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2023年猪鹿蝶応募の総評


ボイスサンプルでやったらダメな3つのこと

今回はどんなサンプルを作れば売れるのか。逆に言うと、どんなサンプルを作ったらダメなのか。猪鹿蝶の応募サンプルから垣間見えるポイントをお話しします。

猪鹿蝶では応募サンプルに対し、マネージャー陣が、全てのサンプルにコメントを書き、○、△+、△、△-、✖️の5段階評価をしています。


<2023年猪鹿蝶応募サンプルへの評価の分布>

なんと『87%』!の応募者が△評価となっています。多くの人が普通の表現に陥ってしまっていることがわかります。
これをやったら平凡さに埋没してしまう3つ挙げてみます。というか、このゾーンを脱しないと番組やCMのTVOAには届きません。

△の人たちがやりがちな3つこのと

1. ゆったり読むのは危険

アナウンサー系はほとんど、MC系も声優系も多くが題材として「紀行物などの当たり障りのない題材」を選んでいます。しかしキー局地上波では、そんな番組は少数。

しかも紀行物をゆっくりとしたテンポで読むのは、実力が如実に出てしまいます。残念ですが、ほとんどのサンプルで読みの力量不足が露呈しています。よくても無難程度。丁寧にかつ意味を過剰に読みすぎていることで、退屈な読みになりがちです。リズムが崩れ、表現のセンスを感じられない結果となりがちです。

新人にゆっくり読むことを叩き込む教育は、多くがそうなっているでしょうが、疑問を持った方がいいです。生徒も教師も。

2. テレビ番組を研究していない

現在のTV番組やCMに沿った読みを研究して欲しいです。現在の番組作りと乖離した内容になりがちだからです。番組をイメージした構成で、サンプルを作るだけでワンランクアップします。

多くの声優がやりがちですが、声優としての表現アプローチの延長に、今のナレーションはないことを認識してほしいです。

まず声優の大部分は、キャラで読もうとしています。スパイス程度、一部分にあってもいいのですが。キャラで読むとセリフが多くなり、ラジオCM風になりがち。面白い作品もたまにあるのですが、TV番組とは少しずれてしまってます。
ナレーションは自分の持っているナチュラルな声が読むことが一番大切なのです。

3. テンプレートな表現を避ける

サンプルの本来の目的は、制作のDやPをクリエーティブに刺激するためにあるのです。番組をこんな声で、こんなニュアンスで読んだら面白いだろうな、という提案力が大事です。それが抜擢されることにつながっていきます。時にはOAされている読みより、もっと大きな表現で、毒や驚きを加えることが必要なのです。

その上で、やってはいけないことは、テンプレート(定型的)な表現。テレビ・ラジオではテンプレ表現のものが多く存在している現状ではあります。
しかしそれが『古くダサく安っぽく』なってしまってはいけません。70年代からさほど変わっていないBGM。お決まりの売り文句、裏声であおる。

全てではありませんが、ローカルでの制作の多くが当てはまったりします。
流れ作業の制作としてそれらがある程度必要であることも、理解できない訳ではありません。ただそれらの作品では、いつも通りのナレーターを使うか、誰でもよい若手がキャスティングがされています。

少数ですがチャレンジしようとするクリエーターは、魅力ある人材を探しています。もちろん猪鹿蝶のマネージャーもそうなのです。その期待に応えられるナレーターを目指しましょう。

時代の変化をキャッチアップして驚きの表現をやってみましょう。そこにこそ未来への扉があるのですから。

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