングで、50音表と仲良く♪」

この時期、毎年大活躍のグッズです(⌒▽⌒)

チラリと(⌒▽⌒)

元々は、「国語のじかん」にも載ってる、
「アイスのヘラでマッチング」からの発展系です。

国語のじかんには、動物の名前を題材にしたマッチングのデータと写真が載ってますが、
これ、名前でもなんでも、
・その子の語彙にある言葉を使って
・簡単に楽しいマッチング課題
にできるので、ひらがなの習得が難しい子がいる時にはよく作ります。

で、その延長で作ったのが、この「50音マッチング」です(⌒▽⌒)
割と大きめのしっかりした箱に、50音表を貼って作ります。
あっ、これ、フリーカットのシール用紙を使うといいですよ。
こんなやつ。

なぜかというと、ザクザクさして使うので、
のりで接着してると、ずれたり破れたりしちゃうんですよ。
シールだと貼るのも楽だし、その後も使いやすいです(⌒▽⌒)

これも、作ったのはもう15年以上前(^◇^;)
そして、毎年この時期になると、
1年教室や支援級や取り出しの個別指導で、
ザクザクと使い続けています(⌒▽⌒)

シールを貼った表面はこんな感じ。

文字の上に切れ込みを入れておきます。
あっこれ、データを作るときに、エクセルで作って、
切れ込みの線もグレーで入れとくと、作りやすいですよ(⌒▽⌒)

で、マッチングの相手になるのがこちら

流石にこの本数、アイスのへらを集めるのはきついので(^^;;
(当時、この手の教材を作るためにアイスのスプーンを保護者の人や職員室で
お願いして集めてたなあ・・・)

これは、100均の木ベラかなんかだったような気がします。

今作るならこれを買うと思います。

なんでもあるなあアマゾン。
このアイスの木のスプーンが、
長さといい
幅といい
持った感じといい、
最高なんですよねえ。

で、この木のヘラにひらがなを貼っていきます。
これもシールシートに印刷して、
厚紙に貼ってから切ると丈夫にできます(⌒▽⌒)

でこれをザクザクとさしていくわけです(⌒▽⌒)

単純なマッチングなんですが、
このザクザクさす感じが、子供達に好評です(⌒▽⌒)

難易度も調整できて、
最初は「あいうえお」だけみたいに列の数を減らして
取り組むのがおすすめです。
慣れてきたら、少しずつ列を増やしたり、
「あかさたな・・」と横の行にしてみたり。

まだ文字が読めない子でも、
マッチングなので、無理なく取り組めます。

楽しく取り組めるのと、
数が多くなると一定時間集中が続くので、
とても好きな課題ですが、
「できた!」と言われた後をチェックしてみると、
・似た形を間違えていたり、「ぬ・め」「は・ほ」など。
・さす場所がずれているのに気づいていなかったり、
・過度に時間がかかってしまっていたりと、
いろんなことが見えてきます。

あと、この「50音表」の形にしておくことにも意味があるんですよ。

よく、ひらがながなかなか定着しないケースに対して、
「ひらがな表を持たせる」という支援をしますよね。
でもこれが支援として成立するには、
ざっくりでいいので、
「自分が探している文字が大体どの辺にあるのか」
の見通しが大事なんですよ。

例えヒントの絵がついていても、
「らいおん」と書きたくて「ら」がわからない時、
「あ」から順番に探していくのは大変だし、
途中で何を探していたのかわからなくなってしまうこともあります。
「ら」は50音表の後ろの方にあるはず
とか
「ら」は一番上の列にあるはず
とか
「この辺」という見通しが持てていると、
探す負担がすごく減ります。

なので、いろんな学習機会をとらえて、
50音表を使うことで、仲良くなっておいて欲しいんですよね(⌒▽⌒)

あっデータ、一応貼っておきます。
ただ、大昔のデータなんで^^;
とりあえずフォントは直したんですが、
なぜだか大きさが揃わない・・・
ということで、PDFだけでなく元データも置いておきますので、
調整して使ってみてください。


「50音となかよく」には、いろいろバリエーションがあります(⌒▽⌒)
その辺りまはた(⌒▽⌒)

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