見出し画像

ニラのつぼみは甘くておいしい。花ニラのおひたし

画像1

農家の方から「花ニラ」を頂きました。


ニラに花がついたような、あまり見たことのない野菜ではないでしょうか。

「花ニラ」とは見た目と名前の通り、蕾がついた状態のニラです。

このまま収穫せずに放っておくと、蕾から花が咲いてしまいます。

画像2


花ニラの食べ方ですが、オススメは「おひたし」。

びっくりするほど甘いです。

画像3

「花ニラ」と呼ぶと、何か特別な品種のような感じですが、普通のニラでも放っておくと蕾がつきます。ニラに蕾がついた状態で収穫すれば「花ニラ」という事になりますね。

ハマチとブリのような関係とでもいいましょうか(違うかな)

もっとも最近では、花ニラ専用のニラの品種もあるそうですよ。


いただいた花ニラは、もともと普通のニラ(葉を食べるので葉ニラと言います)の「にらめっこ」という品種だそうですが、農家の方が収穫の時期を逃してしまい、蕾がついてしまったそうです。そんないきさつで我が家にやってきたので、スーパーでは見かけないめずらしいものがいただけました。


ちなみに園芸品種の「ハナニラ」は有毒です。食べられません。

ニラに蕾がついた「花ニラ」と、園芸品種の「ハナニラ」は別物です。

困ったことに園芸品種の「ハナニラ」もニラの様な香りがします。まぎらわしい!

花ニラはAllium属ですが、園芸品種のハナニラはIpheion属に分類されます。

気付いた方もいると思いますが、イフェイオンなんとかというお花が「ハナニラ」と呼ばれることがあるようです。名前が同じうえに、姿もそっくりですが、「ハナニラ」(イフェイオン等)は食べられません。

安易に庭のお花を食べる方はいないと思いますが、スイセンとニラを間違えて食べる食中毒も毎年発生していますから、園芸初心者という事を忘れてはいけませんね。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?