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ポジティブはたのしい

「短所は直さなくていい。」とよく耳にするようになった。
あながち間違ってないんだろう。
短所は長所の裏返しなのは事実だと思うから。

頑固なひとは、意志が強いと言い換えられる。
大ざっぱなひとは、細かいことを気にせず、広い心をもっている。

適切につかえば、むしろ持ち味になれるのが短所だ。

わたしも、考えすぎることやこだわりが強いところは伸ばそうと思う。

ただ、ひとつ絶対に直した方が幸せだと思っている短所があって。
「ネガティブ」なのだけはどうにかしたい。

小学生くらいから、ずーっと首をしめられ続けてきたもんで。

「無理やりポジティブに考えるのは逆効果」みたいな話をきいたことがある。
まあ、わかる。それなって感じだ。

だからといって、いつまでもネガティブでいるのは壊滅的によくない。

ネガティブは、じぶんも周りも苦しめてしまう。
前述の「短所は長所」を、ただの短所に変える手強さ。

考えすぎること自体は、個性にも強みにもなりうると思う。
実際ひとと話してて、「すごい。そこまで考えたことなかった」といった反応をもらうことも多い。

そこに「ネガティブ」が加わるから厄介で。

「なんか今日友だちの〇〇元気ない。わたしひどいこと言っちゃったかな?」
わたしの学生時代あるある。週一ペースで悩んでいた。

別の友だちに相談しては、「考えすぎだろ」と呆れられていた。
そんな反応に対して、余計に落ちこむ。

今になって振り返ると、じぶんでも思う。
「考えすぎだろ」と。
会社の同僚に「上司が機嫌わるいのって、わたしのせいかな?」なんて言われたとする。
秒で思うだろう。
「そんなわけなくない?めんどくさ。」

ネガティブな思考には、相手も不愉快にさせてしまう強力さがある。

同じ考えすぎでも、ポジティブに相談されたら、受け取り方は違うはずなのに。

「今日〇〇元気なくない?なんかおもしろい話してあげようよ。」
と相談できるじぶんだったら、友だちに不快感を与えることは減っただろう。
今更ながら、ほんとに申し訳ない。

ネガティブなじぶんに、人生で悩まされた回数は数えきれない。
でも、残念ながら時間は戻ってこなくて。
だから、まだまだ若いだろう20代のうちに、改善しよう。

本を読んだり、心理学系のYouTubeをみたりした。
正直、腑に落ちる解決策は見つからず。
そりゃ目に見えるものじゃないから当たり前だけれど。

かといって、「ポジティブに考えなきゃ」と思うのは自己否定に拍車をかける。

だから、ポジティブなひとの言動をまねすることにした。
ついでに、ハッピーな言葉たちの並ぶLINEスタンプを買った。
同じ「最高」でも、文字よりスタンプの方がなんだか気軽。恥ずかしくないというか。

前向きを心がけてみて、「こっちのが楽しい」と気づいた。
これからも続けていこう。


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