見出し画像

つくる道具、つくる人、つくりたいという想いから生まれたモノが集った一日| 9/23灯すラボポップアップ

「つくるって楽しい!」を見つける場をコンセプトに開催している灯すラボポップアップ。

9月のポップアップは、
物乃工房さん(木工・革製品販売+制作体験)初出店!
空き家さん(カトラリーアクセサリー販売)初出店!
やすだ書店さん(古本販売)
とお届けしました!

(いつになく開催報告が遅くなってしまいましたが...先日の景色を写真多めに記すのでどうかお許しください...!)

今回は、初の出店となる方が3店舗中2店舗。そしてどちらも長崎からご出店いただきました!


物乃工房さんは、長崎県佐世保市崎岡町で木と革を組み合わせたオリジナルの木工・革製品を手作業でつくられています。「使う人にとって、愛着の湧くものづくり」を理念に、お客様一人一人のオーダーにも対応されているそうです。そのおかげで、リピーターさんが多いのだとか。

20年程の年月をかけて磨き上げた技術をもとにしたつくりや処理の丁寧さはもちろんのこと、遊び心があるものも多く、ものづくりを楽しんでいる姿勢が一つ一つの商品から伝わってくるのがおもしろいところ。(工房にいくと、さらにおもしろいものが見れます!)

今回は、木工や革製品をつくる際に出てくる端切れ・端材を作った、今回が初のワークショップも行ってくださいました。

簡単なように見えて、やってみると角度や色、切り取り方など奥が深いロボッチ(物乃工房オリジナルキャラクター)制作体験。子どもより大人の方が夢中になってつくっている姿が印象的でした!


空き家さんは、長崎県佐世保市三川内町でカトラリーアクセサリー(指輪・ブレスレット・イヤリングなど)の制作を中心に作家活動をされています。年代物のスプーンやフォーク、バターナイフなど、ストーリーのある素材を使われていることが特徴です。

当日は、販売だけでなく縁側でライブ制作も行われました。曲げたり、熱したり、磨いたりと、目の前で形を変えていくカトラリーに会場にいた方々の視線は釘付けに。

イベント前の打ち合わせでも何かおもしろいことができないかと試行錯誤してくださり、近辺で拾った石を指輪にするという小さな試みもやってみたり。身近にあるものが、宝に見えてくる。いつもの自分の視点が変わるきっかけになるおもしろい試みでした。

余談ですが、西さんと斎藤さんは制作時に同じような木製ハンマーを使われていますが、西さんはハンマーの中心を使い、斎藤さんはハンマーの端を使います。同じ道具でもつくるもので使う場所が変わってくる、ということに互いに興味を示されていました。
つくられたものだけでなくつくる道具も観察されている様子から、つくる人の目線を垣間見れた瞬間でした。これもポップアップの醍醐味の一つ。


そして、毎回恒例のやすだ書店さん。今回もまた、新入荷の本を追加&入替してからの販売でした。

やすだ書店さんのもとを訪れる方は、焼き物に関わっている方や、何かしらつくることに関わっている方が多く、物乃工房さんのワークショップや空き家さんが制作されている様子にも興味津々。

ものの売り買いだけでなく、「これはどうやってつくるの?」「材料は何?」などなど、いつもより踏み込んだ話をするシーンが多くみられる1日でした。


最後に

9月のポップアップは、見る、触る、考える、やってみるなどいろんな角度からつくることを観察したり体感できた回になりました。

出店者のみなさんからも参加者の皆さんからも「やってみたかったことを試せた」という声を聞けたことが何より嬉しい。
「こりゃいいね。またこんなイベントやってほしい!」という言葉に背中を押されながら、また次回のポップアップを企てていきます。ではまた次回!(灯す屋 石橋)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?