東京のマンション価格高騰：マイホームの夢は遠のく？リスクと対策を考える

2024年7月1日 05:53

こんにちは、井上です。2024年7月1日の朝、皆さんにお届けする内容は「マイホームの夢を打ち砕く東京のマンション価格高騰」についてです。読売新聞オンラインの記事をもとに、東京のマンション市場の現状とそのリスクについてお話しします。

まず、東京23区の新築マンションの平均価格は昨年、初めて1億円を超えました。不動産経済研究所によると、2020年の平均価格は1億1483万円で、10年前の価格と比べるとほぼ倍増しています。この現象により、一般市民にとってマイホームの夢は遠のいていると言えます。

新築マンションは多くの人々にとって魅力的ですが、その価格は非常に高いです。一方、中古マンションは新築に比べて価格が抑えられており、初期費用を抑えたい方には魅力的な選択肢となります。特に、築浅の中古マンションは、新築のプレミアム価格が含まれないため、コストパフォーマンスが高いです。

マンションを購入する際、住宅ローンの他に修繕積立金と管理費も支払わなければなりません。修繕積立金は将来の大規模修繕に備えるためのもので、多くの場合、安価に設定されていますが、将来的に上昇する可能性があります。このため、マンション購入時にはこれらの追加コストを考慮する必要があります。

同じ1億円でも、戸建てとマンションでは月々の支払いに大きな差が出ます。戸建ての場合、管理費や修繕積立金は必要ありませんが、マンションではこれらが加算されます。さらに、駐車場代などの追加費用も発生するため、トータルコストはマンションの方が高くなることが多いです。

最近では、共働き夫婦がペアローンを組んで高額な物件を購入するケースが増えています。しかし、将来的に離婚や収入減少などのリスクを考えると、ペアローンは非常にリスキーな選択と言えます。特に、高額なローンを組む場合、将来の不確実性を十分に考慮する必要があります。

東京のマンション価格が今後も上昇し続けるかは不明ですが、現時点では高騰が続いています。個人的には、今のタイミングでマンションを購入するのはリスクが高いと感じています。特に、ギリギリの予算で購入を検討している方は、賃貸での生活を検討することをおすすめします。

以上、東京のマンション市場についてお話ししました。マイホームの夢を実現するためには、慎重な判断が必要です。ぜひ、この記事が参考になれば幸いです。チャンネル登録とフォローもよろしくお願いします。

現場を熟知しWeb集客に明るいハイブリッドコンサル大手外食チェーンでの約20年間の業務経験からの知見を基に、飲食店などの有店舗向けのコンサルティングサービス提供。併せてネットやSNSを活用したマーケティング手法をミックスした形での店舗経営＆運営の課題解決のサポートを実施