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vol.10はじめての ボイスサンプル

ナレーターを中心に、声の仕事ではなくてはならないものになったボイスサンプル。その存在はこの数年でかなり浸透してきており、今では声優でも「ボイスサンプル選考」が急増しています。

そんな中、「いまさら人には聞けない、ボイスサンプルってなに?」にお答えします。

Q1.録音メディアは何がいい?

データが良いです。スホマとクラウドが一般化し、PCにもCD再生機が備えられなくなってきたからです。

Q2. 長さはどれくらいがいい?

誰が聞いてもぐっときちゃう作品の質があれば、時間は問題ではないのです。しかしそんな読みはかなり難しいものです。

当面は1分〜3分がおすすめです。

経験上、売れっ子やそうとう面白い内容でないと、3分を超えると聞き手はキツくなります。多くの初心者が『長い時間聞いてもらうほうが有利』と勘違いしがちです。

でも実際は…長ければ長いほど聞き疲れたり、アラが目立って来たりします。想像以上にマイナスなことになりがちなのです。

プレイをきいて「良い!」と思う時というのは、短い中でもあなたの読みの魅力が伝えられた時ではないでしょうか。

Q3.何種類くらい読めばいいの?

引きつけられる読みなら1種類でも問題ありません。プロのなかにはボイスサンプルで「七色の声」をアピールしている人がいます。が、それで売れていけてるのは、数人のかたに限られています。

新人の場合で”自分の得意なものは何か”がわからない場合など「自分を探るためのサンプル」であれば何ジャンルあっても構いません。しかし他人から評価してもらうことも考えているのなら、2〜4種類に絞ったほうがより伝わりやすいのです。

「まずは読みの種類を拡げることより、少なくてもきちんと伝えられるか」をベースに考えてみてください。

Q4.ナレーションのジャンルって?

現代テレビナレーションは「番組とともに独自の進化をとげてきた」もので、それぞれのジャンルが融合してきています。

とはいえ、理解のために大雑把にわけると
『バラエティ』『情報』『報道』『ドキュメント』『旅もの』
『グルメ』『クイズ』『スポーツ』『映画・音楽』『ハートフル』
『キャラクターナレーション』『CM』『その他』
が挙げられると思います。番組とは違いますが『VP&通販』もあります。

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どんな番組を参考にすればいい?

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学び始めのかたで「どんな番組を参考にしたらいいのか、まったくわからない」という人もいるようです。そういう人は「テレビを見てない。研究していない」人です。

ついつい大ベテランのナレーションばかり気になってしまう。しかしそれは「ベテランしか知らない」ことも多いのではないでしょうか。

まずはテレビを「仕事として」しっかり研究しましょう。そうすれば人気番組から”旬なナレーター”が聞こえてきます。まずは「自分の好き嫌い」から一旦離れて、「”いま”テレビナレーションでは何が求められているか」を探していきましょう。

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コピーすることって?

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初心者だけでなく上級者にとってもナレーションのコピーは上達への近道です。オンエアーされている番組の喋り手の感性を吸収していくのです。

必ずしも自分にタイプが近い人だけでなく、異なるタイプのコピーもお勧めします。表現の多様性につながるからです。そしてその成果をサンプルに入れていくことは、売れるためにもとても有効な手段です。

作り手にとって、どんな番組のどの場面でどんな読みが出来るかを、イメージしやすい利点があるのです。

『人の真似でいいの?』と驚く人もいるかもしれません。

でもそんな簡単に真似はできませんから、思いきって集中してやってみてください。

注意点は声の高低だけをあわせるのではなく、ブレスや強調点など、その人がどんな表現をしようとしているのか。その感性に迫っていくことが大切です。ただしコピーには得意不得意があるようです。

やってみてもどうしてもコピーが不得意だという人(2-3割はいます)は、オリジナルの表現を目指しましょう。それはそんな簡単なことではありません。しかし完成した時には大きな成果が待っているでしょう。

以上「いまさら人には聞けない、ボイスサンプルってなに?」でした

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