実践みんなの特別支援教育6月号「学びにくさのある子への算数の支援〜不注意や不器用さと算数①苦手さを補う〜」」
連載7回目が掲載されました(⌒▽⌒)
今月号からしばらく、
「不注意と不器用さと算数」が続きます!
算数の学びにくさと不注意・不器用
これ、めっちゃ関係があるんですよ。
・注意を向けないといけない場所を頻繁に見失う
・思考を支えるための操作や作図がうまくいかない
こんな状態がベースにあると、
楽に計算をするための筆算で混乱し、
理解を助けるための操作で混乱し、
手立てが手立てとしての役割を果たせなくなってしまいます。
かつて、どんなに計算ミスを繰り返しても、
頑なに途中の計算を書かずに暗算をしていた子がいました。
「こうすると楽だよ」
「これだと間違えないよ」
といくら言っても拒否していた彼は、
とびきり不注意で不器用な子でした。
彼は、
「そんなこと言われても、それをするともっとわからなくなる」
と感じていたのかもしれません。
でも、みんなはそれでできているのだから、
どう伝えればいいのかわからなくて、
「書きたくないから」
「めんどくさいから」
「これで大丈夫だから」
と言い続けていたのかもしれません。
今月号からしばらく、
この「算数と不注意・不器用」をテーマに取り上げていきます。
1回目の6月号では、
作図の苦手さを支える教具を取り上げています(⌒▽⌒)
このノートで紹介している教具ばかりなんですが、
事例とともにまとめて読んでいただけると、
より伝わりやすいかなと思います(⌒▽⌒)
Amazonで手に入るものから、
手作りの教具まで、色々あります。
読んでいただいて、
「これ、試してみようかな」
と感じていただけるものが1つでもあると嬉しいです(⌒▽⌒)
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