「なります」が気になります
これってどうなん?と考え続けてきたことがある。
仕事のメールでよく見かける表現。
「お問い合わせの製品は、欠品となります。」
「なります」の使い方、違うと思うんだよなあ。
たぶん、「欠品です。」もしくは「欠品しています。」が適切なニュアンスなはずで。
そういえば、お会計のときも「1500円になります。」って言う店員さんはけっこういる。
偽「なります」を見かけるたびモヤモヤさせられている。
「違うんじゃない?」と教えたい。
とは思うものの、踏みとどまっていた。
本来の意味を、うまく説明できないんだもの。
確かに、「なります」を使いこなすのは難しいのかもしれない。
違うのは感覚的にわかるけど、言語化のハードルがやや高め。
でもせっかくnoteに書いているし、いい機会だからGoogle先生に聞いてみよう。
ああ、それが言いたかった。
モヤモヤを言語化してもらえてスッキリ。ありがとう。
言葉に異常なこだわりがあるもんで、誤りは訂正したくなる。
なんなら実際に、「使い方違うと思うよ。」と指摘したことも何度か。
でも周りのひとは全く気にしていない。
「伝わればいいじゃん。」てな反応なので、改めるつもりはないんだろう。
むしろ仕事のメールに「使い方が違いますよ。」などと指摘をしようもんなら、めんどくさいと迷惑がられる未来が見える。
はあ、悲しい。
日本語は表現の多様さが魅力なのに。
「伝わればいい」「わかりやすさ最優先」の波が押し寄せている。
noteのみなさんならわかってくれるだろう。
言葉で遊ぶのは、めちゃくちゃおもしろい。
でも日常のコミュニケーションでは、思い通りに披露できない場面ばかりで。
わたしは遊び足りていない。歯がゆい。
だからnoteでは、気が済むまで言葉をいじくり回そうと決めている。
まだまだ、知らない表現と出会えることを思うとにやけてしまう。
言葉とは、死ぬまで仲良くあり続けたい。
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