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vol.12ゼロから始めるナレーションの学びかた

「ナレーションってどうやって学べるのかわからない」という初心者の方の声を聞くことがあります。ゼロから学ぶにはどんなことから始めれば良いか。ここでは、テレビナレーターになるための、基礎となる練習法を書いていきます。

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声を出す

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発声は最初の一歩であり最も大切なことです。
「リラックス」して伸びやかな声を出すこと。カラオケなど人のいないところで大きな声を出してみましょう。必ずしも歌う必要はありません。
これは日々の練習前におこなうストレッチととらえてください。

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滑舌

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口の周りや表情筋を鍛えていくこと。滑舌は大切な、ナレーションの体幹トレーニングです。実用的な言葉での練習がいいでしょう。

日々の新聞や雑誌を明瞭な滑舌で読んで見ましょう。これは同時に読みこなす練習にもなり一石二鳥です。ただし一頁をかまずに読みこなすのは、なかなかに難しいです。

最初はボロボロでも積み上げることで成果が見えてくるはずです。滑舌は練習の成果が比較的出やすいものです。頑張って続けましょう。

一般的な滑舌練習「あめんぼ赤いな」や「外郎売」でも口の周りの筋肉を鍛えていくことはできます。しかし同じことの繰り返しなのですぐに慣れてしまいます。併用することは構いませんが、実際に使われている言葉を使う方が、より実践的な訓練でしょう。

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テレビを聴く

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様々なジャンルの番組ナレーションを聴いてみましょう。

報道、ドキュメント、バラエティ、情報、スポーツ、、、etc。あらゆるジャンルでナレーションは使われています。自分の好みだけでなく、まんべんなく各ジャンルのナレーションを研究してみましょう。

ナレーションを意識して聴くことができれば、きっとテレビの見方が変わることでしょう。人は聞こえている単語しか話せません。新聞で読みこなせなかった単語も、聴き慣れることでスラスラと話せるようになります。

報道などは初めて聴く難しい単語が連発されます。報道番組を録音して繰り返し聴くことで、次第に話せるようになります。

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テレビを書き起こす

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テレビから流れるナレーションを書き起こしてみましょう。練習の土台となるテキストを作ります。アバンと呼ばれる数分の冒頭部分で構いません。

ここから実践的な練習が始まります。録画した番組に合わせて練習してみましょう。練習も録音しておきます。録画番組と録音と合わせてみると、プロとのリズムの差がわかると思います。しっかりとした滑舌の土台がないとうまく行きません。

足りない部分が発見できたら、それが次への課題となります。発声や滑舌のトレーニングで、課題を克服していきましょう。

ある程度の段階で、「信頼できるプロ」にチェックしてもらうことも大切です。間違えた方向の努力になっていないか、確認しながら練習を進めましょう。

もちろんテレビナレーションを学ぶなら、スクールバーズがオススメです。これは広告(^_^;)

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