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副業も独算性で取り組んだ方がいいと、今更ながら思った件

副業!って言葉が依然と比べると、一般化したし、ネガティブな印象って無くなったような気がします。

また、今はありとあらゆるプラットフォームが整備されて、誰でも簡単に副業を始められる環境になっています。

あっ、ココで言う副業は「アルバイト」とか第3者に雇用されることでは無く、あくまで個人事業主としてビジネスを開始する場合です。

昨年の12月から中小企業大学校で中小企業向けの経営支援&再建計画についての研修を受けています。その研修を受けて思ったのが、副業と言えど、ビジネスである訳だから、その副業自体を一つの会社として捉えて取り組んだ方がイイかなと。

例えば、自分で副業を開始する時に、その副業に取り組むのに投下できる上限金額を決める。例えば30万円とか50万円。

そして、その上限金額のうち10万円位を資本金に見立てて、残りの金額で副業を展開していく。当然、副業を展開していく上で、利益が出れば、それをさらに事業に投下して売り上げを伸ばす。また、その一部を利益剰余金として資本金に入れていく。みたいな。

そうすれば、単に損益計算書ベースだけでなくバーチャルとは言え、その事業の貸借対照表ベースで副業を捉えることができます。

で、副業を続けて利益が上がらずに、負債が増え続け債務超過状態に陥ったら、撤退!って判断ができますよね。

要は副業を独算性で捉えてやっていくことで、その副業を続けるか、撤退するかの判断ができるようになります。

副業段階からこの考え方で進めていれば、仮に副業がドドーンと伸びて、それを本業に起業となった場合、スムーズに事業を進めることができると思うんです。

副業となると、どうしても現業とごちゃまぜになってしまい、副業自体がどの程度、利益貢献しているかが見えないケースって結構多いと思います。

なんで、気が付いたら副業でドドーンとお金を使ってしまい、手持ち資金が徐々に減っているケースって意外に多いと思います。

こんな感じで独算性で捉えておくと、気が付いたら借金まみれ!って事態は少なくとも回避できるようになります。また、経費使用や知識の仕入れに関しても慎重になるし、投下した費用や仕入れをフル活用しよう!という意識が絶対に働きます。

ホント5~6年前の副業時代の自分に言ってやりたいですよ。独算性で管理しなさい!と。それでやっていれば、一昨年末に窮地に陥ることも無かったでしょうし・・・

丁度時期的にいいタイミングなので、副業をやっているひとは、それを一つの会社と見立てて取り組んでいきましょう。

やっぱり、最低限簿記の知識は持っておくべきだと思います。

現場を熟知しWeb集客に明るいハイブリッドコンサル 大手外食チェーンでの約20年間の業務経験からの知見を基に、飲食店などの有店舗向けのコンサルティングサービス提供。併せてネットやSNSを活用したマーケティング手法をミックスした形での店舗経営&運営の課題解決のサポートを実施