やってみてよかった情報16「数図ブロックカードセット」
操作で混乱するタイプの子が、繰り上がりの計算に取り組む時用に作りました(⌒▽⌒)
実物はこんな感じ
「操作で混乱する」については、こちらをご覧ください(⌒▽⌒)
この、「数図ブロック操作版」の次に作ったのがこれなんですよね。
流石に数図ブロックが20個になるとエリアを分けてもぎゅうぎゅうだし、
ミスは増えるし、
板をでっかくしたら邪魔だし。
で、「もう数図ブロックをカードにしとこう」と(^◇^;)
これだとカードをめくって「6+8」とかのプロックもすぐに提示できる!!
で、それを数えていくことで、「操作の混乱」を減らせるかなと。
使っているとこがこんな感じ。
これはハガキ大のでっかいやつですが、
名刺の紙に印刷したのでも、結構いけました(⌒▽⌒)
ラミネートして上の方はルーズリーフ用の多穴パンチで穴を開けて、
100均のファイルをザクザク切ってマジックテープで畳んだり組み立てたりできるようにして使ってました。
この子が使ってるのはでっかいのでA4ファイル
名刺の紙で作ったときはA5のファイル
畳めるとカバンに入れて持って帰っても使いやすいんで重宝しました(⌒▽⌒)
左側を数字だけのバージョンも作ってます。
最初は全部数図ブロックのイラストがあって数えられるものを使い、
そのうち左の数字の続きとして右のブロックを数えられたら、
数えたしに移行できるかなと思って作ったんですが、
なかなかそうはいかないことが多かったです。
割と、この「両方プロックの絵がある」ものから暗算に移行していくんですよ。
解いているところを見てると、10のお皿に乗ってる数図ブロックの「あいたところ」をもう一方で埋めるようなことをしてる子が結構いたので、
両方に図がある方が、
「10を作る」というのが視覚的にわかりやすかったからかもしれません。
数えたしがいけるタイプだったら、
こんなセットにしなくても
これだけでOK
6+8なら足す数の8のカードを出して、
「6」の後に「7.8.9.10・・・」とプロックを数えていけばいいので。
これなら指でいいじゃん」というご意見もあるかと思いますが、
「指だと間違う」子もいるんですよ(^◇^;)
数えたすという行為と指を折っていくという行為をシンクロさせなきゃいけないでしょ?
そこで間違えちゃう子には、カードが有効でした(⌒▽⌒)
この、「情報をカード化しておく」というのは、
割と応用が効くやり方で、
九九の学習で「・・ずつ」をイラストでカードにしておくと、
それの「いくつぶん」ってわかりやすいんですよね。
こんな感じ
杉本陽子先生は、この「・・ずつ」をたくさんリアルに作って
子ども達の学習用に用意してたけど、
とてもそんな根性も技能もない私は、カードに頼ってました(^◇^;)
でも、これだけでもかなり理解の助けにはなったなあと感じています。
2×3ならこのカードが3枚、2×6なら6枚。
シンプルでわかりやすくて、使いやすい(⌒▽⌒)
おすすめです(⌒▽⌒)
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