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小規模事業者持続化補助金第5回コロナ型の採択結果が発表されました。

昨日、昨年の12月頭に〆切になりました、小規模事業者持続化補助金第5回コロナ特別対応型の採択結果が発表されました。

第5回の全体の状況は

申請数:43,243件
採択者:16,498件
採択率:約38%

前回第4回が採択率30%を切る状況でしたが、今回は前回+約10%の状況でした。当初はもっと下がるかと予想はしていました。ただ、実際は予想に反して採択率が上昇するという結果になりました。

ちなみに最大100万円補助される、コロナ特別対応型ですが前年度は5回募集があり、その採択率は・・・

第1回採択率:81.6%
第2回採択率:81.3%
第3回採択率:33.9%
第4回採択率:29.4%

第1回、第2回がある意味、イレギュラーだったとも言えますよね。募集・採択の時期がコロナ禍で先が見通せない状況だったので、この採択率は解らないでもないです。

で、この第1回、第2回の採択結果を見て、第3回から申請数が激増した感じですね。それで採択率が下がったという印象。おそらく、例年、キッチリ計画を立てて申請をして事業者はほぼ採択されていると思われます。

第2回までは採択結果がでるまで、〆切から1か月半くらいでしたが、第3回以降はだいたい3か月後に発表とかなり時間が空くようになりました。

第5回分は、5社ほど計画書作成のお手伝いをさせていただきましたが、3社採択、2社不採択という結果になりました。

今年は自社分を含めて14社分のお手伝いをさせていただき、採択されたのは9社でした。不採択は5社。

補助金申請のサポートは今年からスタートしたのですが、全件採択とはさすがになりませんでした。

ちなみに、この補助金は事業所のある所在地によって、商工会議所区分、商工会区分と分けられています。

今回14社の区分での内訳は、

商工会議所区分が10社、
商工会区分が4社

でした。

区分別の採択状況ですが

商工会議所区分が9社
商工会区分が0社

おいおいマジかよ!と言いたくなる結果。

明らかに商工会区分、難しくね?という状況です。

まあ、こういった補助金の審査に関しては、ある意味「運」という要素も少なからず絡んできますから・・・

今回、商工会議所区分で、これギリギリが厳しいかな~と思っていた所が採択され、商工会区分でこれは確実に通るだろう!と言う所が不採択!

どんな基準なのか見えない部分もありますw

今回、計画書づくりをお手伝いして感じたことは、そもそも小規模事業者や個人事業主で事業計画を作れ!ってのは流石に難しいかなと。

だからこそ、作成のサポート業務って商売が成り立つわけですけどね。

次は低感染リスク型ビジネスモデル枠なるものがスタートしましたが、今年のお手伝いは、本当にやりたいことがある事業者さんに限り、お手伝いをしようと思います。


現場を熟知しWeb集客に明るいハイブリッドコンサル 大手外食チェーンでの約20年間の業務経験からの知見を基に、飲食店などの有店舗向けのコンサルティングサービス提供。併せてネットやSNSを活用したマーケティング手法をミックスした形での店舗経営&運営の課題解決のサポートを実施