見出し画像

20代エンジニアの「生き方」に影響を与えた漫画(その1 )

おはようございます。

上京して1ヶ月が過ぎました。緊急事態宣言で、出勤時以外は控えており、東京に来たと言う実感を持てないまま1ヶ月が経ってしまいました。

そんな自粛期間中、何をして過ごしているかというと。。
読書です!特に漫画をよく読んでいます。

そんな漫画好きの僕が、自分の今の生き方に影響を与えてくれた漫画3つとそれぞれの漫画の好きな言葉を紹介します。

今回は1つ目です。

1. 銀の匙 Silver Spoon :  荒川弘 著​

ダウンロード

www.amazon.co.jp/dp/B00BP7M08C

『銀の匙 Silver Spoon』は『鋼の錬金術師』で知られている荒川先生が描かれた、北海道の農業高校を舞台にした学園漫画です。
主人公の八軒勇吾が学力競争に挫折し、そこから逃げるために全寮制である大蝦夷農業高等学校(通称、エゾノー)に進学するところから物語は始まります。

僕が読みはじめたのは2016年、高校3年生の時でした。
当時は大学受験に必死でした。
そんな中、息抜きにと読みはじめた『銀の匙 Silver Spoon』の言葉に
こんなに感化されるとは思いもよりませんでした。

好きな言葉 1: 「生きるための逃げは有りです。」

画像2

  (出典: @荒川弘 小学館 単行本4巻)

「逃げる」ことに否定的だった八軒にエゾノーの校長先生が投げかけた言葉です。

生きるための「逃げ」。自分たちは逃げることのできない経済動物とは違う。もっと自由に生きていいんだよ。

当時の僕も八軒と同様、「逃げる」ことに対して抵抗感がありました。
毎日の勉強で、録に睡眠も取らずに体を壊したことは数えきれません。

そんな時にこの言葉に出会い、心がラクになりました。
無理する必要なんてない。生きるために必要なことを必要なぶんだけやればいいと。

好きな言葉 2:「君の人生は教科書に全部書いてあんのかい?」

画像3

(出典: @荒川弘 小学館 単行本2巻)

八軒のガールフレンドである御影 アキの祖父、御影 大作の言葉です。

先人たちが残してきた本を読む、成功者から話を聞く。確かにこれらは、自分の人生を豊かにするために大きな知見をもたらします。

でも、そこに自分の人生は登場しますか?
残念ながら登場しませんし、学校でも習いません。
教科書にも書いてません。

自分の人生は自分だけのもの、それを紡いでいくのは自分です。

死ぬ時に自分の人生、自分が体験したことが世界で一番素晴らしかったと思えるようになりたいです。

『銀の匙 Silver Spoon』を読んで

「逃げる」ことはダメなことではない。自分の人生は自分で作り上げていく。高校3年生の時にこの漫画に出会ってから、いま色んなことを吸収していける環境を構築することができています。
あの時、この漫画に出会えて本当に幸運でした。

『銀の匙 Silver Spoon』は2020年2月発売の15巻、全131話で終了しています。本当はまだまだ好きなあの言葉、あのシーンを紹介したいのですが、今回はここまでにします。

今、何かに必至に取組んでいて、それでも心が満たされない人にオススメの漫画です。是非読んで欲しいです。

後記

『銀の匙 Silver Spoon』を読みはじめた頃から、青空をよく見上げるようになりました。いつか、北海道の大空の下で、自由気ままに生活したいなと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?