不惑<踏み台昇降

先日、6月生まれの誕生会があった。年齢その他ばらばらで、本当に楽しく、久しぶりに沢山笑った時間だった。

“40歳は不惑というが本当にそうなのか”という話題になったとき、センスのある方がいた。
「ふわっとくる、ただそれだけのことだよ。」
私は安心した。
不惑というからには、迷わずブレず自分の芯がしっかりしている雰囲気を、ビシビシ伝えてくるではないか。そんなの無理。迷いまくりブレまくり自分の芯は表示時間を5分過ぎたパスタのような私は、39歳の誕生日以降、40代にはあがれない仕組みだなと確信していた。大人の階段をあがれずに、踏み台昇降する自分がはっきり見える。

ところで、踏み台昇降懐かしい。体力測定でやったよね。垂直跳びとか反復横跳びとか、いま一生懸命やったら、2日先くらいに筋肉痛で笑えそうだ。体力測定、今でも学校でやっているんだろうか。

と、やる予定もない踏み台昇降からの筋肉痛を気にするほど、私は、不惑に対しての心配を失った。

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