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家庭内通貨を始めました

家庭内通貨「ゲーセンコイン」を始めました
命名は長女

勉強をすると父母から娘たちへ支給されるコイン(おはじき)で
コインを使って、父母と遊んだり、iPadでゲームができます

コイン導入の目的は2つ
・勉強習慣をつける
・他人や自分の時間の使い方を身につける

やることになった経緯と
そのルールをまとめてみました。

導入の経緯となった困りごと2つ

1. こどもの勉強習慣をつけたい

長女はやり始めるのも
やり始めてから没頭するまでも
時間がかかります。

勉強をやり始めてから間違ったりするとすぐにスネて
「なんで勉強やらないといけないの?」
とか言い出すので、正直面倒です

少しでもやる気を出してもらおうと
「学研 毎日のドリル」というアプリと教材で勉強してみました

キャラクターを育てるのが楽しくて
順調に毎日やっていました
しかしある日、入力忘れた日があるとボーナスがもらえず
スネて癇癪をおこしたり逆効果の面もありました

ある程度、融通をきかせないと
こどものやる気を継続させるのは難しいようです

2. 大人の時間を確保したい

こどもとは毎日遊ぶ時間を取っています
とても楽しく有意義な時間だなと思っています
でも、遊び出すとなかなか終われない

できれば自分の学びを優先したい時間がある時
「少しだけだよ」と言って、
遊び始めると何度も「もう一回」と言われて
なかなか終わることができません

無理くり終わると
特に次女は気持ちをコントロールできず
すぐに泣いてしまいます

親としては全く遊ばないのも罪悪感
こどもには人の時間を大切にして欲しい
この状況を解決できないかなと悩んでいました

通貨誕生のきっかけ

まずは1つ目の問題を解決するため
「勉強を〇〇ページやったら
 ▲▲をしていいよ」
というよくあることを始めました

でも、基準が曖昧なので
こどもと親で
やったやってないの争いや
こどもが嘘をつくことがありました

じゃあ、明確な基準を作るために
コインをあげることにしました

今度はコインの使い道が必要になります
そこで、親と遊ぶことを使い道の一つにしようとなりました


ルール

1. 勉強した量と難易度に応じて支給

学年や教科によって、難易度が異なるので
コインがいっぱいもらえる教科だけ進めてしまうことになります

それを調整するために
1コインを支給する勉強量を
相談の上決定しました

初日でいきなり意識があっていなかったので
こんな感じで文書化しました

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文書化する時もこどもに話しながら書いています
文書化する必要性2点を伝えました
・人に話したことが、わかってもらっていないことがある
・その時わかっても忘れることがある

2. お父さんとお母さんと遊ぶコインの枚数
遊ぶ時のコインの枚数は、
遊びにかかる時間や親のしんどさレベルに応じて変わります

トランプなら
大富豪や七並べなどは1コイン
神経衰弱は3コイン
(神経衰弱は真剣にやると本当に疲れます)

といった具合です

色々と遊びがあるので
価格表はまだ作成中です

今のところ
親の気持ちによっても変動する
時価総額にしています

チャンスでお金を使うこととか覚えてくれるといいですね

3. 定期的にルール見直しをする

ルールはどんどん見直ししていくことをこどもと約束しています
ルール見直しは家族全員で実施します

こどもの勉強レベルも変わるし
姉妹で勉強の進み具合も変わります

コインが溜まると親が困るし
コインが溜まらないとこどもがやる気でない
相場は変動します

やっている内に親子のどちらかに
不満がでることもあると思うので

こんな調整をしながら
ちょっとした社会経験をしてもらえると嬉しいです

通貨の対象範囲も広げていかないと
こどものニーズが下がって継続できないかも

通貨名の由来

ちなみに通貨名「ゲーセンコイン」の由来を娘に聞くと
「ゲームセンターで遊ぶ時のお金みたいだから」
そのまんまですね。

お父さん、お母さんで遊ぶのもゲーセン感覚なのかな?


通貨導入費用

合計440円(税込)
全てダイソーでそろえました

おはじき 40枚 110円
メッシュケース 2つ 220円
マグネット付きケース1つ 110円

長女と次女のコイン(おはじき)入れ

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おはじきはマグネット付きケースに入れて
冷蔵庫に貼り付けています

最後に

家庭内通貨を通して
こどもが勉強のモチベーションアップだけでなく
時間の使い方を考えるきっかけになってくれると嬉しいです

また数ヶ月後の反応をまとめたいと思います

ではまた。

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